こんにちは

ノザワユリコです。

 

今日は、地元自治体主催の料理の講習会に参加してきました。

簡単時短料理のメニューをいろいろ覚えてきました。

 

 

マンネリ化しがちな我が家のメニューですが、今日の勉強会で目先が変わって新鮮です。

美味しそうで何より簡単なのがうれしいです。飛び出すハート

 

 

さっそく今夜にでも作ってみたいです。鍋

久々に友人にも会えました。楽しかったな。

 

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今日は、嫌いな人ばっかりなのは、自分が嫌いだからというテーマで書きます。

 

 

あなたは外化って聞いたことはありますか?

 

    

外化とは、自分の心の中の世界を現実だと錯覚してしまうこと。

 

自分の願望を他人に外化する時があります。それははどんな時かというと、例えば、

 

 

結婚前に何度も浮気をされた女性が「結婚したら夫は浮気癖は治る」と思って結婚する。

実際の結婚生活は、夫は相変わらず浮気をする。

 

 

「DVの恋人が結婚して子供が出来たら変わってくれるはず」

そう思って結婚するもDVは止まない。

 

 

「結婚したら浮気癖は治る」「結婚して子供が出来たらDVは止む」

これは、この女性の願望であり、理想のあるべき夫としての姿。

 

 

実際の夫の姿ではない。

けれどもそう願って思い込むのが外化

 

 

別の例として、自分を憎んでいる人が外化すると、

他人が自分を憎んでいると感じる

 

 

現実として他人は憎んでないし、何とも思っていない

でもそう感じて疑わないのが外化

 

 

あるいは、

自分が自分を憎んでいるのに

 

 

相手を憎いと感じる

自分のことを憎んでいるということには気づかないのが外化

 

 

共通することは、現実を見ていないということ

そして、依存心が強いということ

 

 

相手に「こうあって欲しい」→相手は「こうあるべき」→相手は「こうであるはず」

相手に要求して、決めつけて、思い込んでいる。

 

 

現実を見る力がないと人生はうまくいかない。

現実をねじ曲げる人は人間関係が上手くいかない。

 

 

人を理想化して決めつける、自分の願望を他人に外化する

私はよくやっていたのです。

 

 

「あの人はきっといい人だ」

「あの人は私にとって理想の人の○○」

 

 

でも、いい人だったのに、ちょっと違う一面を見て愕然とする

理想の○○だったのに、かなり違っていてガッカリする

 

 

「何でよ!」「違うじゃん!」

その人に対して怒りを感じるわけです。

 

 

でもその人が悪いのでしょうか?

こちらが勝手に理想化して、決めつけて、外化しただけです。

 

 

そして相手に絡みます。

「どうして、私の希望通りのあなたではないのですか?」

お門違いの要望ですね。まるで幼児です。

 

 

全く現実のその人を見ていないのです。

自分のイメージした相手を見ていただけです。

 

 

これでは、相手との関係が深まることはありません。

自分の世界(妄想の世界)でしか相手を見ていないのです。

 

 

そして周りを見渡せば私は嫌いな人だらけでした。

あの人もこの人もみー-んな嫌い!

 

 

これは自分が嫌いだったからなのです。

でも当時は全然気づいていませんでした。

 

 

依存心が強くて、現実を見ていない自分に気づくこと

そして、自分を嫌っている自分に気づくこと

 


妄想の世界から出て現実を見ること

あるがままの現実をあるがままに見ることが大切です。

 

 

加藤諦三先生の著書 まじめさが報われるための心理学 PHP研究所

の中で紹介されている歌謡曲の歌詞と加藤先生の解釈です。

 

 

「外化」と同じような心理を表す言葉「感情移入」の解説をなさっています。

わかりやすいのでご紹介します。

 

    

北の宿から 都 はるみ

 

吹雪まじりに汽車の音

すすり泣くよに聞こえます。

お酒並べてただひとり

涙歌など唄います。

女心の未練でしょう。

あなた恋しい北の宿

 

著書より引用

「別に汽車の音がすすり泣いているわけではない。

しかし聞く者の心がすすり泣いていると

すすり泣いているように聞こえる。」

 

 

 

    

津軽海峡冬景色 石川さゆり

 

上の発の夜行列車降りた時から

青森駅は雪の中

北へ帰る人の群れは誰も無口で

海鳴りだけを聴いている

私もひとり連絡船にのり

凍えそうな鴎見つめ

泣いていました。

ああ 津軽海峡冬景色

 

著書より引用

「鴎は気分がいいと感じているかもしれない。

しかし見る者の気持ちが寒さに凍えているから

寒さに凍えているように見えるのである。」

 

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誰もが知っている名曲、きれいな歌詞ですね。

昭和の歌謡曲の世界観、私はとても美しいなと思います。

 

 

でも私たちは現実に生きているのですから、ファンタジーと現実を区別しなければいけないと思います。

 

 

あなたがもし、周りの人のことがみんな嫌いだという時、もしかしたら、自分のことが嫌いなのかもしれませんね。

 

 

今日はこんなお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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