こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

(自分はダメ、自分が嫌い)

自分責め、罪悪感が強い

(全部私が悪い、全部私のせい)

 

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会のサービスであります、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

今日で1月も終わりですね。

昨日はお汁粉を作りました。

といっても小豆は炊飯器で調理しましたよ!

 

 

お汁粉は寒い日にぴったりです。

甘さは控えめにせずしっかり甘くしたのです。

 

 

これが美味しかった~!

満足しました~!

 

___________________

 

 

今日のテーマは、深刻な劣等感を抱えた親が子供にすること

【外化】についてです。

 

 

参考著書はこちらです。

まじめさが報われるための心理学

加藤諦三 著

PHP研究所

 

 

 

 

あなたの劣等感は親のモノかもしれない

 

 

あなたは劣等感が強い方ですか?

 

 

「自分は人よりも劣っている」という感覚ですが、

容姿、収入、性格、人脈、社会的地位など要因は様々です。

 

 

劣等感が異常に強い人というのは、

幼少期に「ありのままの自分」ではいられなかった人が多いです。

 

 

その劣等感は自分自身に対してのものではなく、

幼少期に親の劣等感を受け取ってしまっている、

 

 

そんなケースがとても多いのです。

 

 

親自身が劣等感がとても強く、

自分を守るため(防衛)に子供に押し付けたのです。

 

 

不安過ぎるから周囲に責任転嫁「外化」

 

 

外化という心理用語を聞いたことはありますか?

 

P16~

 

 カレン・ホルナイによれば、外化とは自分の中で起きていることをあたかも自分の外で起きているように感じることである。

そしてそれが自分の困難に対して責任があるように思うことである。

自分が自分に怒っているのだが、本人はそれに気がつかない。そしてあたかも誰かが自分に怒っていると思ってしまう。あるいは相手をけしからんと感じて、相手に怒る。自分に対する怒りを相手を通して感じる。

 実際の自分に批判的なときに他人が自分に批判的と感じる。あるいは自分が他人に批判的になる。外化はもともと自分が自分に怒っているときに他人が自分に怒っていると感じたり、怒りを自分から他人に移すことである。

自分が自分に批判的な時に、その「自分が」の方か「自分に」の方かのどちらかを他人に置き変えてしまう。

 

つづき(途中略)

 

 外化とは不安に対する防衛である。要するに現実の自分に対する怒りや不満をどう処理していいか分からなくなって、それをすべて外に投げ出してしまうのが外化である。

その不満や怒りは通常の劣等感という現象を超えてしまっている。虚勢を張ったり、自分で自分にいろいろと言い聞かせたりしても、現実の自分に対する不満は処理しきれないところまできてしまった。そこで起きるのが外化である。

 自分が自分に不満であるのは、現在の状況に原因があると思い込んでいる人がいる。そうした人は何となく日々が不満である。何となく不愉快である。

 



つまり外化とは、簡単にいうと責任転嫁であり八つ当たりです。防衛機制の投影置き換えとも似ています。
 

 
 
例えば深刻な劣等感を抱えた父親の場合、
その父親は毎日不機嫌でそれを家族のせいだと
思い込んでいます。
 
 
子どもがいうことを聞かない
子どもがわがまま過ぎる
子どもが頭が悪すぎる
妻が子供をちゃんとしつけできない
妻が家計をうまく管理できない
 
 
(子供が、妻がって他人が主語の人は依存的で相手を変えたい人です)
 
 
「俺がこんなに大変なのに!」
「俺がお前らのためにこんなに苦労しているのに!」
「何でお前らはそんなにダメなんだ!」
「お前なんて嫌い!」
 
 
って怒りや不満を家族にぶちまけるのです。
酷いですよね。小さな子供は傷つきます。
 
 
自分が自分に失望している
自分が自分のことを嫌いでたまらない
自分が自分に対して怒っている
自分が自分のことを一番ダメだと思っている
 
 
ということなのですが、
全く気づいていないのです。
 
 
そのうえ、そんな自分をどうすることもできないで
切羽詰まっているのです。
 
 
助けてくれ~!
俺をどうにかしてくれ~!
俺は無力なんだよ~!
 
 
って幼児のように母親なるものを求めているのです
(おじさんなのに)
大泣き大泣き大泣き
 

 

深刻な劣等感の原点とは

 

 
当の子どもは無力で親に全面的に依存していますから、
親に言われるがまま、親の言葉を飲み込みます。
 
 
「私って本当にダメなんだ」
「頑張らないと愛されない」
「このままでは受け入れてもらえない」
「期待に応えないと見捨てられる」
 
 
と強迫的に頑張ることがやめられなくなってしまいます。
あるいは怒りを抑圧して無気力になっていきます。
 
 
あるいは、いつも何の理由なのかわからないけど、
いつも辛そうな苦しんでいる父親を見るのが子供心に悲しくて、
 
 
「私が何とかしてあげたい」
「私が助けてあげたい」
「私が役に立たなきゃ」
 
 
そう思って子供なりに親を助ける役割を担おうとする、自分のことは犠牲にして親を優先するようになります。
 
 
いずれのケースも
「ありのままの自分はダメ」という前提を持ちます。
 
 
これが深刻な劣等感の原点です。
 
 

ありのままの自分にOKを出そう

 

 
親が深刻な劣等感を、子供を責めることで
自分を守ろうとした結果、
自分の問題から逃げた結果、
子どもが親の劣等感を背負ってしまう
 
 
という現象が起きるわけです。
これは世代間連鎖していきます。
 
 
本来ならば自分の心理的問題は自分で解決しないといけないのです。
親は自分に向き合えない弱い人間だったということです。
 
 
あなたがもし劣等感が強くて、
あなたの親がこのような言葉を子供のあなたにぶつけていたのなら、
 
 
その劣等感は親の劣等感かもしれませんね。
「ありのままの私でOK」に前提を変えることからです。
 
 
怖いけど親を愛していた
親に愛して欲しかった
親に変わって欲しかった
家族で仲良くしたかった
 
 
そんな切実な思いがあったこと
いつまで経っても叶わなくて悲しかったこと
それらを受け入れて癒すことです。
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
 

 

※オンラインカウンセリングはzoom対応しております。

 

 

 

 

 

 

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