こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

 

 

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

2024年3月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングも担当しております。

こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今日は花冷え、花曇りの土曜日ネガティブ

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

昨日は、夕方の5時頃の都心からの帰宅ラッシュに遭遇してしまい、

アタッシュケースを持った新入社員と思われるグループをたくさん見かけました。

 

 

泊まりでの研修が終わったのでしょうね。

「どうする?帰る?みんなでどっかで飲む?」みたいに見えました。

 

 

その様子を見ながら、私はお母さんになっていました。

「おつかれさま。疲れたでしょ、で、どうだった?」って他人の若者に聞きたくなる。

 

 

この時期ならではの光景でしたが、我が家の息子もその一人で研修でした。

手応え抜群、濃密な2泊3日だったそうです。

 

_______________________________

 

 

今日は、あらゆる悩みは〇〇〇〇である というテーマで書きます。

 

 

シリーズでアドラー心理学の名文をご紹介していますが、

今回もコレいい!と思った一文をシェアしたいと思います。

 

 

参考図書はこちらです。

アルフレッド・アドラー

人生に革命が起きる100の言葉

小倉広 ダイヤモンド社

 

 

「最近ウツっぽいんです」

「忙しくて休みが取れないんです」

内面の悩みに見える言葉も、

すべて対人関係の問題に起因している。

 

 

答えを言いますと、〇〇〇〇には、人間関係が入ります。

 

あらゆる悩みは人間関係である

 

 

↑の解説はこうです。

 

 

「もう年で若い人には勝てません...」は個人の内面の悩みではありません。「年の割にはけっこう頑張っているでしょ?」というアピールをしているのです。

 

「最近ウツっぽくて...」などという言葉も、額面通りに受け取ってはいけません。「ウツになりそうなほどに、繊細でナイーブな自分をアピールしているのです。

 

「忙しくて貧乏暇なし、たまには休みが取りたいですよ...」という言葉も、忙しさをアピールしているに過ぎません。決して落ち込んでいるわけではないのです。

 

このように、一見すると内面の悩みの吐露のような言葉も、すべてそこには、「相手」がいて自らの優位性をアピールするという「目的」があります。

 

私達の言動や感情には、すべて「相手」がいて「目的」があります。

先に述べた仙人のような隠者と同じく、人は常に「観客」を意識して言動を発しているのです。

それほどまでに、対人関係が大切な私達ですから、あらゆる悩みは対人関係に帰結するのです。

 

 体調が悪いことや神経症に冒されていることもまた、対人関係上の問題です。病気になることで特別な存在となり、相手への優越をアピールできるからです。そのために、その人にとって病気は必要なのです。

あらゆることは対人関係の問題なのです。

 

 

 

↑にある「先にに述べた仙人のような隠者」とは、本著の別のページに書かれているのですが、

 

ある村に世俗的な欲望を捨てた仙人のような人がいた。

村から離れてたった一人で山で時給自足の生活を始めた。

ある日、その山が大火事になった。

村の人々は荒れ果てた土地を捨てて村全体で大移動することにした。

すると、その仙人のような世捨て人までもが移住して、新しい村を見渡せる新たな山に引っ越した。

その世捨て人は、人間関係を捨てたのではなかった。

彼は「世俗の欲望を捨てた仙人のように清らかで優れた人間である」と村人から思われたかった。その為に世捨て人になったのだ。

だから「観客」がいない場所で生きることに耐えられなかったのだ。

 

 

 

いかに人は他人の目を気にしているかという例え話ですね。

わかりやすいですね。

 

 

私は相手の言葉を言葉通りに受け取ってしまう質なのですがね。

これを読むと私って人の言葉を鵜呑みしているなあと思います。

 

 

↑のようなことを人から言われると、

大概は「あ、そうなんだな」って思います。

 

 

今後はもう少し、この人の目的は何なのか?

この視点を持とうと思いましたわ。

 

 

「(もう年だなんて)そんなことありませんよ」

「(ウツっぽいということは)無理をしたの?」

「(休みがないなんて)もっと休んだ方がいいですよ」

「お気の毒ですね」

「大変ですね」

 

 

ってな言葉を返してますねが、

私はつくづく「いい人」なんだなあ。。。

 

 

それはともかく、

 

 

そこに人(相手)がいるからこそ悩みは生まれる

 

これは真実だと思います。

 

 

病気になることに目的なんかあるか!病気に人が関係あるのかよ!

って思っているそこのあなた!

 

あります!!!

 

 

病気のきっかけを辿ってみると必ず人がいます。

 

そして、

相手がいるからこそ、病気のつらさを訴えるのです。

 

病状を人に訴えること、ずっと病気でいること、病気の自分を人に見せるのは目的があるから。

 

これを疾病利得といいます。

 

 

「私を特別に扱って」

「私かわいそうでしょ、だから優しくして」

「病気だから○○出来ないの」

 

 

などと、自分を優位に持っていこうとするもの

コレ、私は小さい時にやっていたと思います。

 

 

生きているのがつらかったのですね。

病気になったら動かないで寝てられるし、責められるのが止むだろう

無意識でしたが「逃げたい」という目的がありました。

 

 

私たちが悩むのは、人間関係がそれほどに大切だからですね。

人なんてどーでもいいと思っていたら悩まないのです。

 

 

アドラーの名文シリーズ続きます。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました

 

 

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