こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

我が家は家の前に木が沢山生えていて

夏の間、セミの鳴き声が爆音で響き渡ります。

 

 

朝の4時頃から鳴き始め日没まで、時には夜中でも鳴き、

これが9月まで続き、セミ地獄なのです。。。泣

 

 

鳴き声がみんみんゼミからツクツクボウシに代わると

セミのシーズンもまもなく終わる「お知らせ」です。

 

 

これを聞くのが待ち遠しいです。

でもまだみんみんゼミですけど泣

 

_________________

 

 

今日は、あなたの中に強迫性はありますか?

というテーマで書きます。

 

 

強迫性って私の表現でいうと、

 

 

早く!早く!

もっともっと!

負けないように!

完璧でなければ!

こうあるべき!

理想通りになるように!

 

 

自分を責め立て

自分を追い込み

あるべき姿になろうとする

 

 

こんな感覚といいますか・・・

 

 

このような感覚が身体に張り付いてつらい、

このようなことはありませんか?

 

 

なぜ焦る必要がないのに焦っているのか

何の為に自分を責め立てているのか

あるべき姿とは、いったい何を基準にしているのか

 

 

自分のことなのに、じっくり考えたこともなければ

すごく疲れるのに、やめようともしないっていうか、やめれられない

 

 

以前の私はこんな感じでした。

 

 

強迫性パーソナリティとまではいかないまでも、

この嫌な感覚って強迫性っていうのだわ

しかも自分は神経症なのだって心理を学んで理解したのです。

 

 

この状態を加藤先生は適格に言語化されています。

今日はこれをシェアします。

 

 

加藤先生は「神経症者は要求が多い」ということを最初に唱えた

精神科医のカレン・ホルナイの著書を翻訳されています。

 

 

その前に神経症者ってどんな人なのかというと、

 

精神病とまではいかないものの、その手前の状態。

 

精神的には、

不安が強い、緊張したり、イライラしたりすることが多い。

過剰な恐怖感がある。強迫的な考えに囚われる。気分が落ち込む。

 

身体的には、

不眠、動機、めまい、呼吸困難、吐き気、ふるえなどで悩む。

 

 

このような人が持つ傾向として、

「神経症的欲求の特徴4つ」を挙げています。

 

  • 特長その1 非現実的な要求
  • 特長その2 自己中心的
  • 特長その3 それにふさわしい努力をしないで、それを求める
  • 特長その4 復讐性

 

この4つの特徴のうちの4つ目の復讐性について

書かれた一部が↓です。

 

 

心理的に病んでいる人にとって実際の自分は軽蔑の対象でしかない。

責める対象としての自分なのである。

もう一方に愛される自分、人々から尊敬される自分がいる。

それが理想の自分である。

この理想の自分と実際の自分の緊張関係から強迫性が生まれる。

 

 

つづき

 

不安と強迫性との関係を頭においておくことは大切である。

つまりそれを頭においておけば、自分が何かに強迫的になった時、自分の中にどのような不安の原因があるのかと反省することが出来るからである。

自分には自分が気が付いていない何かがあるのだと反省してみることが出来る。

何で自分はこんなにまで名声を追求するのかと言う反省である。

 

 

 

 

神経症の人は不安が強いといえます。そして、

最初の方で書いた私の「強迫性」のイメージ

自分を責め立て

自分を追い込み

あるべき姿になろうとする

 

 

これ、加藤先生の言葉と重なるなって思いました。

(こんなことを書いて恐れ多いのですけど)

 

 

実際の自分はダメだから

自分を責めて、

自分を追い込んで、

理想の自分にならなきゃ!

って思っている

 

 

実際の自分と理想の自分との差が大きすぎる時

強迫性が生まれる

 

 

理想が高すぎれば高すぎるほど

素敵な自分を目指せば目指すほど

実際の自分とは違いすぎてヤバイ!ってなる

 

 

実際の自分はまるでダメなのですから

他でもない自分が自分のことをダメだと思っているのですから

 

 

理想の自分を目指して頑張ることは

努力家のようですけれども違うのです。

 

 

強迫性は自分責めなのです。

理想の自分になる為に頑張り過ぎることは神経症の証拠です。

 

 

 

強迫的に理想の自分になろうとするのは、

誰かを恨んでいるからである。

 

だからこそ

理想の自分になって自分で自分を癒したい!

 

今こそ自分が満たされることを今か今かと

待ち焦がれているのである。

 

 

私はこの↑の文章を「自分の受け入れ方」(PHP研究所)加藤諦三著

を読んだ時にみつけたのですが、本当にそれよ!って思いました。

 

 

誰を恨んでいるのかというと、親です。

強迫性って復讐心の表れです。

(私の場合はそうでした)

 

 

そして、何をそんなに自分は自分をダメだと思っているのか?

ここに意識を向けることです。

 

 

理想の自分になって何が欲しいのか?

今の自分は何が不安なのだろう?

 

 

自分が気づいていないことに気づくって

難しいことですけれど、

 

 

身体が(強迫性が)教えてくれているのです。

身体の声を聞くことだと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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