こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているのか?
自分はダメ、自分が嫌い
自己否定が強い人
私が悪い、私のせい
自分責めの癖、罪悪感が強い人
↓
「私っていいな」
に変わるセラピーです。
2024年3月より
リトリーブサイコセラピー協会の
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
____________________
まだ夏が続いているような秋になったような、
9月はそのような宙ぶらりんな季節ですが、
今日は秋寄りかな?
3連休最後の月曜日です。
いかがお過ごしですか?
今日は近くの緑が多い大きな公園に家族で行ってきました。
我が子が小さい時はよく来てましたが、
そこへ行ったのは20年ぶりでした![]()
![]()
今日のテーマは、
不仲な両親のもとで育つ子供は
どんな心理的問題を抱えるか
です。
あなたは子供のころ、両親は仲が良かったですか?それとも不仲でしたか?
私の両親はずーーーっと不仲でした。
が、離婚には至りませんでした。
母からは、(子供がいるから)離婚はしたくても
出来ないの!と聞かされましたが、
どう考えても、1ミリも離婚は考えていなかったのだろうと思います![]()
たとえ相手がどんなに憎らしくてもです。
別れるもんか
って感じだったのだろうと
想像します。
「子供のために今は、別れられない」
「子供さえいなければ、さっさと別れられるのに」
このセリフは子供を苦しめます。
私がいることで母(父)はずっと苦しいままだ
母(父)が不幸なのは私のせいだ
私は迷惑な存在だ・・・
↓
子供は自己肯定感が低くなります。
日々を安心して過ごすことができません。
↓
日常的に不安やストレスを抱えることになります。
↓
集中力の低下
それによる成績不振
問題行動につながります。
日々の言い争いや対立を見聞きすることは
ストレスです。
何とかしたいけれど、どうにもならない
という現実はつらいものです。
↓
子供ながらに自分には大人の問題の解決能力がないと感じます。
(当たり前なのですが
)
↓
自分が無力であると感じます。
自己評価が下がります。
↓
自分に自信が持てなくなる
それにより回避的になる
あるいは過剰に依存的になる
↓
良好な人間関係を築くことが難しくなります。
両親の激しい感情のぶつかり合いを見聞きすることはとても怖いことです。
自分の意見や感情を出すことを
躊躇することになります。
↓
感情を抑圧するようになります。
↓
将来的に不安障害・うつ病・依存症になるリスクが高まります。
このように夫婦が不仲のもとで育つ子供は
強いストレスを受けます。
家の中で安心して過ごすことの出来なかった子供、
ストレスを受け続けた脳は、
様々なダメージを受けることになり、
将来、精神疾患のリスクが高まります。
海馬が委縮すると、記憶力の低下、感情のコントロールが難しくなる
2.前頭前野の機能の低下
感情の制御の困難、ストレスに対して過剰に反応する
→問題解決能力や集中力の低下
→うつ病の一因になる
3.扁桃体の過剰な活性化
些細なストレスや不安に対して過剰に反応するようになる
→慢性的な不安障害・パニック障害に繋がる
4.神経伝達物質の異常
感情の安定、快感、モチベーションに関連する精神伝達物質のレベルが下がることで、
うつ病、依存症のリスクが高まる
セロトニンの不足→気分の低下、イライラしやすい、睡眠障害
ドーパミンの不足→快感を感じにくい、興味の喪失、無気力、依存行動
ノルアドレナリンの低下→集中力の欠如、不安を感じやすい
子供にとって両親の関係が
人間関係のベースになります。
人って信頼するに値するものだ、人っていいものだって思えるか否かは、夫婦関係が影響します。
子供は本能的に父も母もどちらも愛しています。
その二人がいつも言い争っていたりすることは、
自分を否定されたと同じで本能的に辛いことです。
どちらか一方の味方をすることも、
どちらか一方を敵視しなければならないことも、
本当は不本意なのです。
自分の心の中に安心感を持てるか、否か
人を信頼できるようになるか、否か
自分に集中して生きれるか、否か
自分を肯定できるか、否か
将来、精神疾患になるリスクを避けられるか、否か
将来、依存症になるリスクを避けられるか、否か
我が子の将来の心の健康
我が子の将来の人間関係
我が子の将来の人生全般
これらに影響するのが夫婦関係である
と言っても過言ではありません。
「子供のために今は、別れられない」
「子供さえいなければ、さっさと別れられるのに」
それでも、こんなことを子供に言いますか?
って話なのです。
子供は安心することができて初めて自分に集中できるのです。
勉強を頑張って成績が伸びるのも、
遊びに夢中になれるのも、
興味あるものを見つけられるのも、
自分が自分らしくいられるのも、
家の中に安心安全があるかどうかなのです。
両親が幸せそうにしているかなのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、
和姐さんの3冊目になります新刊本が、
青春出版社より4月16日に発売になりました![]()
4刷重版決定だそうです![]()
おめでとうございます![]()
![]()
![]()
リトリーブサイコセラピーとは?
![]()
心理セラピーとは?
![]()
和姐さんの書籍です。
ワークもついてておススメです。
![]()

新刊発売「自分を縛る禁止令を解く方法」 | 株式会社ユアエクセレンス(リトリーブサイコセラピー) (yourexcellence.jp)
インナーチャイルドワークのCD、音源データも発売中です。
和姐さんの音声の誘導でインナーチャイルドと繋がってみては?
![]()

https://www.yourexcellence.jp/shop/inner-childcd/






