こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
一昨日は気温が急降下して寒かったですが、
私、久々にサッカー
観戦に行ってきました。
自分では大げさな恰好だろってくらい厚着したのですが、
ダウンコート、カイロ、手袋
、厚手の靴下が必要なくらいでした。
サッカー観戦ってすごく冷えるんですよね。
この寒い感覚を久々に感じて、子供がサッカーをやっていた頃を思い出しました。
寒い中一日中グランドにいて、ママ友たちと暖をとりながら応援していた頃
完全防寒で子供達と一緒にグループでJリーグや高校サッカー決勝を観に行った頃
あれから何年経ったのだろうと振り返ったら、10年経っていました。
ありゃあ、歳とるわけだわねえ．．．あの頃は今よりフットワーク軽かったな。
体力の衰えを感じ、しみじみしました。
「もう若くないな．．．」
久々にサッカー競技場に行ってライブで試合を観ました。
プロ選手の息遣いや迫力あるプレー、サポーターたちの情熱ある声援に元気をもらい
寒かったけれど、楽しい時間を過ごしました。
また観に来たいな。完全防寒して。
サッカーJ2のシーズン最後の試合だったので、スタジアムは超満員でした。
人、人、人で、どこもかしこもぎっしり。
日本代表戦でもなく
Ｊ１リーグでもなく
Ｊ２なのですが、地元チームということがいいのでしょうねえ。
今は大谷翔平さんの影響で野球の方が人気と聞いたけど、
サッカーは見るのも、やるのもまだまだ人気のスポーツなのですね。
サッカーの熱烈サポーターは、週末になると試合の何時間も前から足を運び、
サポーターの定位置のゴール裏に集結。盛り上がって楽しんでいるのだな。
それにしてもサポーターの情熱のすごいこと
これ、若いから出来るのか、好きだからなのか、両方でしょうね、きっと。
試合1時間半前、選手のバスがスタジアムに入って来る時、
これまたいつもの定位置にスタンバイしているのです。
バスから見えるように大きなフラッグを降り
選手に聞こえるように太鼓を叩いて、応援歌を大合唱
試合30分前のアップの為、選手がグランドに登場すると、大歓声
各選手の名前を応援歌にして連呼→選手もそれに応えるように手を上げて合図
試合中はずっと飛びはねて声出して応援→あれやると膝がガクガクになるわね．．．
チャンスには大拍手、相手の反則プレイには大ブーイング
こんなに応援されて選手が嬉しくないはずありません。
この応援に絶対応えよう！絶対に勝ちたい！と思うはずです。
これこそが、応援の返報性
応援されたら、それに報いなくちゃと思う心理のことです。
そして、チームがいい試合をしていい結果が出たら、
応援した甲斐があった！嬉しい！また応援しよう！ってなる
これは感謝の返報性です。
いい試合を見せてくれてありがとう！これからももっと応援するね！
お互いの繋がりを感じる瞬間でもあります。
こんな時は幸せ物質「オキシトシン」「エンドルフィン」が分泌されていると思われます。
この物質の分泌により、選手は緊張を和らげる、恍惚感を感じることができます。
よーし！やったるぞ！怖いものなんてない！という感じのやる気が出るわけなのです。
サポーターも選手との繋がりや一体感、サポーター同士の繋がり、一体感を感じられる
ので、すごく幸せを感じられるのです。
当然ながら興奮するので快楽物質「ドーパミン」も出ます。
また観に来たい！また応援したい！やめられない！ハマる！
そんな依存にも繋がる脳内ホルモンです。
サポーターの熱烈な応援は、その場の雰囲気を盛り上げるだけでなく、すごい力をもっている。
その力で実際にチームに貢献しているのですね。
今日は試合もですが、サポーターの熱量に触れて私も幸せな気持になりました。
いいサポーターを持ってるこのチームは幸せだなと感じました。
このチーム、シーズン始まって低迷期が長かったのです。
ずーと勝てなかったんです。勝てそうなのに結果が出なかった。
そんな時でも、サポーターはずっと応援し続けているのです。
弱いなあ、また負けた、また順位が下がったって時も見放さないのです。
それでも応援する情熱は醒めない。
そこがすごいなって思うのです。
監督が代わって、戦術も試行錯誤を重ねて、途中からいい選手が加入して、
チームはいい方に廻り始めて、元々いい所があったからですが、
飛躍的に強くなっていったのです。
いいサッカーをしてる！面白い！強い！に変わっていったのです。
そんなチームの変化や成長を彼らはずっと見続けていて、
チームが勝てなかった時を知っているから、躍進している今が嬉しくてしょうがない。
低迷している
上手くいっていない
何だかいつも勝てない
それでも
このチームが好き
きっと強くなるって信じてる
これがチームへの愛、応援のちからです。
サポーターが12番目の選手だと言われる所以なのです。
嬉しさマックスの大盛り上がりの時に行ったので、大混雑していたわけです。
サポーターの熱量、選手の息遣い、相手チームのサポーターの熱量も、全部が合わさって、
ライブって楽しいなあ
テレビ越しでは味わえないことがあるなあ
そう感じた一日でした。
試合結果は、残念なことに負けてしまいましたけど、それはそれでいいのです。
J１昇格に向けてプレーオフの試合を頑張って欲しいなと思います。
私も飛び跳ねられないけれど、応援している熱血サポーターの一人です。
ずっと大音量の大応援ですから、大きな声も出してもかき消されてしまいます。
ストレス発散の場所にもなりますが、監督の声が枯れるのもわかる気がしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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