こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
東京、千葉で自己否定が強い人や自分責めで苦しい人に向けて、
根本解決のお手伝いをしています。
例年と比べて温かい11月ですね。
過ごしやすくて助かっています。
これからコートが必要な冬が確かに来るんですよね?
何だか想像できません。
シャツ一枚、トレーナー一枚で過ごせる陽気がほんと楽だなあ。
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今日のテーマは、
自分の感情がわからないのはなぜ? ついて書きます。
昨日は、リトリーブサイコセラピー協会、公認セラピストの垣内満寿美さんの1day セミナーに参加してきました。
参加者の中には、元受講生さんなど顔見知りの方もたくさんいて、
「え?野沢さん、受講生として参加されるのですか?」って不思議がられたのですが、
全然不思議なことはなく普通のことですよ。
一受講生として興味深いテーマのセミナーで勉強するのは、セラピストとして当たり前のこと。
目的は知識をより深めるため、自分の内側を見るため、心のメンテナンスのためでもあります。
元受講生、初めてリトリーブサイコセラピーに触れる方と一緒に学ぶことは、
気づきがあります。
今日は、セミナーの振り返りを兼ねて書きます。
セラピーを受けに来られる方の中には、
「自分の感情がよくわからない」
「何か感じてはいるけど、それを上手く言語化できない」
「そもそも感情がない」
とおっしゃる方がいて、「感情がわからない」と一口にいっても様々ですが、大きく分けると
・心がロックされている人
・感じてはいるけれど、自分でわからなくさせている人
がいますよというお話からセミナーははじまりました。
私も以前は感情がぼんやりしている、
いつもボーっとしている感覚がありました。
感情麻痺しているというより感情鈍麻の方がしっくりきます。
人によって程度は様々ですが、
「何も感じない」状態であっても、体は反応している場合があります。
例えば、「怒り」を感じている時、
「くっそー
」「何だよ!
」「腹立つ
」など言葉として認識できなくても、
手が震える
心臓が早く打っている
息が止まっている
手足が冷たくなる、などなど
体はちゃんと感じていて表現しているのです。
心と頭(言葉)が繋がっていない状態で、心と体は繋がっているのです。
リトリーブサイコセラピーは感情と同じくらい、この感覚を扱うセラピーでもあります。
「感情がない」状態は心がロックされた状態ですが、
心をロックしてしまったのには理由があります。
感情を表現しない方が安心・快(マシ)である。
なぜなら、人と心を通い合わせることは苦痛でつらいこと。
って、幼い頃に、自分を守るために学んでしまったのです。
両親が不仲
いつも必ず責められる
無視、ネグレクト
親の言うことを聞いていたら平和、さもなくば地獄
親がヒステリック
親が支配的
兄弟差別があった。搾取子だった。
このように、
家がとてつもなく苦痛だったことが考えられるのです。
家が苦痛 これは、やがて、
↓
人が苦痛 になります。そして、
↓
関わりが苦痛になり、そして
↓
話すことが苦痛になり、そのことは、
↓
生きることが苦痛になってきます。
↓
でもこの苦痛を意識すると生きていけないくらい辛い、苦しい、悲しくてやりきれない。
だから、
↓
感情を失くす、に至ったのです。
幼い頃の生存戦略なのです。
これを大人の今も続けているのです。
感情を失くしたままだとどうなるのか?
↓
自分がわからない
自分のことを人に伝えられない
人に伝わらない
↓
人と繋がれない
↓
回避になる
↓
人と接しないから感情が動かない。それは無の状態。
ある意味安全の確保である。でも、
↓
感情が動かないから言語化しないことになる。
↓
言語化しないと自分の感情がわからない。
↓
ますます回避になる。
↓
ますます人が怖くなる。
といった具合に、悪循環に陥るのです。
では、どうしたらいいのか?
まずは安心安全の場で、言葉にならない感情を受け止めてもらう経験が必要になります。
ここはプロの手を借りる。心理セラピストの出番なのです。
セラピーで安心感を体感するのです。
「言っても無駄」という前提を「わかってもらえた!」という安心に変えるのです。
おそらく、幼少期から親を安心させる役割をしてきて、
自分は親から一つも安心させてもらっていないことが殆どだと思います。
私も安心って何なのか、体感ではわかりませんでした。
そもそも体験したことがないから、知らなかったのです。
安心感と感情は密接に関係しています。
安心感が自分の中に育ってくると、自分が感情を感じることが怖くなくなります。
感情は自然と湧き上がるものである。
だから意識して感じようとしても無理です。
ここは楽しい場面なのだから、何としても「楽しい」を感じなきゃ。→自分に嘘をついてます。
みんな怒ってるから、自分も「怒り」を表現しなきゃ。→これも無理してます。
私も周囲と自分の感情が違う時、周りに合わせなきゃと思っていました。
そして、帰宅してどっと疲れる…自分に嘘をついて無理してるからですよね。
そして湧き上がる感情をコントロールすることも出来ません。
こんなことを感じる私はダメだ。→自己否定です。
こんな感情を感じてはいけない。→自己否定です。
まずは、どんな感情も自分の大切な一部だと思って受け入れましょう。
自分を大事にするってそういうことですよ。と垣内さんはお話されました。
そして、それでも感情を感じにくい人に向けて、
「嫌!」という感情はわかりやすいのでは?
だから自分の中の「嫌!」を大事にしていきましょうとのことでした。
自分は何が嫌なのか?
自分は過去にどんなことが嫌だったのか?
書き出してみるといいですよ。とお話されました。
さっそくやってみようと思います。
その他セミナーでは、席がお隣の人とのシェアタイム、ワークもあり、楽しく学ぶことができました。垣内さん、ありがとうございました。
気軽に参加できる1dayセミナー、一人でも多くの方に参加していただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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