こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会のサービス、
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
昨日は、午前中はワークの練習と掘り練(セラピスト練習)をして、
午後からはハイパーコースに参加(見学)してきました。
リトリープサイコセラピーって
難しくて面白くて「興味がつきない」ものなんです。(私にとって)
それはこのセラピーが、個々にカスタマイズされたもので、
同じセラピーは1つとして存在せず、型があるようでないからです。
難しいから、面白いから、興味がつきないから
時間を作っては練習するし探求したくなるのです。
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最初に宣伝です。
早々のお申込みありがとうございます。
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度々傷ついたあなたへ「人の感情が怖い」理由と解決法①
「人の感情が怖い」
そう感じたことがある人は、少なくないと思います。
この感覚、実は「複雑性トラウマ」と深く関係しています。
特に子供時代に親や身近な大人から、
感情的に圧倒される体験を重ねた人ほど、
「感情=脅威」と感じる傾向があります。
このブログでは、なぜ私たちは人の感情をここまで恐れるのか?
その理由を紐解きながら、
「感情とともに生きる力」を取り戻すには、
何をどうしたらいいの?ということを書きます。
なぜ「人の感情」が怖いのか複雑性トラウマの視点から
1.感情を浴びせられた経験
まだ無力な子供だった頃、親や大人の感情にただ晒されるしかなかった経験。
例えば、
大声で怒鳴られる。感情的に泣き崩れる、理不尽に不機嫌なまま無視される。
そうした場面で子供は、「何もできないまま、それを受け止める」しかない。
親の機嫌一つで空気が変わる家庭の中で、「感情=危険」と身体で学んだ。
2.感情は「強者だけが持てるもの」だった
感情を出したら怒られた。悲しんだら「そんなことで泣くな」と言われた。
喜んだら「調子に乗るな」とたしなめられた。
そうした経験を繰り返すうちに、「感情を表現していいのは、大人だけ。自分はダメなんだ」という信念が根付いた。
結果として、
他人の感情に過敏に反応し、自分の感情は押し殺す。そのような不均衡な関係の中で、子供は感情に「巻き込まれる感覚」を身に着けていった。
3.繰り返される絶望の記憶
複雑性トラウマを抱える人にとって、感情は「ただ通過する波」ではない。
むしろ「またあの地獄がやってくる」という予感に近い。
小さなきっかけで感情が高まると、過去の痛みや恐怖がフラッシュバックのように再生され、「まただ」「終わらない」という絶望でしかない。
感情を感じることそのものが、命がけの行為のように感じられる。
よくある2つのサバイバル戦略
そんな状況で、子供が生きのびるために身につけたのが、
2つのサバイバル戦略です。
1.巻き込まれ戦略(親のお世話役になる)
相手の感情を先回りして察知し、機嫌を取る、慰める、役に立とうとする。
これは一見、優しさや思いやりに見えるかもしれません。
でもその背景には、
「怒られたくない」「見捨てられたくない」「罪悪感を感じたくない」
という深い恐れがある。
2.切断戦略(冷静・理論武装する)
自分の感情を完全に切り離し、分析的・合理的に振る舞う。
まるで感情というものが存在しないかのように振る舞うことで、自分を守る。
でもその奥には、
「感じたら壊れる」「無力さに飲まれてしまう」という、静かな悲鳴が潜んでいる。
感情とは、自分の手には負えないもの、恐ろしく醜いものである。
自分はずっと感情を出せなかったのに、相手(親)は出し放題だった。
そんな自分は無価値で無力でしかない。
感情表現とは命がけでするもの
そんな感覚が今でもある方は、
幼少期にたくさん傷ついてきた方だと思います。
これは私の感覚なんですけどね。。。
私のサバイバル戦略は、切断型で理論武装して自分を守ってきました。
昔は正解探しをよくしていました。
今も考えることは得意、感じることは苦手です。
人の感情に過剰に反応してしまう人は、
今も絶望したままの「小さな自分」を救って癒してあげる必要があります。
「よく生きてきたね」って自分に言ってあげて下さいね。
長くなりましたので、このようなサバイバル戦略から
自由になっていくためのヒントや、
感情との新しい関係を築くための方法について書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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和姐さんの4冊目になる書籍が近日発売予定です!!
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和姐さんの2冊目の書籍の装丁が変わりました!!
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同じ本とは思えません!










