00ハナショウブ

 

    

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こんにちはニコ

「神代植物公園」のハナショウブは、無料区域の「水生植物園」と、有料区域の「本園」で観ることができました。

「水生植物園」のハナショウブは緑の中に植栽され、美しいながらも太陽の下で生き生きとした印象でした。

一方、「本園」の方は鉢物のハナショウブが並べられ、「はなしょうぶ展」という展示会になっていました。

「はなしょうぶ展」の方のハナショウブは、儚げで可憐な深窓の麗人のような印象でした。

前半「水生植物園」、後半「はなしょうぶ展」でご紹介しますので、雰囲気の違いも含めてハナショウブの美しさを愉しんでいただけたら嬉しいですほっこり

 

 

 

「水生植物園」のハナショウブが咲いている場所「はなしょうぶ園」まで来ました。

01水生植物園

 

 

所々、白、紫、青のハナショウブが咲いているのが見えますねねー

02はなしょうぶ園

 

 

ウッドデッキを進んで、もう少し近くで観てみましょう。

03はなしょうぶ園

 

 

この辺は白いハナショウブですね。

04はなしょうぶ園

 

 

晴天なので、濃い紫と白がコントラスト強く写っています。

05ハナショウブ

 

 

シックで素敵だな、と思ったのがこちら「脈入り」のこのハナショウブキラキラ

06ハナショウブ

 

 

外側の花弁である外花被は、ごく薄い紫地に濃い紫色の筋が入っています。

そして、まるで内側にもう一つ別のお花が乗っている様な、濃い紅紫の内花被と花柱枝。

これがお洒落な着物と帯の組み合わせみたいですにやり

07ハナショウブ

 

 

こちらは、紫の外花被が三方向に伸び、鳥が大きな翼と尾羽をはためかせているみたいですね。

08ハナショウブ

 

 

藤色に白い筋の入った「白すじ」のハナショウブも素敵です。

どの花も太陽の下で力強く咲き誇っている印象でしたキラキラ

09ハナショウブ

 

 

ここからは「本園」の「はなしょうぶ展」です。

10はなしょうぶ展

 

 

ハナショウブ品種等の案内板です。

ハナショウブの系統は「江戸系」「伊勢系」「肥後系」とあるのですね。

10ハナショウブ品種案内板

 

 

まず、「ノハナショウブ」です。

ハナショウブは日本の山野に自生するノハナショウブをもとに、江戸時代から改良され発達した伝統園芸植物なのだそうです。

この「ノハナショウブ」が美しいハナショウブすべての基なんですね。感慨深いです。

11ノハナショウブ

 

 

肥後系の「花冠(はなかんむり)」

大きく立ち上がった内花被なのかな?が、(かんむり)の様だ、ということでしょうか?うーん

綺麗な蝶がとまっているみたいにも見えます。

12花冠(肥後系)

 

 

江戸系の「新宇宙」

やや垂れ咲きの八重咲きで、こちらも藤色に白い筋が綺麗です。

13新宇宙(江戸系)

 

 

江戸系の「潮来(いたこ)」

薄い青紫地に濃い青紫色の筋が入っています。

濃い紅紫地の内花被と花柱枝。

先程、「水生植物園」で撮ったシックなハナショウブは、この品種かもしれませんね。

撮る環境が違うと、印象が変わるものですね。

14潮来いたこ(江戸系)

 

 

江戸系の「桐壺(きりつぼ)」

青紫に白っぽい色がまだら状に入った「絞り」で、儚げな印象です。

15桐壺(江戸系)

 

 

江戸系の「玉津島(たまつしま)」

白地に紫色ぼかしの三英花が、これもまた儚げです。

ちょっとクラゲっぽく写ってしまったかな?汗

16玉津島(肥後系)

 

 

肥後系の「喜笑楽(きしょうらく)」

紫と白の絞り模様が綺麗で、アップで載せたくなりました。

17喜笑楽(肥後系)

 

 

江戸系の「筑羽根(つくばね)」

大きく上向きに広がって開いた外花被が、確かに羽根のようですね。

18筑羽根(江戸系)

 

 

江戸系の「加茂川(かもがわ)」

平咲きの三英花で、白地に濃い紅紫の筋が入った外花被。

黄色の部分は弁元が濃い青紫色なので、良く目立つそうです。

19加茂川(江戸系)

 

20加茂川(江戸系)

 

 

ということで、まだまだ沢山のハナショウブが展示されていましたが、ここまでにします。

見やすさから、全体的に淡い色を避け、紫・青系の花が多くなってしまいましたアセアセ
展示会の方も肥後系と江戸系ばかりで伊勢系を撮っていなかったあせる

次回、機会がありましたら、淡い白系の花も頑張ってみようと思います。
伊勢系品種もビックリマーク

何となく地植えと鉢植えの印象の違いが分かっていただけたでしょうか?

たまたま光線の違いで、逞しく見えたり儚く見えたりしたのかもしれませんが、この微妙な違いが楽しかったですにやり

次回は、鬱蒼とした「水生植物園」を、もう少し散策します。

 

 

 

    

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