こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
いいお天気ですね。
私は寒いのが苦手なのでこのまま暖かくなってくれても全然OK!
もうすぐ卒業シーズンですね。
別れ、旅立ち、そして新しいステージへ胸膨らむ時
子供が学校へ行っていた頃を思い出しました。
子供のシーズンの区切りは自分のシーズンの区切りでもありました。
母親って子供の世界観を多少なりとも取り込んで、子供と同じ気持ちになってしまう。
子供の気持ちがするするとわかる気がする。
子供が小さい頃はそれでいいと思います。
でも子供が自分の世界を持ち始める頃には、子離れして距離を取らないとヤバイ母になります。
巷に見かける一卵性親子って、親子共依存ですごくヤバイ状態です。
子供の世界観に親が侵入して、子供の人生を乗っ取っている状態なのですから。
子供に限らず他人の世界観を自分に取り込む
または他人の世界観を乗っ取る
これは前回のブログにも書きましたが境界線がもろい状態、または境界線がない状態
私は以前よりもかなり良くなったものの、気をつけていないとそうなりがちです。
気づいたら修正
ちゃんと相手との境界線を引き直すことをすればいいのです。
このように自分も境界線がもろく、相手も境界線がもろい場合は、
共依存関係になりがちです。
お互いがお互いをコントロール・支配しながらも、お互いに依存し合う
嫌だけれど離れられない関係です。
お互いがお互いを必要としているのです。
どちらか一方が依存している、もう片方は支配
どちらか一方が被害者で、どちらか一方は加害者
そう見えなくもないのですが、違うのです。
お互い依存し支配して
お互い被害者であり加害者
両者がもたれ合うことで成り立っています。
ある意味Win、Winの関係
どちらにもメリットがある
共依存に対して、お互いが自立していて尊重し合い、助け合う関係が相互依存です。
こっちが理想、それなのにいつまでも共依存。。。
気がついたらまだ自分は共依存。。。
共依存ってとっても深くてエグイって感じています。
抜けたような気がしていてもまだどっぷり沼の中にいる
見渡せばどこもかしこも共依存、あちこちに共依存の世界は転がっている。
自立への道は険しいって感じています。(私だけかな)
今回は共依存をテーマにして書いていきます。
共依存の本を読んでいたら、ぞっとする文面を発見しました。
何故ならそこには私の両親を表す言葉の羅列。。。
そうそう
それそれ![]()
よくぞ上手に言い表してくれたものです![]()
私の両親ってホントに共依存だったんだなあ。
そして私もどっぷり共依存体質になったわけだ。。。
ひとつ言っておきたいのですが、共依存は病気ではありません。
共依存だからダメなのではありません。
でもね、生きづらくて苦しいのです。
このままいくと一生自立のステージに立てません。
今日は私がぞっとしたその文面をシェアします。
本はこちらです。
↓
共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち
メロディ・ビーディ 著
村山久美子 訳
講談社
第7章 なぜ「支配しながら振りまわされる」のか
P136より抜粋
共依存症者の「管理パターン」
共依存症者は、管理者や監督みたいなものである。
共依存症者は、うるさく小言を言い、お説教をする。金切り声をあげてわめきちらし、時には泣いたり、せがんだりする。必要とあらば、裏取引したり、強要したりする。相手につきまとって、抗議したり非難したりする。
相手を追いかけまわすくせに、相手に求められると逃げ出す。相手を説得するのに、自分の都合ばかり言い、罪悪感の押し売りをしたり、そそのかしたり、ペテンにかけたり相手のあら捜しをする。
共依存症者は、自分がいかに傷ついているかを強調し、その見返りに相手を傷つける。自分を傷つけると言って脅す。鞭を振るい、最後通告を突きつける。おせっかいを焼き過ぎるくせに、相手が望むことは拒否する。相手を踏みつけにして、日頃の恨みを晴らそうとする。泣き言を言って、自分の無力さを示そうとしたり、ことさら自分ががまんしているところを見せつけようとする。
相手を喜ばせようとして嘘をついたり、隠し事をしたりする。死にたいと言って相手を脅したり、気が狂いそうだとわめきたてたり、殺してやりたいと言っては相手に圧力をかける。相手を味方につけるため言いくるめようとする。
(途中略)
嫌味を言い、悪態をつき、非難がましい言い方をする。奇跡を祈り、それを信じて無駄なお金をつかう。相手のそばにくっついて、行きたくもないところに行ったり、そばにいて、監督し、命令し、指揮し、つべこべ言ったりする。
(途中略)
相手をいつも待っていて、帰りが遅いと、あちこちを探しまわる。夜の裏通りを車で走りまわり、相手を見つけると、追いかけまわしてつかまえ、家に連れて帰る。相手を家に閉じ込めたり、家から閉め出したりする。自分が出て行ったり、相手を連れて引っ越したりする。
相手を叱って、覚え込ませようとする。忠告したり、教えさとしたり、無理強いしたり、なだめたり、おだてたり、ご機嫌を取って譲歩しがりする。嫉妬させたり、怖がらせたり、過去のことを思い出させたり問い詰めたり暗示したりする。
共依存症者は、相手のポケットの中、財布の中、化粧台の引き出しの中を調べまわす。相手が出たあとでトイレの水槽をのぞいたりもする。将来に望みを託しつつ、過去を詮索して、相手の親戚中に電話をかけまくる。説き伏せようとする。一度、決着をつけたことをまた蒸し返す。飴と鞭を使い分ける。あきらめかけたり、またがんばろうとしたりを繰り返す。
これ以外にも、列挙していたらきりがない。
この本は「共依存症」と書かれています。
「共依存症」とは共依存の相手に囚われてしまっている、自分を失くしてしまっている状態
自分の人生を他人に捧げてしまった人をそう呼んでいるのです。
ここでの「管理パターン」は、
自分が正しい。相手は間違っている
相手は無力で無能でバカで何も出来ない
相手は何ひとつ決められない、たとえ決めても上手く行きっこない
そう思っているからこそこのようなパターンになるのです。
やたら相手を支配したい、コントロールしたい、思い通りにしたい
けれどそうしようとしても支配できないから怒りやストレスをためていく
結局のところ相手に支配される、コントロールされるということに。。。
この不毛な関係性が共依存です。
「終わりのないコントロール合戦」と著書の中には書いてあります。
なぜ相手をコントロール、支配したがるのか?というと、
自分がダメで、無能で、無価値だから。
無意識でそう思っているからです。
なぜそう思っているのかというと、
親も、またその親にそうされて来たからです。
ありのままの自分を愛してくれなかったのです。
そのことで深く傷ついたのです。何度も何度も期待しては裏切られてきたのです。
向き合うべきは自分の自己否定、無価値感、罪悪感の問題なのですがなかなか気づけません。
向けるべきではない人に怒りを向けて大事な人を傷つけているのです。
私はこんな感じの両親の元に育ちました。
共依存は世代間連鎖していきます。でも気づいたら止められます。
また続きを書きます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーとは?
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