こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。
 

 

今朝は冷え込みました。

昼間は暖かくて過ごしやすいですね。

 

いよいよ本格的にアウターが必要な季節になりました。

連休明けの火曜日ですがいかがお過ごしですか?

 

久々のブログ更新になります。

この所、やることが多くてですね、テンパっておりますダッシュ

 

___________________

 

 過去の栄光に縋って生きる人

 

~なぜ「過去の武勇伝」は人を遠ざけるのか?~

 

 

あなたには、過去の武勇伝がありますか?

過去の栄光や輝かしい出来事。

 

それをことあるごとに誰かに言いたくなる。

そんな人が周囲にいて少々うんざりしている。

 

もしそうなら、少し自分を振り返っていただきたいのです。

そして、いつもうんざりさせられる側ならば、それは何故なのか?

 

今日は、「過去に縋って生きる人」について書きます。

 

 

過去の輝きに生きる人たち

 

 

事例1

 

ある男性は、学生時代に野球部のエースとして地区大会で優勝し称賛を浴びました。しかし、社会人になってからは、仕事に満足できず、飲み会ではいつも

「あの頃の俺はすごかった」と話します。

最初は懐かしさを共有できても、繰り返される過去の話に周囲はだんだん距離を置くようになりました。

 

事例2

 

かつてはキャリアウーマンとしてバリバリ働き、上司にも後輩にも頼られる存在でした。結婚や出産を経て家庭に入った今でも「昔はどれだけ仕事ができたか」

を語ることが多くなり、

今の自分に満足できず、SNSでは過去の写真や栄光をたびたび投稿してしまう。

家族も友人も悪気なく聞き流しますが、

どこかぎこちない空気が流れます。

 

 

なぜ「過去の話ばかりする人」は嫌われるのか

 

過去の話をすること自体が悪いわけではありません。

しかし、そこに「今を見ていない態度」や「自己防衛」が見えると、周囲は無意識に違和感を覚えます。

 

1.「今の自分」が見えないから

 人は相手の現在を感じ取って関わります。

 過去の話ばかりする人は、まるで時間が止まっているように見え、

 「今のこの人と何を共有できるのか」が見えなくなるのです。

 

2.自己肯定のために語っていると感じるから

 聞き手は直感的に「この人は認められたいんだな」と感じます。

 それが繰り返されると、純粋な共感よりも、疲労感や距離を生みやすくなります。

 

3.過去に閉じた物語を見せてしまうから

 人は「成長」や「変化」に魅力を感じます。

 けれど、過去にしがみつく姿は、変化を拒んでいるように映り、無意識に敬遠されます。

 

4.聞く側の劣等感を刺激するから

 私たちは、他人の「輝かしい過去」に触れると、どこか心がざわつきます。

「自分はあんなふうに評価されたことがない」「私は今も頑張っているのに」

と無意識に比べてしまうのです。

 それは純粋な嫉妬というより、自分の中の劣等感を突かれる痛みに近いものです。

 

5.「痛々しさ」を感じてしまうから

 過去の栄光と、今の姿のギャップが大きいほど、人は本能的に切なさを感じます。その「痛み」に直面するのがつらくて、つい距離を取りたくなる。

 嫌悪というより、見ていられないという共感疲れのような心理です。

 

 

 

女性のケースに見る「失われた自己像」

 

特に女性の場合、社会的役割の変化やライフイベントの影響で、

「かつての自分」と「今の自分」のギャップに苦しむことがあります。

 

キャリアの輝き、恋愛での注目、若さや美しさ、

それらが「私の価値」を示していた時期があるほど、

今の静かな日常に「自分がいない」と感じてしまうのです。

 

そんな時、過去を語ることは「かつての自分を確かめたい」という

心のSOSでもあります。

だからこそ、批判ではなく、「今の私も大切にしていい」という気づきが必要なのです。

 

過去は誇り、いまは挑戦

 

過去の成功は否定すべきものではありません。

むしろ、それを糧に「今の私に何ができるか」を考えることで、

過去は再び生きた意味を持つのです。

 

「昔はこうだった」ではなく、

「その経験があったから今こう考えられる」と言えるとき、

人は真の自信を取り戻します。

 

 

いま、この瞬間から物語を続ける

 

 

過去の章は美しくても物語はまだ途中です。

誰もが「新しい次の章を作る力」を持っています。

 

人は「今を生きている人」に惹かれます。

過去を誇りにしながら、今を丁寧に生きる人こそ、

自然と周囲に安心感と信頼を与えるのです。

 

 

まとめ

 

過去の栄光は「証拠」ではなく「素材」。

いまを見つめ、次の新しい章を生きる勇気こそ、人の魅力を再び輝かせるカギになります。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

 

 

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