こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

暑いですねー、この時期に35度って、

これからどうなるのでしょう・・・

 

 

エアコンはつけっぱなしですか?

この夏の電気代はどうなるのでしょう?

 

 

何処か涼しい図書館にでも行くか・・・

とにかく暑い、暑すぎですダッシュびっくり

 

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今日は過去はどうであれ自分を育てていくということについて書きます。

 

 

幼少期に親との関係で苦しんだあなたが、

今も生きづらさを抱えて苦しいあなたが、

 

 

自分を癒し、

自分を取り戻し、

自分を育てて、

自分を生きるために

 

 

大切なことは何か?

 

 

中野信子さんの著書「ペルソナ」講談社現代新書を読んで

感銘を受けた章をご紹介したいと思います。

 

 

実に完結に大切なことがぎゅっと詰まっています。

こんな名文が書ける中野信子さん、尊敬します!

 

頭がいいんですね~キューン飛び出すハート

 

P50~

毒親の試練はどんな意味があったのか

 

 子はごく幼いころに親(主たる養育者)との関係を通して「内的作業モデル」、簡単に言うと、他者とかかわるとき無意識に使われるテンプレートを身につける。

周りから受容されて育った子は、自分が困ったら相手にこう伝えれば伝わるのだと相手に信頼を置いて行うコミュニケーションスタイルを学習できる。

ところが、これを学習できる機会に恵まれない子供もたくさんいるのだ。

 

 拒絶されて育った子は、本当に必要なものがあっても言わずに黙ってしまう。

泣き叫ばなければ要求に応えてもらえなかった子は、ちょっとでも困ったことがあると感情的になり、必要以上に激しく主張し、周りから恐れられたり敬遠されたりしてしまう。信頼を置いて行うコミュニケーションを学ぶことができなかった場合、親以外の相手、例えば友人、パートナーなどに対しても、過剰な遠慮や回避、そして過激な応答をしてしまう傾向ができあがってしまう。

 

 親子関係のきしみが自分の見えない癖となって刻まれ、人格や行動のパターンを形作ってしまうのかと思うと、いたたまれなくなり、ますます親を責めたくなる気持ちが募る人もいるかもしれない。つらかった出来事を、なかったことにすることもできない。

 

つづき

 

 過去に起きた事実はもはや変更できるものではない。ただし、事実の解釈を変更することは可能性として残された部分だ。

 

「あの人のせいで今の自分の不幸がある」と、死ぬまで恨み辛みを背負うのも生き方の一つだが、この試練は自分にとってどんな意味があったのか、という視点は感情の解決をつけるための手がかりとなり得るだろう。

 

 コミュニケーションのひな型は、幼い頃に形作られるとはいえ、経験を重ねるなかで意識すれば変えていけるものでもある。

親との関係で規定されてしまったかのような思考と反応の癖も、その後の人間関係によって変わることがある。

 

 安定した相手との間で、信頼関係を築くことができれば、不安定だった人も時間をかけてだんだん安定してくる。

親のことを許し難いと思っていても、それはそれでいいのだ。

 

自立した大人同士の、信頼できる関係を築ける人と一緒にこれからのいい人生をすごそうと決め、そうやって生きていくことは十分に可能なことだ。

 

毒親を叩きのめせば幸せになれるのか。そうではない。

自分をどれだけ大事にできるのか、そのやり方を大人になってからでも学ぶべきなのだ。

信頼できる相手との関係を少しずつでも築き、できなかった安定したコミュニケーションをできるように、自分を育てていくのは自分なのだ。

 

 

私は親に恵まれなかったせいで・・・

私が不幸なのは毒親だったから・・・

 

 

そうやって親を恨んで憎んで一生を終えるか?

 

 

たとえ過去がそうだったとしても

事実は変わらないとしても、

 

 

過去に対する解釈を変えて、

これからはどう生きていきたいかを考えるか?

 

 

生き方は選べるのです!

 

 

過去に親との関係で苦しんだ人は、

今も生きづらさを抱えて苦しい人は、

 

 

つき合う人を慎重に選ぶことです!

 

 

安定した人との関係の中で、

大人になってからでも思考と反応の癖を

修正することは可能である!

 

 

そして一番大事なことは、

 

 

自分が自分を育てていくと決めること!

主体性が不可欠です。

 

 

いつまでも受け身じゃダメなんです。

(初回はいいのですけどね)

 

 

あの人に癒してもらおうとか、

あの人に依存したら何とかなるだろうとかね・・・

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、

和姐さんの3冊目になります新刊本が、

青春出版社より4月16日に発売になりましたキラキラ

早くも3刷重版決定だそうです飛び出すハート

おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

下矢印

 

 

心理セラピーとは?

下矢印

 

 

 

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