こんにちは
ノザワユリコです。
今日は週のはじまり月曜日ですね。
いかがお過ごしですか?
私は近日、朗読の発表会がありまして、
小さなホールですが、お客様の前で一人で童話を読むのです。
一人当たり10分程ですが、演じるのが楽しみですが同時に緊張もします。
やるからには精一杯のパフォーマンスをと、毎日自主練習してます。
先生にもお稽古をつけて頂いています。
普段のお稽古とは別に朗読会に向けて特別レッスンなのです。(別料金なのです)
キャラクターの演じ方、声の使い分け方、テンポ、間の取り方
マイクを意識した姿勢、ステージでの目線のやり方、お辞儀の仕方などなど。
私、暗い話を読むのはわりと抵抗ないのですが、
明るい話や童話はテンションをぐっと上げなくてはならないのです。
「童話なんて子供向けでしょ」なんて侮るなかれ
ありえない展開、奇想天外な登場人物だけに、
その世界観を演じるのは意外と難しいのです。
それでも試行錯誤しながら演じるのは楽しくて
好きなことなので練習も苦も無く頑張れます。
ですが、所作の方がですね、ぎこちないのです。
何回やっても苦手です。
それに所作には無意識が出るなあと感じています。
例えば、つい目線が下に行きがちな所など。
先生「(読み終わって椅子から立ち上がってお辞儀の前に)下を向かなーい!」
先生「あなた何か悪いことでもしたんですか??」
先生「せっかくいい語りなのに、もったいないでしょ!」
「最後まで聞いて頂きありがとうの気持ちでお客さんをちゃんと見なさい」
先生は舞台女優なのです。
いざ人前で舞台に立つとなると、厳しいのと、鋭いのと、声が大きくなります。
そうなんです。何故か「後ろめたさ」が所作に出てしまう。
無意識はこんな時に、とっさに、ふと現れるのだと思います。
「こんなんで許してもらえますか?」
「こんな私でもいい?」
何で周囲にお伺いを立てているんでしょうねえ。
自分の無意識は、
「自分は恥ずかしい存在」
「いつも責められる存在」
だからコソコソする。
人の下に入って許可を求めてしまう。
人前になると後ろめたくなる。
という恥の恐怖なのかなあ。。。と自己分析中です。
精一杯のこと(演じる)をしたら、
「最後まで聞いてくれてありがとうございます」って感謝する
それで「おしまい」でいいじゃないねえ。。。
理屈ではわかるんですけれどねえ。
先生のおっしゃるように思えたらいいのだけれど。
無意識が反応して、目線を下にやってしまうのです。
先生「それからね、あなた、髪の毛は切る予定あるの?」
私「(当日までに)髪は切る予定ありません」
先生「あ、そうなの。。。その長さが今はちょうどいいのね。。。」
私「でも本番は髪が顔にかからないように耳にかけます」
先生「そうね。。。」
私、もさいですか?
でも今は切るタイミングじゃないのです。先生。。。と言おうとしたけれど言わず。
チェックが細かい。。。
プロ根性。さすが芸能の人。
でも先生から見てたとえもさくても、髪は切りません!
先生「当日は明るい色の服で来てね」
私「はい!」
明るい色なんてめったに着ないけど本番はやるっきゃない!
先生のファッションを見習います。
というわけでノザワユリコ、本番までドキドキが続きそうです。
先生と出会って約5年になります。
先生は見た目も発言も何でも濃いキャラなのですが、
裏表がなくてチャーミング。
そこらの老人とは違っていて、さすが女優だなと感じます。
私も近日、10分だけ女優になります。
朗読のいいところは、
お稽古事、習い事の中では道具が要らない所
声を出すと気持ちいいところです。
きっと脳にもいいと思います。
いろんな人になり切るのも楽しいです。
ステキな言葉が溢れる文学に浸るのも好きです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。