こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って
根本解決のお手伝いをしています。
プロフィールはこちら
2024年3月より
リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングを
担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
MLBオールスターゲームでの大谷翔平さん
めちゃカッコいいですね!!
話が変わりますが、
一昨日ぽっかり時間が空いたので
「トノバン」という映画を観てきました。
トノバンって加藤和彦さんの愛称です。
知らない、わからない人も多そうですけど、
加藤和彦さんって日本の音楽界の先駆者的存在で、
松任谷正隆さんや吉田拓郎さんも憧れていた人で、
「帰ってきた酔っ払い」とか
「あの素晴らしい愛をもう一度」を作った人です。
この映画、良かったです。
小さな映画館でしかやっていないのですがおススメです。
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今日は、自分は頭が悪いという感覚
というテーマで書きます。
参考図書は、加藤諦三先生の著書です。
「無理をして生きて来た人」
PHP新書
「自分は頭が悪い」と思って生きている?orいない?
私はずっとそう思って生きてきました。
「私は絶対にマジで間違いなく頭が悪い」って思っていました。
「私なんて全然大したことない人間」って思っていました。
子供の時から成績が今ひとつだったし
高学歴でもなく
記憶力も悪く
特に理数系が苦手で
これは主に子供の時のことですね・・・
主に学業、学歴を指してます。
大人になってからは経歴、社会的地位を指してそう感じているのです。
ですがやっと最近になって「そうでもないのかも・・・」
と思えるようになりました。
なぜそう思っていたのかというと、
「お前は頭が悪い」って両親から言われ続けたからです。
そんなことないもん!って反抗もせず
そうなんだなあ、そうだよなあって黙って受け入れていたのです。
私がすごいことを思い知らせたいって思いながらも
身体が思うように動かずにいつも堂々巡りになってしまい
成績は振るわずでしたし、
いつも頭がぼ~んやりしていました。
でもこれは、親自身が自分のことを頭が悪いと思っていたのです。
両親はものすごく劣等感の強い人たちでした。
だから私を責めることで劣等感を払拭しようとしていた
私に張り付いた劣等感は親のものだ!!!
私のじゃない!!!!
ようやくこれが腑に落ちました。
「自分達の劣等感を私に投げつけないで下さい」
「自分達の劣等感を私を使って払拭しようとしないで下さい」
「この劣等感はあなた達のものです。だからお返しします」
セラピーの現場でクライアントさんに言ってもらう言葉なのですが、
それを自分にも言ってあげます。
これは「新しい回路を作ること」だと、
加藤諦三先生は著書の中でおっしゃっています。
第2章 軽く扱われて生きてきた
「頭がよくなければ愛されない」と思い込む より抜粋
小さい頃、なぜ?を言える人がいれば強くなれる。
弱い人は、成長期にリラックスできる人がいない。自分の弱点を気にしないでいられるという人がいない。
自分の弱点を隠さなくてもよいという人がいない。
頼れる人がいないことが、生きるに際してどれほどのプレッシャーであるかは、おそらく愛着人物の有効性を信じて成長した人には、理解できないことかもしれない。
つづき
ある美しい女性は、自分が「不美人」だと劣等感に苦しんだ。
それは母親から、「あなたは醜い」と責められたからである。そして、劣等感こそ、その母親の劣等感だったのである。
彼女は周囲の人から、「美人ですね!」と言われたかもしれない。
しかし彼女にとって、母親が唯一の重要な他者である限り、他人が言うことは彼女にとって心理的な事実にはならない、他人の言うことなど関係ないのである。
頭に記憶として残ることはあっても、それが感情をともなって記憶されることはない
劣等感は事実とは関係ない。
親からの投影による避難で劣等感を持つ。
だとすれば何度も何度も自分に言い聞かせれば、新しい回路ができる可能性はある。
重要な他者の自分に対する反応から、自己イメージを作る。
他の人は頭が良くなくても愛されるが、自分は頭がよくなければ愛されないと思い込む。
「自分はこうでなければ愛されない」と思い込む。
「私は愛されるに値する」と自分に何度も言い聞かせれば、新しい回路ができる可能性はある。
そしてなぜ勉強が出来なかったかというと、
家が落ち着かなかったからです。
いつも家の中が不穏で緊張が張り詰めている、
失敗したら死んでしまうような恐怖がいつもある、
一挙手一投足を否定される、
そんな環境でゆっくりできるわけがない
自分に集中できるわけがないわけです。
大切なことは今の自分のために、
過去の自分を救ってあげることです。
過去にさかのぼってその時感じていたことを
一つ一つ感じ切ることが自分を救ってあげることです。
第2章 軽く扱われて生きてきた
母親が自分に向いてくれていたか
より抜粋
P95~
元気よく落ち着いて勉強するためには、どうしたらよいか?
自分の目的ができれば人は落ちつく。心が落ち着かなければ勉強はできない。
人は、自分の軸がないから落ち着かない。自分の軸とはその人の生き方。
「落ち着いて」ということは、「自分と他人を比較しない」ということである。
目的が必要といっても、目的を間違ってはいけない。
今、なんとなく元気がないあなたは、いつから元気を失ったのか?
小さいころ、大好きな人がいたのではないか。しかしその大好きな人が、自分を十分にかまってくれなかった。
何をするのも臆病なあなたは、小さい頃、好きな人から期待したほど自分を認めて貰えなかった。
その人は、あなたが一緒にいてほしい時に一緒にいてくれなかった。
そうした絶望が、心の底に鬱積されているのではないか。
自分を信じられるようになるために、自分の心の底の絶望に気がつくことは大切である。
いつあなたは絶望したのか?
なぜ絶望したのか?
つづき
「お母さん、こっちを向いて、私だけのお母さんになって」と心の底で叫んだ時に、お母さんはあなたの方を向いてくれなかった。
何をしても楽しくないあなたは、そんな体験が積み重なったのではないか。
そしていつしか、そう叫ぶことも止めてしまった。叫ぶことが無駄だと感じたから。
その時にあなたは絶望したのではないか。
そんなあなたが、明るく素直になれるはずがない。
なぜ自分は元気が出ないのか?
なぜ自分を信じられないのか?
なぜ自分はエネルギッシュに生きられないのか?
なぜ実際には変われないのか?
あなたはなぜ、心を閉ざしたのか、それを自分で分析することである。
そしてそれを話せる友達を作ること。
落ち着いて勉強するということは、心がスッキリしていなければ駄目。
心の中のことを話さなければ駄目。話してスッキリとした時の心理状態、それがあなたの心の軸となる。
加藤諦三先生が書いておられることをまとめるとこうなります。
過去を癒す
過去の自分を救ってあげる
再度その時の絶望を感じなければならない
↓
気分がスッキリしてくる
↓
落ち着いてくる
↓
自分の軸ができてくる
↓
やりたいことが見えてくる
↓
目的ができる
↓
行動ができる
↓
努力の積み上げができる
↓
自信ができる
↓
「自分ってそれほど頭悪くないかも」って思える
「私より頭のいい人は山ほどいる。でも私は私でいいじゃん」って思える
私がようやく劣等感を克服できつつあるのは
自分の軸ができたことと努力の積み上げができている
からなのかもしれません。
「自分の軸ができる」とは私なりの解釈だとこんな感じです。
過去も含めてこれが私なんだって受け止められること
誰かと比較して一喜一憂しないしないこと
自分が自分の味方でいられること
年齢は関係ありません!
セラピーがお役に立てると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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