私が小さい頃の話になります。
私の 両親は 農業を 経営していましたが、生活は決して 豊かではありませんでした。
農業の 仕事は 子供を 育てるように 本当に世話のかかる 仕事です。
毎朝 父は 誰よりも 早く 起きて 仕事に 出掛けていました。
私が知る限りでは、3時、4時 に起きていたように思います。
家族を 養うために 朝早くに 市場へ 行って、野菜を売ったりも していたそうですよ。
私が少し大きくなってから父がそう話してくれました。 それも笑いながら。
その当時は 大変だったと 思いますが、苦労話を 笑いながら話す 父は 凄いなと 子供ながらに 思ったことを 覚えています。
農業の 仕事は 誰にでも出来る 仕事だとは 思っていません。
離農する人も 多いんです。
大変な仕事ですから。
だから、農家をやりたがる人は 昔も今も 変わらず 少ないんですね。
その中でも、父は なんとか 生き残って 今、現在も 75歳でありながら 頑張って 農業の仕事を 続けています。
心情的にも 肉的にも 苦労が多かったでしょうに。
決して 文句 ひとつ 言わず、ただひたすら 農業の 仕事を ず~っと 続けてきています。
それは 愛する家族が いるからでしょうね。
家族があるからこそ 父の 気持ちの 支えとなり、困難でありながらも 続けてこられたのでしょう。
と いうことで、私が朝 起きたときには 両親が 家に いることは ほとんど ありませんでした。
学校が休みになると 友だちは 家族で 町に行ったりして お出かけしますが、ウチには それがなかった (´;ω;`)
農家のお子さんは 皆 経験していますよね。
どれだけ 両親を 恨んだことか o(o・`з・´o)ノ
お金はあまり使える 状況では なかったので、おもちゃはもちろん 服も お下がりがほとんどでした。
でもねー、お下がりの服は いつも 貰えるのが 楽しみで、楽しみで いたの ヽ(´∀`)ノ
プレゼントを貰っているような感じで o(^▽^)o感謝
親に買ってもらったものといえば、キティちゃんのぬいぐるみと 赤のジャージかなー。
キティちゃんのぬいぐるみは お店で見たときに どうしても欲しくて おねだりしました。
無理だとわかっていたんだけど、、、。
でもねー、買ってくれたの!
そのときの喜びはどうだったと思いますか?
覚えていないません Σ(ω |||)アレッ!
嬉しかったと思いますよ。
今でも、大切に 持っています。
普段から 買ってもらえることはあまり なかったし、自分の持ち物も 少なかったこともあり
全てのものは 大切に使っていました。
親には何も言われたことはありませんが、こうして 私は 物の大切さを 学んでいったのでしょうね。
物持ちが良く、小さいときから持っていたものは 今でも いくつか とってあります。
全てに、思い出があるし 気に入っているものばかりなので (* ´ ▽ ` *)
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