こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

主に東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて根本解決のお手伝いをしています。

 

 

先日、食器棚の片づけをして使わない食器、もう飽きちゃった食器、古臭い食器などを

ごっそりと捨てたのですが、捨てすぎて困るかなあと思っていたら全く困りませんでした。目

 

 

スペースが出来て使いやすいこと!

出しやすい!しまいやすい!でいいことづくめでした照れ飛び出すハート

 

 

おススメですよ。食器棚の棚卸というか見直しというのか捨て活。

気持ちまでスッキリしますグッブルーハート

 

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今日は、「自分は○○な存在」と自分を自分で前提づけているとどうなるか?

という「前提」のお話です。

 

 

人によって、○○にはいろいろな言葉が入ると思いますが、たとえば

 

 

自分はダメな存在

自分は無力な存在

自分は劣っている存在

自分は嫌われる存在

自分は見捨てられる存在

 

 

このように自分をそういう存在だと決めていること

これを「前提づけている」とか「前提を持っている」といいます。

 

 

セラピーの現場では、クライアントさんが自分のことをどう前提づけているのか?

どんな前提を持っているのかを質問しながら見つけていくということをします。

 

 

自分がどんな前提を持っているのか?はとても重要なポイントだからです。

なぜなら人は結局は自分が決めた前提どおりになるからです。

 

 

たとえば、「自分はダメな存在」と自分で前提づけているとどうなるか?というと、

前提通り「ダメ」、そして「ダメな存在」を強固にしていくことになります。

 

 

前提づけとはそのように恐ろしいものなのです。

「自分はダメな存在だから、頑張って出来る存在になろう」と必死に頑張ったとします。

 

 

必死に頑張って、人よりも出来たり、

   〃   、成功したり、

そのことで褒められたり、認められたとしても、

 

 

「自分はダメな存在」だと自分で決めているので、

元々の「ダメな自分」と「出来た自分」「成功した自分」との差が開いたということになります。

 

 

差が開いた分だけ元々の「ダメな自分」を強く意識することになります。

そして、「もっと頑張ろう、だって自分はダメだから」となります。

 

 

これは自己否定の強化行動です。

どんなに頑張っても嬉しいのは一瞬だけ。

頑張れば頑張るほど苦しくなる。

もっともっとと、どんどん苦しくなる。

この生き方が50歳、60歳と続けられそうですか?

若い時はできてもしんどそうですよね。

 

 

だったら前提変えればいいじゃん。

「自分はダメじゃない!」って思えばいいじゃん。

口に出して何回も言えばいいじゃん。

 

 

そうですね。。。

巷にはそのようなセミナーもたくさんあります。

 

 

でも、頭だけでいくら「自分はダメじゃない!ダメじゃないんだ!」って言い聞かせても

自分の無意識が「自分はダメだ」って決めていると無理なんです。

 

 

自分に言い聞かせれば、言い聞かせるほど、頭で唱えていることと、心で思っていることが

かけ離れていくので、苦しくなってきます。

 

 

じゃあ、どうしたらいいの?というと、

前提を変えるには無意識を変える必要があります。その為には、

 

 

「自分はダメな存在だ」そう決めた原点に戻る。

過去のトラウマを癒す。未完了の感情を解放して終わらせる。

「自分はダメな存在だ」と前提づけるメリットを掘り下げる。

そのメリットの代わりに失っているものを掘り下げる。

葛藤する、です。

 

 

おそらく幼少期に近しい関係の人(親)から「お前は何てダメな奴なんだ」と度々言われた。

否定や罵倒ばかりされて、それは「自分はダメだ」からだと思い込んだ。

愛されない、無視される、冷たくされることで、「自分はダメだ」からと自分を納得させるしかなかった。などが思い当たるのではないでしょうか?

 

 

「自分はダメな存在」でいることで避けられることは何だろう?

「自分はダメな存在」でいることで得られていることは何だろう?

 

 

自分に質問して掘り下げてみることです。

 

 

たとえば、「自分はダメ」と思っていたら頑張れる、生きる原動力になる

「自分はダメ」と思っていたら嫌なことをしないでいい。ラクをできる。

「自分はダメ」と思っていたら挑戦をさけられる。

などです。

 

 

そして、結局人は前提通りになるのなら、自分はこれでいいのか?

どうなりたいのか?将来、何が欲しいのか?

 

 

このまま頑張り続けるのか?

嫌なことを避け続けるのか?

ラクなままでい続けるのか?

 

 

などなどです。

 

 

どんな生き方でもいいと私は思いますが、

自己否定の生き方はおススメしません。

 

 

私がそうだったからです。

しんどいからです。

 

 

答えは自分で見つけ出すものだと思います。

時間をかけて納得する答えが出るまで葛藤するものだと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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