こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
昨日とうって変わって風が冷たくて寒いです!
急に気温が下がると体がキツイですが、
めげずに今日はプールへ行くぞと決めていたのです!
行くまでがつらいけど、行ってしまえばそこは楽園なのです。
人が少なくて空いてました。
スイスイ泳いでアクアビクスをやってサウナで温まってきましたよ
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今日も前回に続いて共依存について書きます。
参考図書はこちらです。
↓
共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち
メロディ・ビーディ 著
村山久美子 訳
講談社
この本の「共依存症」とは、依存症を支える人(パートナー)のことを指すとありますが、
第三章 共依存症は「人助け病」?の中で詳しく書かれています。
P71より
「共依存症とは、特定の他者の行動に左右されていて、かつ、自分は相手の行動をコントロールしなければならないという強迫観念にとらわれている人のことである」
特定の他者とは、幼児かもしれないし、成人した息子や娘、恋人、配偶者、兄弟姉妹、祖父母、両親、親友、仕事上の患者かもしれない。彼らは、仕事上の患者かもしれない。彼らはアルコール依存症者だったり、麻薬常用者、精神的、身体的障害者、ときどき深い悲しみにうちひしがれるふつうの人、あるいはこれまで紹介してきた中のだれかに似た人である可能性が高い。
しかし、問題の核心、あるいは回復の決め手は、「他者」の側にあるのではない。それは、他者の行動に引きずりまわされながら、その他者の行動を必死になって支配しようとしている自分自身の内部にこそ存在するのである。
「共依存症」とは特定の誰かに囚われてしまっている人
その誰かを助けたい、救いたい、お世話をしたい、尽くしたい、
そうすることで変わって欲しいという思いでいっぱいになって、
自分のことや他の大事なことが疎かになっている人ですね。
アルコールやギャンブルなどの依存症を支える人のことをイネイブラーといいますが、
それらの依存症者には必ずそれを支える人、イネイブラーが存在します。
「あの人はお酒さえ飲まなければいい人だ」
「お酒をやめてくれさえすれば全て上手くいくはず」
「あの人には私が必要なの」
「あの人のことを救ってあげられるのは私しかいない」
というようなことをよく言います。
その支え手は善良で辛抱強く、忍耐強いのです。
けれどもこの依存症者への反応が習慣化することで、状態は進行していくとあります。
つまりはイネイブラーの存在こそがアルコール依存症を悪化させているのです。
アルコール依存症者をコントロールしているつもりが、コントロールされていく
相手を支えていくことで自分のことは犠牲にして
お互いが破滅的な方へ向かっていく
この関係性に幸せはありません。
↑の引用の赤字部分にもあるように、
問題の核心は相手に尽くさずにはいられない自分の内側です。
相手に尽くすことで支配しようと必死になっている自分の内側です。
親の生き方を取り込んでいるかもしれません。
愛着の問題があるのかもしれません。
自己否定、罪悪感、無価値感が強いのかもしれません。
困った人、不幸な人の方が安心するのかもしれません。
自分の脳を止めて相手の支配を飲み込んでいる方が安心するのかもしれません。
これも前回同様に深くてエグい共依存の世界だと感じています。
また続きを書きます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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