こんにちは

ノザワユリコです。

 

 

台風は去ったのですが暑さが厳しいですね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

今日は「気づいたら小銭が大量に溜まってしまう」問題で、

郵貯銀行で通帳に入金したらいいじゃんと思い立ち、さっそく行ってみたんです。

 

 

郵便局が小銭預入に手数料が発生するシステムに変わったことを知らずにいたのです。

ATMに小銭大量投入で、330円の手数料を引かれ暫し唖然煽り

 

 

1円玉やら10円玉ってすぐにたまってしまいませんか?私だけ?

あー、知らなかった。調べたら2022年1月からだそうですタラー

 

 

________________________________

 

 

今日は、悪口を言うと気持ちいい?

「悪口のデメリット」 

について書きます。

 

 

「悪口ってストレス発散できて、スッキリして気持ちいい~」と思いきや、デメリットがたくさんありますよ~っていうことを書きます。

 

 

参考図書は、たびたび登場のこの本です。

精神科医がすすめる これからの生き方図鑑 (光文社)、樺沢紫苑先生の著書です。

 

image

 

 

P220より

 

「悪口」とは、相手を不快にする言動の全てです。

悪口、誹謗中傷、感情的な批判、相手を不快にする言葉、表現、写真、動画、過度のネガティブ発言、誰かを貶める噂話を指します。

 

 

悪口のデメリット ①~⑨

 

 

①認知症のリスクが3倍も高まる

 

 東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高いは、そうでない人に比べて認知症になるリスクが3倍も高い結果となりました。

(途中略)

 悪口を言い続けると、コルチゾールが脳内で過剰に分泌され、記憶の保存に関わる海馬の神経や前頭前野の神経や前頭前皮質のシナプスの繋がりを40%も破壊するといいます。

 

 

 

②死亡率が1.4倍高い

 

 「ネガティブ思考」と「ポジティブ思考」の人を比べた研究では、ポジティブ思考の人の方が10歳以上長生きしているという結果が出ています。

 ほかに、ポジティブ思考の人の寿命は平均より11~15%長い、また、ネガティブ思考の人はポジティブ思考の人に比べて心臓疾患の発症率が2倍以上高かったなど、多くの検査結果があります。(途中略)

 ネガティブな考え方をする人は、自ら寿命を縮めているのです。(途中略)

 悪口を言うと、コルチゾールに加えてアドレナリンが脳内で分泌されます。怒ったとき、ゲームをしえいるときにもアドレナリンが出ます。

たまにならよいのですが、一日の中で何度もアドレナリンが出るような状態は、心臓に良くないのです。

 

 

 

③ストレスが増える

 

 悪口とは「言葉による攻撃」つまり、悪口を言っているとき脳は「戦闘状態」となり、ボクシングの試合や喧嘩などの戦闘状態のときと同じようにアドレナリンが分泌されるのです。

アドレナリンによる高揚感は「楽しい」と認識されます。つまり、脳の過剰な興奮をストレス発散と認識してしまうのです。

 悪口を言ってストレス発散しているつもりが、じつは自分の脳を攻撃し、逆にストレスを増やしているのです。

 

 

 

④他人への悪口が、自分に悪影響を及ぼす

 

 (オランダのユトレヒト大学、ライデン大学の研究より)

 侮辱の言葉、ネガティブな言葉を口にすること自体が、脳への害になるということ。

(途中略)

 悪口を言われると、「脳の警報装置」である扁桃体が興奮します。

不安や恐怖という感情は、扁桃体が発する警報です。たとえば、「バカヤロー!」という声が聞こえるとドキッとしますね。

それが、自分以外の人に向けて発せられたとしても、「古い脳」である扁桃体は主語を理解しないので、瞬時に不安と恐怖の警報を出すのです。

 

 

 

⑤扁桃体が肥大する

 

 ひんぱんに悪口を言っていると、扁桃体が肥大していきます。

結果として、「小さな不安」にも反応するようになり、いつも「不安」や「恐怖」が頭からはなれなくなります。

 扁桃体の持続的な興奮は、うつ病や不安障害の原因となります。

 

 

 

⑥100倍どころか1万倍返し

 

 SNSでの悪口は時として100倍どころか1000倍返し、あるいは1万倍返しとなり、人生において再起不能なレベルのダメージを受ける恐れもある。

(途中略)

