こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
紅葉
のシーズンですね。
何処かへお出かけする予定はありますか?
私は近場で紅葉を楽しみたいなと思っています。
都心の中にも良い所がいくつかありますよ。
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前回のブログでは、条件つき愛と無条件の愛について書きました。
条件つき愛情になりやすい背景には、親自身が自己価値に条件をつけていることがあります。
・○○が出来ないと価値がない
・優秀でないと価値がない など
けれど、自己価値は何かができるからあるのではなく、もともとそこにあるものなのです。
今回は、条件つきの自己価値から「ありのままの私」へと移る心のプロセスについて書きます。
「自己受容」とは、自分の中の弱さも欠点も受け入れることです。
一見、簡単なようですが、これは難しく痛みが伴う。
私はそう感じています。
親自身が「ありのままの自分」を受け入れられるようになると、子どもへの愛も自然に変わっていきます。

なぜ自己受容すると子供への愛が変わるのか
条件つきの自己価値から「ありのままの私」を受け入れるへ
はじめに
「子どもをありのままに愛したいのに、つい叱ってしまう」
「いい親でいなきゃ」と焦る気持ちが、心を締めつける。
多くの親御さんが、このような葛藤を抱えています。
けれど、その苦しさの奥には、
自分自身をありのままに愛せていないというテーマが隠れています。
「ありのままを愛する」ことは、子どもに向ける愛であると同時に、
自分自身へのまなざしでもあるのです。
自己受容とは
自己受容とは、
「できる自分」も「できない自分」も、「優しい自分」も「怒る自分」も、
まるごと受け入れること。
「今の私で、もう十分頑張っている」
そう思えたとき、人は内側から少しずつ力を取り戻します。
この安心感こそが、子どもの心に伝わるあたたかい空気の源です。
自分を否定すると、子どもにも厳しくなる
私たちは、自分を許せない部分を、無意識に子どもに投影します。
-
「弱い自分を許せない」と、子どもの泣き言にイライラする
-
「完璧でいなければ」と思うと、子どもにも完璧を求めてしまう
-
「怒ってはいけない」と抑えると、子どもの怒りを怖がってしまう
子どもは、親の心を映す鏡のような存在。
だからこそ、子どもを通して見えるのは、
実は自分の中の癒えていない部分なのです。
子育ては、子どもを育てながら、
親自身の心を癒していく旅でもあります。
自己受容が生まれる瞬間
自己受容は、努力で作り出すものではなく、理解される体験から芽生えます。
たとえば:
-
自分の気持ちを誰かに聴いてもらえたとき
-
「そんなあなたでもいいよ」と受け入れてもらえたとき
-
自分の過去を思い出し、「あの頃もよく頑張ってたね」と感じたとき
人は「理解されること」で、初めて自分を許せるようになります。
そしてその優しさが、子どもへのまなざしにも自然に広がっていくのです。
条件つきの愛に気づいたとき、どうすればいいのか
親として気づいたとき
もし「自分の子育てが条件つきだった」と気づいたなら、それは癒しの始まりです。
「あのときの私は、あのときできる精一杯の愛し方をしていた」
自分を責めるのではなく、そう思えた瞬間、自己否定から理解へと心が変化します。
子育てに「間違い」はなく、そこには学びと成長の軌跡があるだけなのです。
☆修復の愛は、言葉よりも態度で伝わる
過去をやり直すことはできませんが、
「今ここ」から愛を伝え直すことはできます。
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「昔は厳しかったけれど、今はそのままのあなたを受け入れたい」
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「あなたがどう感じていたのか、聴かせてほしい」
説明や説得ではなく、静かな誠実さが愛を回復させます。
子どもは、親の変わろうとする姿を見て、少しずつ信頼を取り戻していくのです。
自分が条件つきで育ったとき
「いい子でいなければ」「我慢しないと」「弱音を見せたら嫌われる」
そんな愛されるためのルールを、自分の中に見つけてみましょう。
それは、かつてあなたが生き延びるために身につけた心の防衛装置です。
自分を責める必要はありません。
むしろ、「よくここまで頑張ってきたね」と、自分に優しく声をかけてあげてください。
☆「条件を外して自分を愛する」練習
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失敗しても「それでも私は大丈夫」と言葉にする
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感情をジャッジせず、「今、悲しいんだね」と自分に寄り添う
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「何もできない日」を責めず、ただ休む
こうした小さな肯定の積み重ねが、「ありのままの自分で生きる力」を育てます。
☆新しい愛の体験を重ねる
もし無条件の愛を知らずに育ったのなら、今からそれを体験し直すことが大切です。
信頼できる人との関係の中で、「弱さを見せても大丈夫」「ありのままを受け止めてもらえた」という体験を重ねることで、心に新しい回路が生まれます。
セラピーや安全な対話は、その再体験を支える場所になります。
もう一度、自分に優しくしてあげよう
過去のどんな出来事も、いまのあなたが自分に優しくすることを妨げる理由にはなりません。
もしこれまで頑張りすぎてきたなら、今度は頑張らない自分を抱きしめてあげてください。
自分を愛せるようになるほど、子どもや周りの人へ向けるまなざしも、自然にやわらいでいきます。
愛は、完璧さでも正しさでもなく、自分自身への労わり・優しさ・尊重の中に宿る。私はそう思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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