こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
昨日に続いて強風です
自転車のパンクを直しに行きたいのですが強風なのでね、先送りとしよう。
でも4月に旅行することが決まりウキウキしてます！
旅行はここ数年全然してなかったので計画を立てるのが楽しくて、
今から旅ははじまっています！
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今日は読み終わった本がおすすめなのでシェアさせていただきます。
その本はこちらです。
自分のために生きられないあなたへ
「すべての罪悪感は無用です」
斎藤学（さいとうさとる）
扶桑社
「え？罪悪感って無用なの？？」
「もしやと思っていたけど、やっぱりそうなの？？」
「そうか！そうなのね！」→率直な感想です。
優しくて大きな「父なるもの」に背中を押してもらえたような気持ちでした。
斎藤学先生は、アルコール依存症や摂食障害、共依存など、依存症や家族の病理の専門家で
精神科医ですが、深くて鋭い言葉の数々が刺さりまくりました。
No1
人は悪事を働いて
罪悪感を持つのではありません。
非合理にも持つ必要のない
罪悪感を勝手に抱き、
その量に応じた悪行・愚行に
走るのです。
ここに書かれた「持つ必要のない罪悪感の正体」とは次の通り。
思春期に入る過程で、人は異性の親に今までとは違った感情を向け始め、避けようとし始める。
大急ぎで家の外にいる同世代の異性に関心を向ける場合もある。
↓
この感情を持った時、今度は同性の親に対して罪悪感を生む。
↓
この同性の親への罪悪感が反転して同性の親批判として表現される。
↓
一方で、この罪悪感は思春期の子供の心の内に取り込まれ、
「インナーマザー」（内なる母）と呼ばれる、自分に対する過酷な批判者となる。
↓
「インナーマザー」は、自分の無能、怠惰、醜さを責め、いっときも休ませてくれない。
これにとりつかれた子供は「仕事人間」になるか
「何もしない完璧主義者」になるか、
さもなければ「痩せた体を追求する拒食・過食症者」や
「容貌にこだわる醜貌恐怖症」になります。
↓
「インナーマザー」の形成を妨げるのは、自分の存在を丸ごと受け止めてくれるような母イメージ（これを「安全な母」という）なのだが、様々な事情でこれがうまく発達しないと、
必要以上に罪悪感を抱く人間ができてしまうことがある。
と書かれています。つまりは、
思春期の順調な成長過程が様々な事情でうまくいかなかったということ
健全に成長できない機能不全家族だったということ
だから、罪悪感は無用なのですよ！
自分を責めないで、好きに生きていいんだよ！
と書かれているのです。
嬉しいと思いませんか？
他にもこの本の中で私がいいなー
と思った箇所をシェアします。
No16
「私はこれでいい。このままの私がいい」と、
自分のことを愛し、
自分に安らいでいる人は、
他人に癒してもらおうという野心で
ギラギラしていませんし、
愛情をねだりません。
そのような人のほうが、結局、愛されます。
No19
「意味ある人生」という
実体があるわけではありません。
何となく息を吸ったり吐いたり
しているのが人生です。
それを面白いと思えることを回復と言います。
No24
他人の目にどう映ろうと、
自分というものが
自分で抱きしめるに値するほどの
価値があるもの、
愛おしいと思えるようになったとき、
その人は楽になり、
その「私」を守る力を
自覚できるようになります。
他にもシェアしたい言葉があるのですが、長くなりましたのでまた次回に書きます。
おすすめの本なのでぜひ読んでみて下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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リトリーブサイコセラピーとは？
心理セラピーとは？
和姐さんの書籍です。
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