こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
プロフィールはこちら
2024年3月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングも
担当しております。こちらもよろしくお願いいたします。
今日は真夏のような日差しを感じました。
まだ6月だというのに7月8月はどうなるのでしょう?
体調を崩さないようにしたいですね
アイスコーヒーがとっても美味しい今日この頃ですけど、
飲みすぎに要注意です。→コレ、毎年言ってる私![]()
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冷たいものの取りすぎは夏バテになります。
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脳
について
シリーズで書いていますが、
4回目の今日のテーマは、ストレスと不安の違いについてです。
参考図書はこちらの本です。
メンタル脳
アンデシュ・ハンセン 著
マッツ・ヴェンブラート 著
久山葉子 訳
著者はベストセラーになった「スマホ脳」を書かれた精神科医です。
この本は中・高校生に向けて書かれたそうです。
ですが、いい大人が読んでもとてもわかりやすいです。
字も大きくて読みやすいのが嬉しいです。
こんな本を私も高校生の時に読みたかったなと思います。
今の中高生は誰もがスマホを持ち、SNSでキラキラした投稿を見ては、
悔しがったり、羨んだり、いつも誰かと自分を比べていることでしょう。
情報過多ですし昨今ではうつや不眠を訴える若者が多いので、
脳に興味を持ってもらえたらいいなあと思って書いたそうです。
わたくし、まんまと興味を持ちました!
脳科学
というと難しそうですがメンタルケア
の観点から、
脳
の特性について書いていこうと思います。
今日も前回と同様に第3章から抜粋しております!
ストレスとは、
身体や心への負荷に対する反応で、
「感情」というよりは、
「身体の中のプロセス」である
ジョギングをする・学校でテストを受けると、
身体はストレスを感じる
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血液を筋肉に送るために心拍数が上がる
集中する
その時に必要のない身体のシステムはスリープモードに入る
「闘争か逃走か」の状態
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命を失わないように闘うか
OR
逃げ出すかで体制を整える
適度なストレスは良い刺激になる
何かやらないといけない時に身が引きしまる、慎重になれる。しかし、
長く続くストレスや強すぎるストレスは、特に感情面で問題を引き起こしてしまう
そもそも不安とストレスの違いとは?
不安→「事前のストレス」
「危険かもしれない」と考えた時に、実際に危険でなくても沸き起こるもの
ストレス→現実の「危険」によって引き起こされるもの
明日、先生に怒られたらどうしよう→不安
先生に怒られた→ストレス
強い不安というのは、
「何かがひどくおかしい」という非情に不快な感情である。
何に不安を感じるかは人によって違う
不安を感じる頻度や強さは人によって違う
例えば、
不安がしつこくうずいて心が安らぐことがない
急に激しい不安に襲われる
クラス全員の前で発表するなど何かをする前に不安を感じる
乗っている飛行機が落ちるかもしれない
戦争が起きるかもしれない
恐ろしいシナリオが頭に浮かんでしまう
などなど
けれども大切なことは、
不安も空腹や疲労と同じように
人間にとって自然な感情であるということ
だからこんな言葉はナンセンスなのです。
不安になってはいけない!
不安な時は楽しいことを考えなきゃ!
もっとポジティブに!
こんな言葉で不安は消えたりしないのです。
よくやりがちなことですけれども。
そもそも不安とは
脳が「何かがおかしい」と私たちに知らせるための手段である
不安を感じる
事前のストレス「危険かもしれない」
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ストレスシステムを起動
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脳の扁桃体が警告!
「何かがおかしい!」
たとえその不安の原因が漠然としていたり、
ありえないようなものだったとしても、
脳は全力を尽くす
扁桃体の役割は、
「脳の警報センター」で火災報知器のようなもの。
ちょっとした危険にも大々的に警報を鳴らす。鳴りすぎであっても鳴らないよりは良い。なせならば、
脳の仕事は私たちを生きのびさせるためにあるから。
不安は事前のストレスで「危険かもしれない」と感じた時に引き起こすもの
一方、ストレスとは、現実の危険を感じた時に引き起こすもの
この違いの理解があいまいだったなと感じました。
不安を感じた時にもストレスシステムは起動するのです。
「何かがおかしい」と警報を鳴らして私たちに知らせるのです。
その根拠が曖昧で漠然としていても
実際には何も起きていなくても
脳は生きのびるために任務を全うしている
だとしたならば、こちらはこちらで、
不安に振り回されないようにしたいですね。
「不安」って自然な感情だという一説に、
私はとても勇気づけられました。
「不安でもいいんだな」って思えませんか?
自分なりの不安の種類や強さがあってもいいんだなって
でも不安って不快なものではありますね。
不安を感じた時にどうしたらいいのか?
それについてはまた次回に書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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