こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
2024年3月より
リトリーブサイコセラピー協会の
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
台風一過の土曜日です。
いかがお過ごしですか?
帰省や旅行先で台風の影響を受けた方もいらっしゃると思います。
まったくこの時期にお騒がせ台風ですね。
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今日は「怒り」をどのように扱っていますか?
というテーマで書きます。
怒りを感じる時はどんな時でしょう?
自分の大切なものを傷つけられた時
自分の境界線を侵された時
人と分かり合いたいのに分かり合えない時
などに感じます。
つまり怒りが教えてくれるものは、
自分が何を大切にしているのか、
自分のことをわかって欲しい、人と分かり合いたいという
欲求なのです。
何でわかってくれないんだ
何で伝わらないんだ
何で傷つけるんだ
何で壊すんだ
つまり怒りって
悲しい
ってことだったりします。
そして怒りを感じた時にどんな行動を取るか?
「怒り」をどのように捉えて扱っているのか?
それは人によってさまざまです。
怒りを上手く扱える人は、感情調節の上手な人です。
怒りを感じた時、その相手に対して上手く表現できると、
怒りはその場で解放されて無くなります。
ですが怒りは取り扱いが少々厄介なのです。
あなたはどのタイプでしょうか?
①怒りを表現することを我慢するタイプ
②そもそも怒りなんて感じてない、自分にはないというタイプ
③怒りを出す人を選んでいるタイプ
④怒りを生きる原動力にしているタイプ
①怒りを表現することを我慢するタイプは、
↓
怒りを表現するのは大人げない、みっともないと考えて
怒りを出さないようにしている。
または、
怒りを表現すると恐ろしいことが起こると感じている。
自分が般若みたいになってしまい引かれてしまいそうとか、
自分が壊れてしまうかもしれない
相手を傷つけてしまうかもしれないと感じている
ですが怒りを出さないだけで感じてはいるので
怒りのエネルギーは体内に溜まっていきます。
↓
怒りを溜めて溜めて、ある時にドッカーン
爆発して相手との関係を壊す
人間関係を構築しては壊すを繰り返す
あるいは、
相手と表面上のつきあいだけする
言いたいことを言わない
↓
怒りの適切な表現ができないために苦しむ
人との関係が深まらない
②怒りなんて感じてない、自分に怒りなんてないという人は、
↓
怒りを抑圧し過ぎたために感じなくなってしまった人なのです。
↓
自分の怒りがわからない・怒りを感じていることすらわからない
↓
自分の大切なものがわからない
自他との境界線がわからない
人から「よくわからない人」と言われる
↓
自分がない
自分の感情がわからない
自分が自分でわからない
自分で決められず流される
③怒りは出す人を選んでいるタイプは、
↓
外では温厚な人で通っているが、
家族や恋人など近しい関係の人には怒りを出す
↓
根底に「あなたならわかるはず」「お前ならわかって当然」
という甘えがあるのです。
相手は自分よりも弱い存在であることが多い
↓
そもそも怒りの相手は別にいるのに、無関係の弱い相手にぶつけることで発散しているずるい人です。(怒りの置き換え)
↓
他人を怒りのはけ口として扱う
感情のゴミ箱役として利用
↓
本当の相手には伝わらず問題は解決しないまま
無関係な大切な存在を傷つけてしまい嫌われる
関係性の破綻
④怒りを生きる原動力にしているタイプの人は、
くっそ~!
この野郎~!
っていつも何かと怒っています。
そうやって怒ることで自分を動かしています。
私もこのタイプでした。
何もかも面白くない!
何かと不満、気に入らない!
あの人もこの人もみ~んな嫌い!
って周囲に甘えていたのです。
私が一番甘えたかったのは親でした。
この生き方は結構頑張れたりします。
成功体験を積むと癖になってやめられません。
ですが、とても疲れます。
そして若い時は良くても長続きしません。
怒りは強い感情なので、扱い方を間違えると、
人を傷つけたり、関係を壊したりします。
または、怒りを相手には向けられず自分に向けてしまうこともあります。(反転)
自分に向けた怒りが病気を引き起こすことがあります。
怒りの問題を抱える人は(私もそうでしたが)
過去に親に対して感じていた未完了の感情があるのです。
親がいつも怒っていて怖かった
幼少期に怒った時、親に無視されたり、受け取ってもらえなかった
感情を出すことを禁止されていた
殺したい程親を憎んでいた
親を愛しているのに憎まなければならなかった
親に死にたい程わかって欲しかった
どんなに怒っても親には伝わらなかった
そのような恐怖感、悲しみ、無力感、絶望感が心の底にあるのです。
でも 実際の親はもう高齢だし
そんな昔のことは忘れてしまっているだろうし
今更ぶつけても意味がない
どうしようもないじゃないか・・・
またしても絶望感、無力感が襲ってきます。
ですが、過去の未完了の感情は実際の親にぶつけるのではなく、
自分の脳内の親に対してぶつけるのです。
そして自分が自分のことを理解してあげるのです。
そうしたら怒りを解放することができます。
そうしたら日常でイライラすることが少なくなります。
セラピーがお役に立てると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、
和姐さんの3冊目になります新刊本が、
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4刷重版決定だそうです
おめでとうございます
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