こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。こちらもよろしくお願いいたします。

 

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昨日は映画館で映画を観ました。

寝不足だったのですが、行くなら今日しかないと、

 

 

少し無理をして行ったのですが、

とてもいい映画だったので行って良かったです。

 

 

観た映画はこちらです。

「パストライブス 再会」

 

 

ベタな恋愛映画かな。。。

でも惹かれるこのポスターの二人、素敵すぎる。。

しかもNYが舞台だから見たい!ってことで行きました。

 

 

もう4年前になるけど行ったことがあるNY、

懐かしい名所に映画の中で再会したかったのです。

 

 

観たら極上の恋愛映画でした。

とても切ない泣

 

 

ソウルで暮らす12歳の少女ノラは、アメリカに一家で移住することになり、

仲良しだった少年ヘソンとはお互いに恋心を抱いていたのだけど、

別れることになってしまいます。

 

 

12年後の24歳の時、二人はオンラインで再会します。

ヘソンはずっとノラを探しつづけていたのです。

 

 

二人は12年の空白を埋めるかのようにパソコンの画面を通して距離を縮めますが、

お互いに自分の目標や夢に向かって忙しく、

 

 

時差もあるし環境も違うので、次第にノラは苦しくなり

「しばらく会うのは辞めよう」と切り出します。

 

 

またもやお互いに惹かれ合いながらも別れることになります。

そのまた12年後の36歳の時、

ヘソンはソウルからNYまでノラに会いに来て再会します。

 

 

ノラは作家のアーサーと結婚しているのですが、

それを知りながらもヘソンはノラに会いに来たのです。

 

 

ノラの夫、アーサーは言います。

 

 

「自分は二人を引き裂く邪魔者でしかない・・・」

「僕は道化者だ・・・」

 

 

夫は自分の妻がヘソンを忘れられないこと

今でもお互いが引かれ合っていることをわかっているのです。

 

 

ヘソンが自分の妻を奪うかもしれない

妻は自分を捨てるかもしれない

 

 

そう思って不安なのです。

 

 

「ダンナさん、かわいそう・・・」泣

「やっぱり初恋の相手って会いたくなるものよ」

「運命の人ってそうやって必然的に会うことになる」

「恋は盲目だよね」

 

 

そういうストーリーではあるけれど・・・

 

 

この映画はメロドラマにありがちなストーリーであって

そうではないと感じます。

 

 

この映画が安っぽくはなく極上なのは何故なんだろう?

こんなに切ないのは何でなんだろう?

 

 

しばし考えてみましたよ。。

 

 

私が一番印象に残ったのは、

夫がノラに自分の気持ちを打ち明けるシーンです。

 

 

「君の寝言はいつも韓国語なんだよ

こんな時、僕の知らない君が居る

僕の入りこめない世界があると感じるんだ。だから僕は韓国語を勉強しようと思ったんだ」

 

この「君の寝言はいつも韓国語なんだよ」ですが、

 

ノラはもちろん夢の中なので自分では知りえない事実なんです。

夫にしてみたら、自分の知らない妻を感じてさびしいのです。

 

 

無意識は夢に出るといいますが、

 

 

ノラはアメリカ人として生きているのだけれど、

無意識では韓国人だということ

 

 

韓国人でいる方が自分らしくいられる

って感じている

 

 

「私は韓国人」→「ありのままの私」つまり「本当の自己」

「私はアメリカ人」→「適合している私」つまり「偽物の自己」

 

 

「本当の自己」と「偽りの自己」がせめぎ合う苦しさが

ノラにはあるんだろうなって感じたのです。

 

 

「本当の自己」が愛しているのはヘソン

「偽りの自己」が愛しているのはアーサー

 

 

どっちも愛しているから苦しい

 

 

12歳の時、親からいきなり

「アメリカではノラという名前で生きるのよ」って

 

 

これまでの韓国名を使わないように、捨てるように言われ、

親が韓国に見切りをつけて母国を捨てたのですが、

 

 

自分たちが母国を捨てたから、子供たちの名前も変えてしまうって

ある意味暴力ですが、親なりに子供のためを思ってしたのでしょう。

 

 

いじめられないようにとか、言いやすくするためとかの理由でしょう。

子供はそれを受け入れるしかなかったのです。

 

 

少女がアメリカで適合していくために、

親からの愛をもらうために、

 

 

名前を捨てる=今までの自分らしさを捨てる

無意識ではあるけれどそうせざるを得なかったんだなと思います。

 

 

名前ってアイデンティティなんだなと思います。

 

 

「本当の自己」と「偽りの自己」については

次回に書こうと思います。

 

 

いい映画でした。良かったら観てみて下さいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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