こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自分はダメ、自分が嫌い

という自己否定が強い人

全部私が悪い、全部私のせい

という自分責めの癖、罪悪感が強い人が、

「私っていいな」

に変わるセラピーを目指しています。

 

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会のサービスであります、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

寒暖差が大きいことによる体調不良、自律神経の不調が出ています。

それでも昨日はズンバのイベントが前々から決まっていたので、

 

 

80分踊ってきました。で、終わったらダウンして寝ましたダッシュ

楽しかったのですけど、体調が今一つだったのが残念無気力

____________________

 

 

今日は、前回の続きです。

不安型愛着スタイルの特性④

自分が嫌いについて書きます。

 

 

前回、前々回のブログはこちらです。

 

 

 

 

 

 

参考図書はこちらです。

不安型愛着スタイル

他人の顔色に支配される人々

岡田尊司 著 

光文社新書

 

まず最初に、愛着スタイルは4つあります。

 

①安定型愛着スタイル

②不安型愛着スタイル

③回避型愛着スタイル

④恐れ回避型愛着スタイル

 

 

 

不安型愛着スタイルの特性

 

 

①愛着不安が強い

・顔色や相手の反応に敏感

・承認欲求や見捨てられ不安が強い

・心理的な支配を受けやすい

 

 

②さびしがり屋で一人が苦手

・自分で自分を支えられない

・何もかも話さずにはいられない

 

 

③自己肯定感が低く、自分が嫌い

 

 

④求めすぎて、反応が極端に

・評価が裏返りやすい

・完璧主義になり、ほどほどが苦手

・理想化と幻滅、依存と攻撃のパターンに

   なりやすい

・独占欲が強く、三角関係が苦手

・パートナーや子供との関係が不安定にな   りやすい

 

 

⑤客観視が苦手で、悪い点ばかり目が向いてしまう

・感覚が繊細で、言葉にも敏感

・痛みや苦痛に弱い

 

 

⑥よく気がついてサービス精神が旺盛

・気配りの才能にもつながる

・人の助力を得る不思議な能力

 

 

 

今回は、↑③の特性のについて書きます。

岡田先生の著書のこの章を掲載させていただきます。

 

 

もう名文すぎる!わかりやすい!

なので私なんか、抜粋したり、要約もできないです。

 

 

「私なんか」は自己否定ワードですね・・・

もうどこも削除できないので、この章を全文載せることにします。

 

本書P31~

 

自己肯定感が低く、自分が嫌い

 

 顔色ばかり気にして、人に過剰に尽くしてしまう傾向と表裏一体ともいえるのだが、不安型愛着スタイルの人は、自己肯定感が低く、自分のことが嫌いである。

 

周囲から見れば、とても魅力的な点や優れた点もいっぱいあるはずなのだが、本人は、自分が全部ダメなように思っている。

 

 一見プライドが高く、自信ありげに見える時も、それは虚勢でしかなく、一歩近づいた関係になると、たちまちそのプライドは消し飛び、自分など誰にも愛される値打ちがないと思い込み、相手の蔑みや嫌気におびえる別の姿が露わになる。

そんな自分を見られるのが怖くて、人が寄り付きにくいような見せかけの自信で、自分を守っていることもある。

 

 

 

つづき

 

 自己肯定感の低さは、周りの人をすぐに「すごい」と思い、実際以上に理想化してしまう傾向にもつながる。

ある意味惚れやすいのだ。

そして、自己肯定感の低さゆえに、相手の歓心を買い、気に入ってもらおうとして、過度に迎合したり、相手の都合のいい話に乗ったり、ときには体や虎の子の貯金を差し出してしまったりする。

 価値のない自分が、相手に認めてもらうには、特別な犠牲を払わなければと思ってしまうのだ。

 

 

つづき

 

 自分の持つ長所や美点についても、否定的にしか見ていないことが多い。

他の人にはない優れた能力や手腕、才能も「大したことはない」「もっとすごい人はいっぱいいる」「自分なんか」と低く見てしまう。

 

 その低い自己評価ゆえに、不相応な待遇や苦労ばかりが多く、報われない仕事にとどまり続けていることもしばしばだ。

他でもっと認められるよりも、どこにも使ってもらえなくなることの方を恐れてしまう。

結果的に自分を安売りしてしまう。

 

 

つづき

 

 自分の気持ちよりも、相手の気持ちや思惑の方を優先してしまうため、自分が本当に望んでいることや考えていることが、覆い隠され、押し殺され続けたことで、自分でもわからなくなっているということも少なくない。

 

相手のために役立つことが、いつのまにかその人のしたいことに置き換わり、自分という存在が、相手なしでは意味も価値も持たなくなっていることさえある。

 

 自分の気持ちや考えなど取るに足りないもので、顧みる価値もないと軽くみなしてしまうことは、誰かもっと賢明で、自分に確信を持った人物の意見や指示を聞いた方がよいという思いに連なっている。

 

 

 

不安型愛着スタイルの人は、自分のことが嫌いです。

自己評価も低くて自信がないのです。

 

 

だからこそ強がったり、虚勢を張ってしまいます。

「高いプライドと低い自尊心はセットである」といいますが、

その態度、雰囲気、オーラは、なんか近寄りにくいな~と感じさせます。

 

 

そして、このような人の心の中は、

「自分なんて大したことない」

「自分にはいい所なんて何にもない」

「自分なんて全然ダメ」

 

 

そう自分が固く信じているので、

たとえ人が褒めたとしても決して受け取りません。

 

 

そして低い自己評価ゆえに、

 

 

人に嫌われないような自分に、

人に軽蔑されないような自分に、

人に見捨てられないような自分に、

 

 

ならなければいけない!

そう思って行動します。

 

 

自分が嫌いで自分を酷評しているからこそ、

相手に自分の評価、自分の価値を委ねてしまうのです。

 

 

低い自己評価、低い自己肯定感故に、

役に立つ自分になろうと頑張ります。

 

 

人の役に立っていればライブ感を感じられ、

人の役に立っていれば生きていてもいいと思えるので、

 

 

過剰に人のお世話をしたり、

お世話するために、困っている人をわざわざ見つけ出したりします。

 

 

依存者の問題を強化するイネイブラーになりやすいのです。

 

 

また、自分は×で、相手は〇である

自分がバカ、でも相手は賢い

自分は間違っている、でも相手は正しい

 

 

そう思っているので、↑に「人に惚れやすい」とありましたが、

簡単に人を信じては騙されたり、

支配的な人に利用されたり

悪い人に搾取されたりすることになります。

 

 

宗教や占いなどにもハマりやすいと思います。

 

 

自分で考えたり、決めたりするよりも

自分を信じられないからこそ、

人に決めてもらって、人に従った方がいいと思うからです。

 

 

愛着の問題って根深いですよね。

自己否定の問題も放置してはいけないのです。

 

 

でも何度でも言いますが、愛着は自分で育てることができます。

自己否定の問題も必ず解決できます。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 
 

 

 

このたび、HPが完成しました!(自作です)

 

 

 

 

 

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