こんにちは

ノザワユリコです。

 

今日は歯医者に通院の日でした。歯

定期健診、歯石を取って、歯周病の治療をして、虫歯の治療に移ってかれこれ2か月目。

 

まだ終わらないです。もう毎回嫌で行きたくないのです。でも行かなきゃなりません。

いい先生と治療できる時間もお金もあるのだから、自分の現状を受け入れて頑張ります。

 

痛い治療の後には、楽しいことをするイエローハーツ

明日は友人との久々のランチ会です。食べて喋るぞ~鍋爆  笑

 

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今日は、自分の心を守る為にやっていたこと①【現実否認】というテーマについて書きます。

 

 

「現実否認」って聞いたことはありますか?

「現実否認」とは、防衛機制のひとつです。

 

 

    

防衛機制とは?

 

精神分析で有名なフロイトによると、

あらゆるストレスから心が傷つかないように、あらゆる防御反応を起こして

心を守ろうとする脳の働きのこと

 

 

    

心を守る為の脳の反応なので、悪いことではありません。

誰でも持っているもので、自然な反応なのです。

しかし、それが過剰になりすぎると、

うつ、不安神経症、適応障害など、

精神のバランスを崩してしまうことになります。

 

 

 

今日は、私が幼少期から、心を守る為にしていた「無かったことにしていたこと」

受け止められない現実だったことについて、

「現実否認」について書きます。

 

 

    

現実否認とは?

 

自分にとって都合の悪いもの、見たくない現実を見ないように無意識に「拒否する」こと。本当の現実に直面すると壊れてしまうので、現実を無視して突き進もうとしてしまう。

 

 

私が何を「現実否認」していたのかというと、

 

幼少期からリトリーブサイコセラピーに出会うまでの長い間、

「自分が父にいじめられていた」という現実を自覚していませんでした。

 

私には「そんなことあるわけない」と思っていたのです。

というか、そう思っていないとやりきれない。

 

なぜなら受け止めきれない現実だから。

自尊心が傷ついて耐えられないから。

 

父のことは物心ついた時から、怖い、嫌い、憎い、というのは猛烈にあったのですが、

「自分が虐められた」とは思っていなかったのです。

 

「自分がダメで父の期待を裏切ってきた」から、いつも否定されて暴言を吐かれた。

その「冷酷な仕打ち」が許せないと思っていました。

 

おいおい、その「冷酷な仕打ち」のことを「いじめ」と言うのでしょ。

普通ならわかりそうなことなのに、ほんとに自覚ゼロでした。

 

自分の父がそんなこと、「娘を虐める」なんてことをするはずがない。

私はそう信じ込んでいたのです。

 

そうやって「現実否認」して父のことを理想化していたのです。

父があんなに私に怒って、暴言を吐いて、冷たい仕打ちをするのは

 

「きっと父には何か特別な事情があるに違いない」

「私がどうしようもなくダメだからだ」

「だからしょうがないんだ」

「期待に応えられない自分が悪いんだ」

 

セッションを受けて体感覚で

「ああ、父が私にしたことはいじめだった」とその時ようやく認識したんです。

 

これまでのことが全部いじめと言われればそうだった。

あの時のあれもこれも、意地悪、いじめじゃんか。

 

それに「特別な事情」なんてありませんでした。

父は女性嫌いだったのですが、このことも女の私には気が付きませんでした。

 

その理由に加えて、父が抱えていた悔しさとか虚しさを私にぶつけて解消していたのです。

その悔しさとか虚しさとは、父の親、私の祖父母に出せない怒りでした。

 

これも防衛機制の一つ、怒りの置き換えです。

私には全く関係ない怒りでした。

 

父は父で、怒りの置き換えをすることで、自分の心を守っていたのです。

 

 

    

置き換えとは?

 

自分が人から攻撃されたり否定された場合などに、相手に対する恐怖から表現できない感情「怒り」などを抑圧してしまう為に、無意識に自分よりも無抵抗な人に向けて、攻撃したり、ストレス解消して癒そうとする。

 

 

父が私を虐めたのは、私が弱くて無抵抗だから。

 

それ程に父はひどい人だった。

大人げない人、幼児な人だった。

弱い人だった。

 

それが腑に落ちたら、ひしひしと悲しくなりました。

 

当時の子供の私には、理不尽できびしい現実を

否認することでしか自分を守れなかったのです。

 

 

「私は虐められてなんかいない」

「父は特別な事情があって私に辛く当たるのだ」

「父が私に激怒するのは、私がダメだからだ」

 

 

本当のことがわかるまでには、リトリーブサイコセラピーに出会うまでには、

長い時間がかかりました。

 

人は目の前に厳しい現実、受け止めきれない現実がある時、

自分の心を守る為にその現実を否認します。

 

そうやって認知を歪めます。

事実を捻じ曲げます。

 

それが無力な子供なら、なおさらです。

 

子供はたとえどんな親であっても、親を神様のように思っているし、

どんなに親が怖くても、ひどいことを言われたり、

 

ひどい仕打ちをされようと、その親から愛されたいと思うものなのです。

 

 

この続きはまた次回に書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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