こんにちは

ノザワユリコです。

 

 

今週からいきなり気温36度って煽り

今年の夏は暑さが厳しいのでしょうか?

 

 

どうやって暑さをしのぐか?

私はスポーツジムのプールに行きます。

 

 

プールでちゃぷちゃぷしようかな。のろのろと平泳ぎしたいな。

そしてアクアビクスをやりたいと思います飛び出すハート

 

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今日は、なぜ「こうあるべき自分」にこだわるの?というテーマで書きます。

 

 

最近読んだ加藤諦三先生の著書、

自分のための人生を生きているか 

「勝ち負け」で考えない心理学 大和書房

 

 

 

 

 

の中から感動した箇所をシェアしたいと思います。

帯の文を読んだだけで引き込まれてしまいました。即買いです。

 

 

ちなみに帯の後ろには、

この競争的な世界のどこで「安心」を確保していけばいいのか。とあります。

 

 

 

自分のための人生を生きているか

    「勝ち負け」で考えない心理学

             加藤諦三著

 

P97より

 

人にはそれぞれのセット・ポイントがある

 

 

 太りぎみで元気な人がいる。痩せていてエネルギッシュな人がいる。太り気味で長生きする人がいる。

 体重にセット・ポイントというのがある。リチャード・E・ニスペットが言いだしたものである。その人に最も適した体重である。周囲の人に賞賛される体重ではない。

 

 ダイエットなどして無理に自分のセット・ポイントより痩せようとすれば、健康によくない。セット・ポイントより痩せても身体に悪いし、セット・ポイントより太っても身体によくない。

 

 同じように、人にはそれぞれ自分が生きていて最も快調である自分というものがある。

つまり、体のことばかりではなく心理状態をも含めて、人にはその人のセット・ポイントというのがある。

 

 その人の身長というのがあるように、その人の能力や適性というのがある。

 その人の顔というのがあるように、その人の性格というのがある。

 

 人それぞれ違うのは指紋ばかりではない。好きなことも違う。

 何よりも、人それぞれ違った運命を背負って生まれてくる。

 

 ところがこれらの違いを無視して、「こうあるべき自分」というのにこだわりだす自分がいる。理想の自我像といわれるものである。

 

 この理想の自我像を実現しようとすることで、周囲を圧倒するように評価を得ようとする。

その結果、現実の自分の能力は破壊される。現実の自分にはいろいろな限界がある。

できることとできないことがある。

 

 その現実の自分のできることとできないことを無視して、「こうあるべき自分」にこだわる。「こう」できない自分を責める。「こうあるべき自分」に現実の自分を合わせようとする。

 

 

「こうあるべき自分」はどこから出てくるのであろうか?

 一つには親の期待を内面化するところからであろう。

 もう一つは、小さい頃の心の傷を癒すための自分である。深く傷ついた自尊心を回復するために必要な自分である。小さい頃、深く自尊心を傷つけられた体験のない人にはなかなか「こうあるべき自分」は想像できない。

 

 理想の自我像というのはプロクルステスの寝台の役割を果たす。

プロクルステスの寝台とは、ギリシャ神話に出てくる話である。

 

 旅人をただで泊めてくれる。しかしその寝台よりその人の身長が長ければ、切って殺してしまう。寝台より短ければ引き延ばして殺してしまうのである。

 

 

なぜ「こうあるべき自分」にこだわるのか?

 

 

それは、安心感が自分の中にないからではないか?

ありのままの自分に価値がないと思っているから。

 

 

人に優越することしか教わってこなかった。

あまりに自分の外側に意識を向けて生きてきた。

 

 

自分を振り返ってみてそう思います。

 

 

安心は自分の中に自分で作る。

自分がどう生きたらいいのか?

その答えは自分の中にしかない。

 

 

その為には自分のことをとことん理解する必要があると私は思います。

 

 

 

「こうあるべき自分」にこだわり過ぎる時、

「理想の自分」になる為に頑張り過ぎる時、

 

 

その理由として加藤先生は2つあげていらっしゃいます。

 

 

1つは、親の期待の内面化。

親が望んだような人物になろうとしていること。

 

 

親の期待に応えているのです。

これは自分の人生ではありません。

 

 

自分を殺して他人(親)の人生を生きているので

社会的には成功しているのかもしれませんが、

 

 

自分の能力や適性、性格は蔑ろにされて生きて来たのです。

自分の好きなことだったのでしょうか?

 

 

そして2つめは、幼少期に自尊心を傷つけられて、

そんな自分を癒す為に、必死に理想の自分になろうとすること。

 

 

理想の自分ですから、今の自分のことをダメだと思っている、否定しているということです。

 

 

自己否定を強化する人生です。

おそらく親へ復讐するための人生。

 

 

人に賞賛される為、人を圧倒する為、人に勝つ為の人生。そうすることで安心を得たい。

 

 

自分に価値を与え、安心をくれるのは他人なのです。

この生き方は頑張れば頑張るほど消耗する人生です。

 

 

自分がどんな親の元に生まれて来たのか?

自分がどんな運命で生まれて来たのか?

 

 

自分の思うようないい親じゃなかった。

苦しくて辛いことの多い運命で生まれた。

 

 

自分の不幸、自分の運命を受け入れること。

 

 

 言うは易く行うは難しですけれどね。

加藤先生は説得力があります。

 

 

「こうあるべき自分」と対局にあるものは「ありのままの自分」です。

 

 

人は当然のように持っているけれど、自分は持っていないもの

人は簡単に出来ることだけれど、自分には難しいこと、苦手なこと

 

 

自分の能力や適性

出来ることと出来ないこと 

それらを受け入れる。

 

 

自分の得意なことで生きたらいいじゃん

自分の好きなことを大事にしたらいいじゃん

 

 

出来ないことをやろうやろうとしないで

やるだけやったらあきらめることも大切

 

 

がむしゃらに人と同じにそれ以上になろうとしなくていい。

 

 

だってそれが自分という人間なのだから

「私はそういう人間ではない」

そういう潔さは大切です。

 

 

何でもすぐに諦めてしまうのはもったいない

でもどうあがいてもなれないものになろうとするのももったいない

 

 

自分のための人生を生きるとは?

「勝ち負け」で考えない人生を生きるとは?

 

 

自分は何をしている時が一番心地良いのだろう?

私らしさって何だろう?

 

 

誰にも評価されなくても、それでもやりたいことは何だろう?

絶対に譲れないものは何だろう?

 

 

この本、良かったら読んでみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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