こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

 

3月に入りましたね。

暖かい日と寒い日が交互に来て自律神経が乱れがちです。

 

 

いががお過ごしですか?

私は喉が弱いので首元を冷やさないようします。

 

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今日は、「私は生まれてくるべきではなかった」と苦しんでいませんか?いうテーマで書きます。

 

 

「こんな私は生まれてくるべきじゃなかった」

「お父さん、お母さん、こんな私でごめんなさい」

 

 

セラピーの現場にいて感じることですが、このように思っている人が多いです。

何を隠そう、私もずっとそう思ってきました。

 

 

自分がこの世に存在していることへの罪悪感

自分が自分であることへの罪悪感

 

 

このような罪悪感を感じる必要ありません。

自分がそう感じてきたからこそ、同じように苦しむ人に向けて書きます。

 

 

今日も前回、前々回と引用させていただいていますこの本をご紹介します。

下矢印

自分のために生きられないあなたに

ずべての罪悪感は無用です

精神科医 斎藤学(さいとうさとる)

扶桑社

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No9

 

成長の過程で親からもらった

「誤った信念」に取りつかれ、

生きにくくなっている人がいます。

代表的なものは

「親の不幸は、私のせいだ」

というものです。

極めつきは、

「私は生まれてくるべきではなかった」

という信念です。

 

この解説は以下の通りです。

 

 

P43より引用

 

「そこに帰れば肩肘張らずに、自分のままでいられる」、「傷ついたり、疲れたりしたら、慰めてもらって休息をとることができる」

 それが、機能している家族の役割です。ところが、そんな家族としての機能が欠落してしまっている緊張感の高い家族というものがあります。

「機能不全家族」と呼ばれる家族です。

 

機能不全家族のなかで育った子供は、「誤った信念」を持ちやすいという特徴があります。たとえば酒飲みの父がいることで落ち着かない家族のなかで育つと、「お父さんがあんなに飲むのは、私のせいだ」とか「父の望むような立派な男になれなかった自分が、父を不幸にした」という罪悪感を持ったりします。

 

 子供ながらに家のなかをどうにか収めて平穏無事に日々を送ろうとするので、「私が親に愛されるとすれば、それば親の役に立っているときだ」と思ったりもします。そして、ちゃんと親の役に立てていない、理想からはほど遠い自分を呪い、「私は生まれてくるべきではなかった」と考えるのです。

 

 もちろん「父の飲みすぎの結果である母の不幸」も自分のせいなので、そのために母親のカウンセラー役から降りられなくなってしまうことがよくあります。親代わりになって幼い姉妹たちの面倒をみたり、酔った親をかいがいしく世話したり、食事の準備に頭を痛めたりする「良い子」たちです。

 

「良い子でない私は、捨てられる」という信念が、彼/彼女らをこのような言動に駆り立てます。(以下略)

 

 

 

「誤った信念」=「親から受け取った呪いの言葉」

 

 

親から直接言われたという人も態度や眼差しから感じたという人もいるでしょう。

どちらにしても「誤った信念」=「呪いの言葉」を頭に響かせているのは自分です。

 

 

でも本来は子供の時に「安心と安全」を親からもらうべきでした。

それなのにもらうべき時にもらえなかった、

自分のことでいっぱいいっぱいの未熟な親だったということです。

 

 

子供というのは、無力で親に依存しないと生きていけないので、

一生懸命に「安心と安全」がない家で生き残るために役割を担ってきたということです。

 

 

カウンセラー役

仲介役

慰め役

お世話役

ゴミ箱役

子守役

ヒーロー役

良い子

ピエロ役

家族の問題を全部背負う問題児役

などなど

 

 

本当にここまでよく頑張って生きてきたのです。

そんな自分を労って必要ない罪悪感で苦しまなくてもいいのです。

 

 

頑張ったのは何とかして親に愛されたかったからです。

でも欲しい愛情は貰えなかったのです。

 

 

必要なのは、罪悪感を持つことで自分を罪人のように扱うのではなく、

親に愛されたかった自分の本音や、どんなに頑張っても愛されなかった悲しみを癒すことです。

 

 

✖生まれてきてごめんなさい→〇よく生きてきたね、あなたは生きてていいんだよ。

✖こんな私でごめんなさい→〇あなたは出来ても出来なくてもいい、そのままでいいんだよ。

 

 

自分のそう言ってあげて下さいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

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心理セラピーとは?

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