こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

2024年3月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングも担当しております。こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

晴れていますが今日は強風で木々がゴーゴーと揺れていますダッシュ

今日は花の金曜日、はな金ですね飛び出すハート

(私は関係ないですがキョロキョロ

 

 

ハナキンってもはや死語だと思っていましたが、

若い人が今も普通に使っていて、驚いた今日この頃ですびっくり

 

______________________

 

 

今日は、他人の価値観で生きる人、自分がない人【鵜呑み】

というテーマで書きます。

 

 

人は皆、それぞれの価値観や考え方、信念をもとに生きています。

それは幼少期に親や先生、兄や姉などから教えられたものだと思います。

 

 

私たちは幼少期に身近な大人から教え込まれたものを取り込み、

それらを自分の価値観、考え方、思い込みや信念にして積み重ねていきます。

そして歳を重ねるに従って強化していきます。

 

 

例えばこんな感じ

 

 

人には親切にしなさい

人を見たら泥棒と思いなさい

誰とでも仲良くしなければいけません

女はニコニコしている方が得です

努力はいつか報われます

人生は勝つか負けるかだ。どうせなら勝て!

一位を取ってこそ価値がある、二位じゃダメ!

お天道様は見ていますよ

などなど

 

 

親に言われたこと

先生に教えられたこと

 

 

幼い子供というのは

それを丸のみしてしまいます

 

 

「そうなんだあ」って

 

 

「本当にそうかな?」

「ひょっとして違うんじゃない?」

「そんなの嘘だ!」

 

 

って疑ったりしません。

子供にとって親は偉大で、大好きだからです。

 

 

でも

「人に親切にしなさい」

「人を見たら泥棒と思いなさい」

 

 

この2つは両立するでしょうか?

どちらも守ろうとすると混乱が生じますよね?

 

 

こんな時には

 

 

自分はどう思うか?

自分はどうしたいか?

 

 

という自分視点、主体性が必要で、

親の価値観、信念を自分でかみ砕いて自分のものにしなくてはいけません。

 

 

お父さんはこう言ってたけど私はこう思う

お母さんからこう教えられたけど私はこうしたい

あの時代にはそうだったけど今の時代にはそぐわない、という風に

 

 

ですが、これが大人になっても出来ない人がいます。

 

 

だってあの人がそう言ったから、そうなんでしょ。。

あの人がそう言うのだから間違いない

そうはいってもうちの親の言ったことは絶対だから守らないと

 

 

大人になっても親や他人からのもの(価値観、考え方、信念など)を自分に

取り込んでしまうことを鵜呑みと言います。

 

 

ゲシュタルト療法で言われている認知のゆがみ

4パターン(①鵜呑み、②投影、③無境界、④反転)の一つです。

 

 

これら4パターンの認知の歪みとは、

 

「私」と「私以外のもの」を隔てる境界、

接触境界の機能不全であり、

心と行動の不自由さの原因であると言われています。

 

 

人は誰でもつい鵜呑みすることはあります。

「ああ、そうなのね」とか「ふ~ん」とか「なるほどね」って

 

 

けれどもやたらと何でも鵜呑みする人は、

自分を失っている状態ということなんです。

 

 

リトリーブサイコセラピーでは脳止めと言ったりします。

 

 

幼少期に自分で考えることを禁止されてきた人

親が厳しすぎた人

何でも先回りして親にお世話されていた人

出来ない子扱い、ダメな子扱いされてきた人

に多いと思います。

 

 

このような人は、自分で考えようとすると頭が真っ白になったり

人から意見を求められても答えられなかったり、

 

 

権威的な人に依存しようとして、

悪い人に騙されたり利用されたりしがちです。

 

 

そして親の言われるがままの人生を、何も疑うこともなく送りがちです。

(それで生きづらさがないのなら何も問題はありません)

 

 

いい子で育ってきて素直でいい人だったりします。

社会的には成功している人も多いかもしれません。

 

 

このような人の話す言葉は、

 

 

人は~

世の中は~

一般的には~

 

 

といったように主語が3人称複数であることが多いです。

 

 

もしあなたが人に利用されたり騙されたりしがちで、

自分で考えようとすると頭が真っ白になるのなら、

 

 

今でも親にとってのいい子でいようとしていませんか?

これまでに嫌なことを嫌と表現したことはありますか?

 

 

大切なことは、脳を止めずに自分で考えることです。

時には疑うことも必要です。→疑う力が弱いですから

(悪人も多く存在しますからね)

 

 

実は私は疑う力が弱いのです。

つい、「あ~そうなんですね?」って言ってしまいます。。。

 

 

波風を立たせたくない

嫌われたくない

 

 

そんな昔の癖が残っていてひょっこり顔を出すのです。

つまり人の話を鵜呑みしがちなのです。

 

 

私と同じような人は、頭を動かすことを意識することです。

古い価値観は手放して自分で作り上げていいのです。

自分の価値観で生きることです。

 

 

そして思い込み、信念も同じです。

 

 

私は無価値な存在

私は弱くて無力ですぐに壊れてしまう存在

私は最後には見捨てられてしまう存在

私は幸せにはなれない存在

 

 

このような信念や思い込みは親の呪いです。

 

 

これを受け取ったままそれを今も持ち続けているのなら

どうしてずっと持ち続けているのでしょう?

 

 

そこには心理的利得があると思います。

自分に質問してみて下さい。

 

「親の呪いをずっと受け取って私は何を得ているのだろう?」

「親の呪いを自分の頭に響かせることで私は何を避けられているのだろう?」

 

 

あなたにはどんな価値観や信念がありますか?

主語はどんな言葉で話していますか?

主語を「私は~」にして話すことを練習しましょうね。

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

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リトリーブサイコセラピーのコラムを書かせていただきました。

 

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

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心理セラピーとは?

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