こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
師走最初の週末ですね。
今日は午後からハイパートレーニングコースに見学に行きます。
家の片づけや掃除が気になる年末ですが、
心理の道が私にはある・・っということで、
「学びの時間」を優先しようと思います。
あなたは何を優先していますか?

解消されない「親への怒り」とどう向き合う?
親への怒りがいつまでも消えない――。
これは多くの人が抱える深いテーマです。
「もう大人なのに」「昔のことなのに」と自分を責めてしまいがちですが、心理学的には、怒りが残るのには理由があります。
怒りが消えないのは「まだ大切だから」
人はどうでもいい相手には怒りません。
無関心でいられないのは、かつてその関係が人生で大きな意味を持っていたからです。
怒りの根底には、
-
愛してほしかった
-
大事にしてほしかった
-
認めてほしかった
という未完了の愛情欲求があります。
怒りは、その痛みを守る“外側の殻”のようなものです。
怒りの奥にある本当の感情
強い怒りが続くとき、その背景には、
-
悲しみ、絶望
-
届かなかった思い
-
子どもの頃の捨てきれない期待
といった、触れるのが怖い感情が隠れています。
怒りはそれらを守るための防衛でもあります。
どう向き合えばいいの?
① 怒りの存在を否定しない
「怒ってはいけない」と抑えるほど、葛藤は深まります。
まずは、怒りがあること自体を正当なものとして認めること。
② 怒りの奥にある感情を少しずつ感じる
怒りの下にある悲しみや寂しさに気づき始めると、怒りはゆっくりと弱まります。
③ 親の“現実の姿”を見直す
幻想や期待を手放し、親をありのままの存在として心の中で位置づけ直すことが、回復の大きな一歩になります。
④ 「あれほど愛していた自分」を大切にする
親を求め、愛していた自分を否定しないこと。
これが怒りを和らげる最も深いプロセスです。
まとめ
怒りが解消されないのは未熟だからではなく、
“それほどまでに親を求めていた自分がいた”ということです。
怒りは手放す対象ではなく、理解されることで自然に形を変えます。
そのプロセスを丁寧に歩むことで、怒りはやがて自分への優しさへと変わっていきます。
それでも抵抗を覚えるあなたへ
“親を好きだったはずがない”という思いも、あなたの真実。
「あんな親を好きだったはずがない」
そう感じるなら、その気持ちは間違いなくあなたの真実です。
つらさや痛みが大きかったほど、そう思えて当然ですし、その感覚を否定する必要はありません。
ただ、心のどこかに、
本当は好きだった時期があったのかもしれない
という小さな気づきが芽生えるときがあります。
それを認めるのは、とても勇気のいることです。
けれど、その勇気を持てた瞬間、
心がふっと軽くなることがあります。
なぜなら、自分がどれほど傷つきながらも、
本気で誰かを求めていたことを理解できるからです。
でも、今その事実に触れる準備ができていないなら、
それもまた大切な心の反応です。
無理に「何とかしなくちゃ」と焦らなくていいです。
あなたの心が“安全だ”と感じたときにだけ、
その扉は自然に少しずつ開いていきます。
今はただ、抵抗を覚える自分ごと、そのまま大切にしてください。
そして、自分の中の“安心安全の感覚”をゆっくり育てて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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