 ものをもらったり親切にされるなど、他人の好意を受けた人はその「好意をお返ししたい」という気持ちになります。これを「好意の返報性」といいます。

逆に人に悪口を言われたり、攻撃されたりすると「やり返したい」という気持ちになります。

 それが「悪意の返報性」です。

 

 

 

⑦現実的な「マイナス」が襲い掛かる

 

 人の悪口を言ったら、「必ずその人に伝わる」と思ってください。

心の中で思っていることは非言語的に相手に伝わります。

(途中略)

 「人間関係がうまくいかない」という人は、悪口などによって自らが発している「マイナスエネルギー」が周囲の反感を招いていることにそろそろ気づくべきです。

そういう人がやるべきことは簡単、悪口を言わない。たったそれだけで人間関係は改善します。

 

 

 

⑧日本中の人の知るとこととなる

 

「SNSじゃない、内輪の発言だから大丈夫」という人もいますが、それはまったく通用しません。

(途中略)

 「友達だけ」「メンバーだけ」の場であっても、誰かがSNSに流通させれば、本人にすれば「ダジャレ」のつもりがたちまち日本中の人の知るところとなる。

その結果、人生を棒に振ることが、一瞬で起きる時代なのです。

 

 

 

⑨罰金、失職、退学・・・

 

 「匿名だから大丈夫」というのはまったく通用しません。

おもしろ半分、冗談で書いただけのツイートが原因で、裁判沙汰になるのです。

罰金は数十万円でも、自分の名前がネット上やリアルに攫われることになる。

会社、学校、家族、親戚全員に知られることになれば、職を失ったり、学校を退学しなければな

らなくなったりする事態も出てくるでしょう。

そんなリスクを取ってまで、ネットに悪口を書きたいですか?

 

 

________________________

 

 

樺沢先生の著書によると、悪口のデメリットが9個もありますね!

 

 

「悪口」を言うとアドレナリンが分泌され、高揚感を感じる。

それを、脳は「気持ちいい」と認識する。

 

 

それでストレス発散している気がする。

けれどもアドレナリン分泌で心臓に負担がかかっているのです。

 

 

「悪口」は認知症のリスクが高まり、死亡率も高まることに繋がっているのは怖いですね。

ストレス発散しているようで、実は自分にストレスがかかっていることは知っておいた方がいいと思います。

 

 

私が一番ドキリとしたのは、扁桃体は主語を理解できないということです。

人に言ったつもり悪口が、自分に言われた、攻撃されたと感じ「怖いよ~!危険だよ~!」って反応するのです。

 

 

 幼少期に両親の面前DVに晒されることが、子供の成長に悪影響であることも納得です。

親の「悪口」や「陰口」「辛辣な噂話」を耳にすることも子供にとってはとても怖いことで、

扁桃体が肥大して不安を感じやすくなってしまうことに繋がるのです。

 

 

 

 けれど私は「悪口は絶対言ってはいけない」と伝えたいわけではないのです。

本当に感じた感情に蓋をして、何でもポジティブ変換する必要はありません。

 

 

嫌いな人を好きと言い換えたりしなくてもいいのです。

あほらしいものを素晴らしいと無理して思わなくてもいいのです。

 

 

自分の中にある闇やブラックを否定しなくてもいい。

自分の本音を抑圧しないでいい。

それを相手にぶつけたり、所構わずぶちまけるのがダメだと思います。

 

 

それから、自己否定は自分への悪口ですね。

「私はダメだ」「私はバカだ」「お前なんか消えろ」・・・これはやめましょう。

私、よくやっていました。

 

 

まとめ

 

悪口を言いすぎることは自分の体を傷つけること

扁桃体は主語を理解できない、人の悪口も自分への攻撃と同じ

親は子供の前で辛辣な悪口を聞かせてはいけない

ストレス発散のつもりで悪口で人と盛り上がっても発散はできない

面白半分にSNSに悪口を投稿するなど、リスクが大きすぎることはしない

人から悪意を向けられると「やり返したくなる」=「悪意の返報性」

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

下矢印

 

 

心理セラピーとは?

下矢印

 

 

 

和姐さんの書籍です。

ワークもついてておススメです。

下矢印

新刊発売「自分を縛る禁止令を解く方法」 | 株式会社ユアエクセレンス(リトリーブサイコセラピー) (yourexcellence.jp)

 

 

 

インナーチャイルドワークのCD、音源データも発売中です。

和姐さんの音声の誘導でインナーチャイルドと繋がってみては?

下矢印

https://www.yourexcellence.jp/shop/inner-childcd/