こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

朝からすごい雨の金曜日ですね。

関東ではあちこちで大雨警報が出ているようです。

 

 

どんよりと蒸し暑いのも嫌ですねえ。。。

何か気が晴れることしてみましょ!

 

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脳みそについて 

シリーズで書いていますが、

 

 

今日で11回目になりました!!

今日のテーマは、

比較はメンタルに悪いについてです。

 

 

参考図書はこちらの本です。

メンタル脳

 

アンデシュ・ハンセン 著

マッツ・ヴェンブラート 著

久山葉子 訳

 

 

著者はベストセラーになった「スマホ脳」を書かれた精神科医です。

この本は中・高校生に向けて書かれたそうです。

 

 

ですが、いい歳の大人が読んでもとてもわかりやすいです。

字も大きくて読みやすいのも嬉しいです。

 

 

脳に興味を持ってもらえたらいいなあと思って書いたそうです。

著者の若い人たちへの優しさやエールが感じられる本です。

 

 

本書、第7章「なぜ孤独とSNSがメンタルを下げるのか」

から抜粋しております。

 

 

P151より

 

比較がメンタルを下げる

 

 連帯したグループから追い出されないよう、脳は常に「私はこのグループに適している?」「私で大丈夫?」「私にはここにいさせてもらえる価値がある? そのくらい賢い?面白い?かっこいい?」と問いかけています。

 

しかし現代の私たちが生きる環境は脳が進化した頃とはまったく違っています。

 

 今ほど自分がダメに見える理由が多い時代はいまだかつてありません。

 

 SNSでは常に、見た目には完璧な人生を見せつけられます。

友人の修正済みの写真投稿(誰だって一番素敵な自分を見せたいですし、満足した写真しか載せません。それは皆同じです)、

 

さらには何千人というインフルエンサーのキラキラした人生が連続投稿されてきて、それと自分を比べてしまいます。

 

後ろに見えている景色からインテリア、化粧、照明まですべてプロの手を借りていると頭ではわかりつつも、です。

 

写真はもちろん編集されていて、ちょっとした難点なら隠せます。

その結果、とてもではありませんが自分には手の届かないようなレベルになっています。

 

 

つづき

 

 自分にとっての自分(脳が見せる自分のイメージ。お世辞にもイケてるとは言えません)と他の人(彼らが見せたい素敵なイメージ)を比べたら、いつだって自分が負け犬、もう本当に完敗です。

 

そして私たちの多くが起きている殆どの時間スマホを手にしているため、常に自分よりもかっこよく、賢く、リッチな人気者がいることを思い知らされることになります。

 

 その影響で、私たちはヒエラルキーの下へ下へと落ちていき、グループから追い出されるリスクが高まったように感じるのです。それを脳は何よりも恐れているはずなのに。

 

 とはいえ「人間はこれまでもずっと自分を他人と比較してきたのでは?」と思うかもしれません。それはそうなのですが、昔はグループも小さくてぱっと見渡せるくらいのサイズでした。

 

ところが現代の私たちは世界中の人と競っているのです。

 

 

 

狩猟採集民だった頃から、私たちは人と連帯することで生きのびてきました。

グループに属することであらゆる危険から身を守ってきたのです。

 

 

ですから、

グループから追い出されること=命の危険にさらされること

 

 

私たちが孤独が怖いと感じるのは長い歴史を経て受け継がれているのです。

 

 

私たちの脳は狩猟採集民だった頃に進化してそのまま変わっていません。

脳は時代が変わったことが理解できないのです。

 

 

今は誰もがSNSで世界中と繋がれるような時代です。

スマホがあれば友達の動向や世界のインフルエンサーの人生を覗くことができます。

 

 

それらを目にするたびに、

 

何て素敵なんでしょう!

すごい充実度!

羨ましい!

 

 

(当然彼らはキラキラ見せることにプロの手を借りているのですが)

(友達だって精一杯の見栄を張っているかもしれないのですが)

 

 

それと自分を比べては、

私って何てつまらない人生なんだろう

私なんてダメだ・・・

全然イケてない・・・

 

 

まだ脳が柔らかい若い人は特に、

そうでない大人でさえもそう感じてしまうのです。

 

 

そうすると、脳は、

 

 

私はヒエラルキーの下へ下へとどんどん下がってるぞ。。。

そのうちグループから追い出されるぞ。。。

ヤバイ!

生きのびられないかもしれない!!!!

 

 

って脳が勘違いしてしまい、

危険を察知するようになるのです。

 

 

グループのヒエラルキー内で自分の地位が高い人→心の健康度が高い

グループのヒエラルキー内の自分の位置が低い→心の健康を害する

 

 

ということがわかっているそうです。

 

 

そしてSNSをやっている時間が多い(一日4~5時間)若者ほど

「自分に不満を持っている人」が多く、

「不安や気分の落ち込みを感じている」のだそうです。

 

 

「比較」はメンタルに悪い

そしてキラキラしたSNSはメンタルに悪い

SNSのやりすぎはメンタルに悪い

 

 

なので身心の健康の為にはスマホの時間を減らすことなのです。

ついつい見てしまいますけどね。

 

 

キラキラした投稿ほどプロの手が入った加工品だと思って

それを見て一喜一憂するのはやめましょうね。

 

 

つづきを次回に書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、

和姐さんの3冊目になります新刊本が、

青春出版社より4月16日に発売になりましたキラキラ

早くも3刷重版決定だそうです飛び出すハート

おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

下矢印

 

 

心理セラピーとは?

下矢印

 

 

 

和姐さんの書籍です。

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