こんにちは
思わせぶりな長いタイトルですが、ひねりはありません。
2023年の3月上旬と今年2024年の3月中旬、メインフィールドの昭和記念公園で、春本番前に見てきたそのままです。是非ご覧くださいm(__)m
園内には沢山のクリスマスローズが植えられ、見頃を迎えていました。
クリスマスはとっくに過ぎたのに、何故この時期にクリスマスロースが見頃を迎えるのか?
ずっとスルーしてきましたが、そろそろちゃんと知ろうと思い、サラッと調べました。
原産地のヨーロッパなどでは、ヘレボルス属原種のニゲル1種類を「クリスマスローズ」と呼ぶのだそうです。
ニゲルはクリスマスの頃に白い花をつけることから「クリスマスの頃に咲くバラ」という意味で「クリスマスローズ」と呼んでいるそうです。
因みにニゲルは「バラ科」ではなくキンポウゲ科の植物だとか。
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日本で市場流通が多いと言われているオリエンタリス系ハイブリッドなどは、ヨーロッパではキリスト教の四句節(4月レンテン節)のころに花を咲かせるので「レンテンローズ」といわれているそうですが、日本ではヘレボルス属全体を「クリスマスローズ」と呼んでいるそうです。
その「レンテンローズ」が日本では「クリスマスローズ」と呼ばれているので、早春に見頃をむかえるみたいですね。
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話しは変わりますが、この時期は春告鳥と云われるウグイスが、さえずり始めます。
さえずり始めたばかりの頃のウグイスは、「ホーホケッ?」とか「ケキョ…ケッ…ケッ」など、思わずこちらがズッコケてしまうような中途半端なさえずりで鳴いてたりします
「あんまり上手くないな~。若いウグイスなのかな?」と思っていましたが、春本番前のウグイスはベテランでもこんな感じで、何度も練習して美しいさえずりができるようになるそうです。
その練習中の鳴き声を「ぐぜり鳴き」というのだそうです
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こちらのウグイスさんも「ぐぜり鳴き」をしてるところを2023年に撮影しました。
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その時は写真を撮るので精一杯でした。
「ぐぜり鳴き」を録音してこなかったのが悔やまれました
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そして今年、「ぐぜり鳴き」の録音に成功しました
植え込みの中にいたので、今年は姿を写してこれませんでしたが、鳴き声は録れました。
なので、ウグイスさんの画像を音に張り付けてスライドショーにしました。
植え込みの中のウグイスさんは、「ホーホケキョ」は上手かったのですが、その後の「ケキョケキョケキョ……」が練習中でした。
結局、上手く行かず「ホーホケキョ」で最後を締めてしまいましたが、一生懸命頑張っている声が可愛いです
約1分、焦れったくなるかもしれませんが、是非最後までお聴きくださいm(__)m
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折角見頃を迎えたクリスマスローズ、折角なのでこちらの案内板でチェックしながら、もう少し鑑賞しましょう
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こちらは「シューティングスター」という品種です。
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咲き方はシングル、花びらの形は丸弁、花形は平咲き、でしょうか。
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「ジュエル」という品種です。
白と赤系の花が並んで綺麗です。
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ここからは品種は分かりませんが、咲き方はセミダブルですね。
先程の案内板によると、密腺(紫の部分)が「筒状」に大きくなっているみたいですね。
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こちらもセミダブルだと思いますが、アネモネ咲きの方かな?
密腺が「花びら」のようになっていますね。
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こちらは咲き方がダブル、形が丸弁でしょうか?
密腺が「完全に密腺が花びら化」し、花びらの先が丸く、重なりが大きくなっています。
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ダブル、剣弁かと思います。
とても豪華な花びらで、先がとがって見えます。
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白のダブルも♪
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こちらの黒い花は、丸弁のカップ咲きかな?と思いますが、どうでしょう?
シックで素敵です。
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花束の様に咲くクリスマスローズが、優しくしっとりした雰囲気を創っています
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こちらは陰影がいいかな?と思った1枚です。
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最後は、クリスマスローズに包まれたフレンチブルドッグの人形。
本物はなかなかこんな風に撮らせてくれないので、お人形さん、有難いですね
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ということで、日本ではウグイスのさえずりが聞こえ始める頃に「クリスマス ローズ」が見頃を迎えるのには理由があり、練習中で不完全なウグイスのさえずりを「ぐぜり鳴き」と言うらしい、というお話でした
お付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
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