こんにちは
ノザワユリコです
昨日はお墓参りに行きました。
実家のではなく、義理の父と母のお墓なのですが、
義姉と夫と私の三人で両親を偲びながら食事をして
お互いの今の暮らしのこと、体調のことなども話してと
ゆっくりとした穏やかな時間を過ごしました。
義姉とのつきあいも長くなったなあとしみじみ。
お互いの子供達も小さかったけど自立しました。
お互いにいい歳になったということですな![]()
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今日は、言語化が苦手なあなたへ をテーマに書こうと思います。
参考図書は、精神科医で作家の樺沢紫苑先生の本、
言葉にすれば悩みは消える 言語化の魔力 (幻冬舎)です。
この本、超おすすめです。
この本の感想を書こうとしてから、かなり時間がかかりました。
内容が濃くて、情報ぎっしりで、すごくわかりやすい。
あちこちささりまくりで、どうまとめていいのか迷う。
けれど、正直に言うと言語化の力がついていないのです。
「言語化」ってすごく苦手で、修行の最中だからなんだろうと思います。
それを踏まえて、何で「言語化」が苦手なのかということを書きます。
そもそも、この著書でいう「言語化」とは何かというと?
自分の思っていることを「話す」「書く」ことを通して、言葉にして伝えることを指します。
そして、「話す」「書く」のは「行動化」を促すためなのです。
著書 209ページより
ただ、何となく「話す」「書く」のではなく、自分の頭のなかにある「悩み」「苦しみ」「モヤモヤ」を言葉にして吐き出していく。
「想い=思い」が言葉になること、言葉にすることが言語化です。それによって
「悩みが解消」し、「癒し」が実現するのです。
あなたにも、「言葉にする」(言語化)を意識してほしいのです。
「言葉にする」ことで、悩みの9割は解消します。そして「言葉にする」ことで、「癒し」が実現するのです。
言語化のメリット
著書208ページより
1.悩みの可視化・・・見える化、取り扱い可能、自己客観視できる。
2.整理される・・・分析、自己解決可能
「どうしていいかわからない」からの脱却
3.外化・・・棚卸し、脳が軽くなる、ワーキングメモリの解放
4.ガス抜き・・・心が軽くなる、ストレス解消
5.共有可能、伝わる・・・コミュニケーション、共感による癒し
6.行動化・・・行動が促される、言葉を変えると行動が変わる
このような素晴らしい本を掲げておきながら、私の経験談を書きますと、
「言語化」はもどかしく、しんどい作業でしかありませんでした![]()
「言語化」の大切さはわかっているんだけど、言葉が出てこない、億劫さを感じる、
ノートに書き出そうとすると手が止まってしまう。。。
それで「あ~めんどくさい!や~めた!」ってなっていました![]()
あなたはそんなことはありませんか?
今日はそのような人に向けて書きたい!伝えたい!と思っています。
そんなあなたは扁桃体が興奮しやすい状態かもしれません。
トラウマが影響しているかもしれません。
あるいは脳疲労かもしれません。
あるいは脳が止まっているかもしれません。
あなたがもし幼少期に虐待・ネグレクト、過保護や過干渉で、
支配や服従を強いられてきたなど、つらい幼少期を過ごしたのならば、
心の傷が癒されないまま成長したことで、長い間ストレスにさらされて、
脳の扁桃体が興奮しやすい状態になっています。
そして扁桃体の興奮を抑制するシステムが、前頭前野からの言語情報ですが、
前頭前野も長年のストレスの影響で委縮して、機能が低下していることが多いのです。
扁桃体は危険や非常事態を知らせる火災報知器のような役割をしますが、
不安を感じやすい人というのは、扁桃体が興奮しっぱなしの状態であるということです。
「不安」「怖い」を感じやすいる扁桃体に、
「大丈夫だよ」「私なら出来るよ」などと声かけし、言語を送ることで
扁桃体の興奮は収まります。そんな脳の抑制システムがあるのです。
けれど私はというと「だからダメなんだ」「お前には無理だ」「どうせ出来ない」という
ネガティブな言語情報を送り続けていたのです。
そうするとどうなったか?
扁桃体はいつまで経っても興奮が収まらない→ますます脳疲労という悪循環に→うつ状態
そして、どうせわかってくれない!今更遅い!何をやっても無駄!とも思っていたので
悩みを一人で抱えては耐えて、でも苦しいから悶絶することになりました。
そうするとどうなったか?
誰にも相談しない。言語化もしない。一人で抱える。→悩みは堂々巡りになる。→脳疲労→悩みはいつまで経っても解決しない
幼少期に自分の言葉を受け取って貰えなかった、感情を共感してもらえなかった、
否定ばかりされた、親の支持に従わされたなど、自分の意思や欲求を出しても無駄と諦め、
大人になってもそのままでした。
そうするとどうなったか?
脳を動かすことを自ら止める→頭に霧がかかった状態になる→自分がない。自分の感情がわからない→ますます脳が動かなくなるという悪循環→人に伝えることができない→孤独感がつのる
→うつ状態
ここまで書くと言語化しないと悪いことだらけなんですね。
悩みは解決しない。脳が疲労する。うつ状態になることが伝わったでしょうか?
まとめ
言語化しないと脳は疲れる。
不安や恐怖感は扁桃体の興奮が引き起こしている。
その興奮を抑えるには前頭前野の言語情報の抑制システムが有効
つまり不安を鎮めるには言語化が効く。
つらい幼少期を生きてきた人というのは、言語化が苦手。
最初は億劫かもしれない。けれど少しずつでもやった方がいい。
「言語化」は自分を癒す手段なのだ。
ノートに書く、Twitterで呟く、ブログに書くなど続けていけば、
少しずつ自分の脳が軽くなっていくのを感じられる。
そして自分と繋がっている感覚も得られるようになる。
ある日「あ、私、頭がちょっと良くなったかも」と感じられる日も来る。
(ほんの少しだけだけど
)
「話す」「書く」ことでしか自分の思いは伝わらない。
黙っていては周囲の人が察してくれる、わかってくれることはない。
悩みは一人で抱えずに「言語化」で吐き出すことが大切。
頭だけで悩んでも堂々巡りになって脳疲労になる。解決もしない。
言語化すれば悩みは整理され、ガス抜きになる。
自分を客観視することで、悩みの解決に向けて行動を起こすことにつながる。
本を読む。映画を観る。テレビやYouTubeを見るなどのインプットが多い。
情報や知識を入れるだけでは記憶に定着しない。すぐに忘れてしまう。
インプットをしたら感想を書く、人に話す、人と共有するなどする。
「インプットとアウトプットはセットで行う」が大切。
偉そうに書いていますが、私もまだまだ言語化の修行中です。
お互いに頑張りましょう。脳みそを動かしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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