こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
主に東京・千葉で活動しております。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、根本解決のお手伝いをしています。
今朝は、久々のすごい失敗をしでかしまして、すっごく落ち込んでいます。![]()
ご飯も喉を通らない程、でもコーヒーは飲んだし、パンも食べた。。。
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そのことは言えるようになったらシェアしたいと思います。
ほんとに不甲斐ないなあ、自分。。。
今日は風が冷たくて昨日より寒いですね。。
昨日は久しぶりに映画館に行ったことを振り返って書きます。
「コット はじまりの夏」を観てきました。
予告を見て、これは絶対観たい!見逃し厳禁!と思っていたのです。
予想は当たり!とてもいい映画でした。ポロポロ泣けて、じわーっと感動する作品でした。
主人公に過去の自分を重ねてしまい、共感できるし泣けるんですね。
そしてアイルランドの田舎が美しい!
コットを演じるキャサリン・クリンチの演技が素晴らしい!
少ない会話からの匂い経つような感情に、こちらが揺さぶられて、
さりげない日常が描かれているだけといってもいいのですが、
それが愛おしく感じられ、忘れられない作品になりました。
コットは9歳の内気な女の子。家族にも学校でも風変りな子と見られています。
舞台はアイルランドの田舎。両親は酪農家で大家族で暮らしています。
母はもうすぐ出産予定の妊婦。
お金に困っているせいか、夫への不満からか生活疲れが出ています。
父はギャンブル好きでお金や女にもだらしなく不誠実で何事も投げやりな感じ。
コットに対する態度もぞんざいです。
夫婦仲は悪くて喧嘩ばかりしているようです。
けれども子供(コットの兄弟)はたくさんいるのですね。。。これが。
家の中は殺伐としていて清潔感も温かみもない。
母の出産が間近になり、コットは夏休みの間、叔母の家に預けられることになります。
その叔母の家で、コットは叔母夫婦に優しくされ、大切にされ、愛情をかけられて
見違えるように成長していくというお話。
子供って周囲の大人から優しくされて、大切に扱われて、愛情をかけてもらうことで
はじめて自分を肯定できるのだなあってしみじみ思いました。
叔母に手をつないでもらう。
お風呂で体を洗ってもらう。
髪をブラシでとかしてもらう。
洋服のボタンを留めてもらう。
一緒に料理をつくる。
掃除機のかけ方を教わる。
生活の知恵を教わる。
簡単な役割を与えてもらう。
似合う服を一緒に選んでもらう。
「何か飲み物は要る?」って聞いてくれる。
「欲しい」って答えると、静かな手つきでコップに注いでくれる。
当たり前のことだけれど、自分はしてもらってない。
やってもらうと、とっても気持ちいいことをしてもらいます。
人に優しくしてもらうって嬉しいですよね。
自分を大切に扱ってもらえるって嬉しいですよね。
子供ならなおさらです。
雑に扱われてきたコットならなおさらです。
叔母夫婦の質素だけれど丁寧な暮らしの中で、
コットは安心安全の感覚を初めて知ったのだと思います。
はじめは無愛想だった叔父さんともだんだんと距離が近づいていきます。
叔母さんとは違う男の不器用な優しさや愛情を受け取れるようになります。
この叔父さんがまたいいのです。
実の父親にはない誠実さ、仕事ぶり、妻を労わる気持ち、無骨な言葉に滲む優しさ
感動シーンはこちらのポスターにもある木々の道を駆け抜けるところです。
このお気に入りの服で全力疾走している表情がとってもいいです。
自分の内側に力があるのを自覚した瞬間かなと思っています。
叔父叔母との生活の中で、コットは自分を肯定できるようになります。
表情にも生きる力が出て、とっても美しい少女になっていきます。
やがて夏休みが終わり、コットは自分の家に帰ることになります。
家に帰ると、弟が生まれていました。
家は相変わらず殺伐として両親も何ひとつ変わっていません。
たったひと夏の間に、コットだけ別人のように成長していました。
「ここには居たくない」
「私は叔母さんの家がいい」
そう思うのは当然で、
けれど叔父叔母からはここがお前の居場所だと諭される。
送り届けてくれた叔母夫婦といざ別れるとなった時、
自分の欲求への衝動・・・
それと同時に沸き上がってきた感情・・・
というところで映画はエンドロールが流れ、終わったのです。
「ラストの解釈は人それぞれでいい」と監督さんは言いたいのでしょうか?
子供は親を愛してやまない。たとえその親が冷たくてひどい親だったとしても。
他人であっても実の親以上の愛情を子供に与えることができる。
それはその大人が深い悲しみを知っているからだ。
その悲しみを他人にまき散らさず自分で引きうけて、
丁寧な暮らしをする中で自分を慈しんでいるからだ。
コットはこれからどう生きていくのか?
9歳というのはもう幼児ではないのだから、
強く生きていける歳なのかもしれないし、けれどまだ甘えていたい歳なのかもしれない。
この映画、ぜひ観てくださいね。おススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました
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