00アジサイ

 

    

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こんにちはニコ

6月上旬に行った「神代植物公園」の続きで、今回は「本園」のアジサイです。

本園のアジサイは種類が多く、以下のように大きく5つに分類されていました。

「ヤマアジサイ系」
「エゾアジサイ系」
「ガクアジサイ系」
「外来種・園芸アジサイ等」
「シーボルト区の植物」

本園の全てのアジサイを撮影できていないにも関わらず176枚撮っていました汗

それだけ沢山の種類のアジサイが植えられていたんですね。

その中から何とか20枚選び、園内の案内板を引用してご紹介します。

 

 

 

本園の「あじさい園」です。

 

「あじさい園」

アジサイの仲間は東アジア、南北アメリカに約40種ほどあると言われています。

低木またはつる性の植物で、日本にはヤマアジサイ、ガクアジサイなどが分布しています。

古くから栽培され、多くの園芸品種が生み出されています。

見頃6月上旬~7月上旬

【出典:神代植物公園 案内板】

01あじさい園

 

 

よく見るアジサイが沢山咲いています。

正直、ガクアジサイの『手まり咲き』と西洋アジサイの見分けがつかないので、これはどちらなのか判りませんあせる

02あじさい園

 

 

アジサイ以外の植物もありますが、「水生植物園」のようにアジサイが他の緑に埋もれてしまうようなことにはなっていません。こちらは手厚く手入れされているのかな?

03ガクアジサイ

 

 

 

ガクアジサイ系

日本特産種で国外に自生地はありません。

房総半島、三浦半島東岸、伊豆半島東岸・南端、伊豆諸島、小笠原諸島の南硫黄島・北硫黄島の海に面した斜面から海岸線に沿って自生するため「ハマ(浜)アジサイ」とも呼ばれます。

乾燥や寒さにも強く、強健な性質です。

花も葉も大型で、葉の表面に光沢があることが特徴です。

「ガク」とは、「額縁」の意味で、装飾花が両性花のまわりに額縁状に並ぶ『額縁咲き』と、全体が装飾花になる『手まり咲き』のものがあります。

【出典:神代植物公園 案内板】

04ガクアジサイ

 

 

こちらもガクアジサイ

同じように見えて違うものですねうーん

05ガクアジサイ

 

 

ガクアジサイ系の「花火アジサイ」だと思います。

星のような装飾花が可愛いです。

06花火アジサイ(額)

 

 

こちらはガクアジサイ系の「うずアジサイ」です。

装飾花の花弁が凹みスプーン状になっています。

07うずアジサイ(額)

 

 

こちらもガクアジサイ系だと思いますが、案内板を見損ねてしまいましたあせる

装飾花のギザギザが特徴ありますよね。

それで調べたら「ナデシコガクアジサイ」がそれっぽいかなぁ?うーんと思いました。

08ナデシコガク(額)

 

 

こちらもガクアジサイ系っぽいですが、紹介としてはエゾアジサイ系の「青梅」

装飾花よりも光沢のない葉が特徴になるようですね。

 

エゾアジサイ系

北海道から石川県の日本海沿いで、冬期積雪のある地域に分布しています。

ヤマアジサイと同様に、葉に光沢がないのが特徴です。

流れの脇や斜面が平地と接して水が浸み出す場所、かつ日当たりの良い場所を好みます。

冬期の乾燥や寒風が苦手です。

【出典:神代植物公園 案内板】

09青梅(蝦)

 

 

こちらはヤマアジサイ系の「紅額」です。

 

ヤマアジサイ系

関東、東海以西の本州、四国、九州から屋久島、朝鮮半島南部に分布しています。

多くは樹高が小型で、葉も薄く小さく、先が尖り、光沢がないのが特徴です。

様々な花色や花形があり、品種の変異が大きいことも特徴です。

沢筋の斜面など、地下水が浸み出すような、日当たりの良い場所を好むため、「サワ(沢)アジサイ」とも呼ばれます。

【出典:神代植物公園 案内板】

10紅額(山)

 

 

同じヤマアジサイ系の赤い装飾花でも、こちらは「あじさい展」に展示されていた「クレナイ」です。

「紅額」と同じ品種の花だと思っていましたが、「紅額」の方は装飾花にギザギザがありました。
「紅額」を拡大して見たら判った汗

11クレナイ(山)

 

 

ヤマアジサイ系の「ヤエヤマアジサイ」です。

12ヤエヤマアジサイ(山)

 

 

八重の白い花が清楚な雰囲気です。

13ヤエヤマアジサイ2(山)

 

 

外来種・園芸アジサイ等の内、外来種の「アナベル」です。

近年、色々な公園で見かけますね。

 

外来種・園芸アジサイ等

アジサイ属(Hydrangea)には、ヤマアジサイ、ガクアジサイの系統とは別に、北アメリカ原産のアメリカノリノキやカシワバアジサイの系統や、中国原産のヒマラヤタマアジサイの系統、日本原産のタマアジサイ(夏咲き)などがあります。

また、ガクアジサイ、ヤマアジサイ等の交雑により、作出されたものを「園芸アジサイ」と言います。

【出典:神代植物公園 案内板】

14アナベル(外)

 

 

外来種・園芸アジサイ等の「タマアジサイ」ですが、シーボルト区の植物でも紹介されていました。

 

シーボルト区の植物

ドイツ人の医師、博物学者である「フォン・シーボルト」は、1823年に来日し、帰国の際に多くの日本の植物を持ち帰りました。

これらの中にはアジサイも含まれます。

後に「日本植物誌」を出版することで、ヨーロッパに日本の植物を紹介しています。

ここには観賞植物や有用植物の精密で美しい図も添えられています。

この区画では、シーボルトによってヨーロッパに紹介された、アジサイの仲間12種類を集め、紹介しています。

ホンアジサイ ガクアジサイ 白斑入りガクアジサイ 紅額(ヤマアジサイ)七段花(ヤマアジサイ) 小アマチャ(ヤマアジサイ) ノリウツギ ミナヅキ(ノリウツギ) タマアジサイ コアジサイ 八重の玉段花 ツルアジサイ

【出典:神代植物公園 案内板】

15タマアジサイ(外)

 

 

園芸種の「渥美絞り」です。

装飾花の青い花弁に白っぽい絞りの様な模様が入っています。

葉の粗いギザギザも特徴なのだそうです。

16渥美絞り(園芸)

 

 

園芸種の「ダンスパーティー」

装飾花の細い花弁の八重が特徴で、装飾花の数が多く、ダンスをしているような華やかな雰囲気が人気なのだそうです。

私も凄く気に入って、何枚も撮ってしまいました。

これは悩んで悩んで、やっと選んだ1枚です。

17ダンスパーティー(園芸)

 

 

「あじさい展」から綺麗な紫ですが「ブルースカイ」

18ブルー・スカイ(園)

 

 

ということで、まだまだ沢山の品種がありましたが、この辺で終わりにします。

ハナショウブにしても、アジサイにしても、奥が深いですねうーん

とても紹介しきれませんでしたが、今年は色々なアジサイをたっぷり堪能してこれましたほっこり

7月に入ってしまいましたが、次回で6月の神代植物公園のお花の紹介は最後となりますm(__)m

19アジサイ

 

 

 

    

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