こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

早いもので11月も今日で終わりです。明日から師走だなんて早いです。

いかがお過ごしですか?

 

 

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今日はインナーチャイルドワークのお話です。

インナーチャイルドワークは(私達セラピストは略してインチャワークと呼んでいます)

 

 

幼少期に傷ついた自分を自分で癒せるセルフワークであり、

とても効果が高いワークです。

そして奥が深いです。

 

 

やればやる程に深いなあと感じています。

 

 

「どうしたの?」

「何を感じているの?」

「誰に何をしてもらいたい?

 

 

これがもし、傷ついたあなただったら

何って言って来そうですか?

 

 

リトリーブサイコセラピーではこのインナーチャイルドワークを重要視しています。

自分で出来るワークですが、人にやってもらうとこれまた効果が高いのです。

 

 

自分でやった時とは違うアプローチがあったり、

自分の間違いに気づけて修正出来たりします。

 

 

先日、セラピスト仲間とインナーチャイルドワークの練習をしたのです。

え?練習?って思われる方もいるかもしれませんが、

 

 

リトリーブサイコセラピーの講座では色んなワークをするのですが、

練習していないと勘が鈍るというか細かい抑え所を忘れてしまうのですよ。

 

 

ですので、セラピスト仲間でオンラインや対面で

数人で集まって練習しています。

 

 

お互いにセラピスト役とクライアント役をやって

それを見ている人がいてという感じで順番に役割交代しながら

 

 

お仲間からフィードバックをもらいます。

そうやって約20分間、クライアントのインチャに寄り添いながら

 

 

セラピストはクライアントの世界観に浸り、

傷ついたインチャの声を聞き、共感するのです。

 

 

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実はこれが難しい

 

 

セラピストはクライアントと共に催眠トランスに入りながら、

思考も働かせなければなりません。

 

 

このクライアントさんは何に傷ついたんだろう?

どんな親だったんだろう?

幼少期、親との関わりの中で何を禁止してしまったんだろう?

 

 

それを感じながら、

 

 

ああ、それはしんどかったね

よく頑張ってきたね

もうそれやらなくていいんだよって

 

 

寄り添いながら

共感しながら

禁止令を解いていくのです。

 

 

これをセラピストが思考だけでワークをやるとどうなるか?

クライアントは何だか興ざめするというか、全然催眠トランスに入れません。

 

 

思考だけとは

「(自分が)失敗しないようにしなくちゃタラー

「次はこれを聞かなくちゃ、言わなくちゃタラー

みたいなことを考えていたりすることなのですが、

 

 

そうなると上辺だけのワーク、形だけのワークになってしまいます。

 

涙出ない

感情動かない

効果なしということに。

 

 

最悪の場合、抵抗が起きてしまいます。

 

 

「感じたくない」

「このセラピストさん嫌だ」

 

 

このようなことにならないためにも練習が必要なのです。

滑らかな誘導でなければならないのです。

 

 

先日の練習で私は「ワークに没入するあまり、コレ、絶対忘れないようにしなきゃ」

と改善すべくポイントがあってワークの最中、少し焦っていたんですね。

 

 

そうしたら案の定、フィードバックで言われてしまいました。

「何かいつものリリーさんじゃなかった。私、思考に上がってしまったわ」って

 

 

あらー、やっぱりセラピストの焦りはクライアントに伝わってしまうのね。

滑らかな誘導の為には、やっぱり練習しなきゃと思いました。

 

 

それから共感について一言。

「つらかった」とインチーチャイルドが言って来たら何と声かけますか?

 

 

「そうなんだね」

「よくわかるよ」

「でもしょうがなかったね」

「ほんとに嫌だったね」

 

 

ではなくて、

 

 

「つらかったね」

そのままオウム返し、これが共感です。

 

 

ぐすん「さみしかった」→ニコニコ「さみしかったね」

ぐすん「怖かった」→ニコニコ「怖かったね」

ぐすん「もっと甘えたかった」→ニコニコ「もっと甘えたかったね」

 

 

インナーチャイルドの声を聞いたら

そのまま同じ言葉を返してあげる。

 

 

共感してあげる

反応をみる

 

そしてまた声を聞く

共感してあげる

 

 

共感、全肯定

ひたすら肯定

 

 

かつての親のように

「大丈夫だよ」→これは抑圧に繋がるので要注意です。

 

 

「そんなことでつらいなんて、もっとつらい人は他にもいるわ」

「だってしょうがないじゃない」

 

 

なんて声かけは望んでないですよね。

自分だけは自分の味方になってあげて下さいね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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