こんにちは
広島・呉・宮島1月27日(金)~30日(月)3泊4日の旅の続きです。
旅行1日目、広島城に着いて荷物をチケット売り場に預けた後、二の丸に向かって天守閣入り口から階段を下りていくと、目の前にオスのジョウビタキさんがいました。
しばらくの間、二の丸そっちのけでジョウビタキさんばかり撮っていました
姫路城の時といい、 地元よりも西のジョウビタキさん(雄に関して)の方が、近付かせてくれるのかしら?
何はともあれ、撮らせてくれるのなら、こんな好い事はないので、この機会に撮っちゃいましょう。
他の野鳥も少し撮れたので、久しぶりに創作会話にしました。
広島城にいる野鳥さんたちと、どんなやり取りがあったのか、どうぞご覧ください。なんてね
おぉ~!広島城に来て早速オスのジョウビタキさんに会えました
ラッキーですね!ちょっと話しかけてみましょうか?
ユ「すみませーん!ちょっといいですか?」
↓
ジョ「ん?何じゃお主は?」
ユ 「はい、通りすがりの観光客です。できれば野鳥の皆様の御姿を写真に撮らせていただきたいのですが」
ジョ「何?家臣共の写真を撮りたいと申すか?」
ユ 「んん?家臣?あの~貴方様はもしかしたら、このお城の……?」
ジョ「うむ、ジョウ主じゃ」
ユ 「うわ~、お城にいるジョウビタキだからジョウ主って、ダジャレかい! ダジャレとしても浅いな~。オマケにいきなりお殿様と話せているし、設定に無理があるか? 」
「何か申したか?」
ユ 「いえいえ、是非ジョウ主様と家臣の皆様の写真を撮らせてください」
↓
ジョ「うむ、よかろう。シロハラ!シロハラは居らぬか!?」
↓
シロ「ははっ!ここに!」
↓
ジョ「この者は遠路遥々、我が城に参った客人じゃ。其方、 案内がてら写真のモデルになってやれ」
↓
シロ「我がモデルに、でござりまするか?か、かしこまりましてござりまする」
シロ「う~む……かような具合にてよろしかろうか?」
ユ 「う~ん、分かりやすくていいのですが、もう少し背景を整理したいので、枝に乗ってもらってもいいですか?」
↓
シロ「……如何でござるか?」
ユ 「はい、シロハラさんは地面を歩いている姿ばかりなので有難いです」
↓
ユ 「あれ?お堀に水鳥さんがいますね」
シロ「水場の警邏をしておる星派次郎隊にござりまする」
ユ 「みんな寝ているみたいに見えますが?」
↓
シロ「い、今は平時であるゆえ、交代で見回っております。ほれ、あそこに!」
ユ 「ああ、確かにオスのホシハジロさんの2人組が活動中ですね」
↓
ユ「ん?手前に水鳥さんが増えたような?」
↓
シロ「同じく星派次郎隊と共に水場を警邏しておる 金黒派次郎隊でござりまする」
ユ 「うん、キンクロハジロさんですね」
↓
ユ 「あれ?何かキンクロさんが物凄い勢いで近付いてきますが?」
↓
キン「怪しい奴!何者じゃ!?」
ユ 「えええ、え~と……」
シロ「これなるはお客人じゃ。我が城内を案内しておる。案ぜずともよい」
キン「されど、シロハラ様、コヤツ怪しげなものを我らに向けておりますぞ」
シロ「これなるはカメラというものじゃ。我らに仇なすものではない」
↓
キン「シロハラ様がそう申されるのであれば是非もなし。
されど、おかしな真似をすれば客人とて容赦せぬぞ」
ユ 「はい!……あ~びっくりした」
シロ「相すみませぬ。金黒派次郎隊は、ちと血の気の多い輩が多く、ご無礼いたしました」
ユ 「いえいえ、やっぱりカメラは怪しく見えますよね。気にしないでください」
↓
ジョ「客人、戻られたか。いかがであったか?我が家臣は?」
ユ 「はい、皆様しっかり?お仕事されていましたね。ちょっとびっくりしましたが……」
ジョ「何?キンクロが!そうか、驚かせたな。されど あ奴らは己が勤めを果たしたのみ。悪う思うな」
ユ 「大丈夫です。シロハラさんがとりなしくれましたから」
ジョ「そうか、シロハラ、大儀であった。下がってよい」
シロ「はっ!」
ジョ「客人、茶屋で一服して行かれるがよい。
チュン女が話をしたがっていた。写真とやらも撮らせてくれよう」
↓
ユ 「そうなんですか!行ってきます。
あ、シロハラさん、お忙しい中、ガイドとモデルにお時間を取らせてすみませんでした」
シロ「我は殿の命に従うたのみ。お気にめさるな。お客人、佳き旅をなされよ」
↓
シロ「では、我はこれにて」
ユ 「ありがとうございました(^^)/」
↓
=茶屋 にて=
チュ女「あれまぁ、キンクロさんがそのような事を。大変でございましたね~。
あの方々、目付きが鋭いから、さぞ怖い思いをされたのでしょうね」
ユ 「いえいえ、画的に面白かったので、どんどん来て欲しいです」
チュ女「あれまぁ、おかしなことを申されるお客人だこと」
↓
ユ 「ジョウ主さま、私はこれで失礼します。
ご協力ありがとうございました。楽しかったです。
キンクロさんも勇ましい所が見られて良かったです」
ジョ「うむ、 我が家臣の勢いに戸惑うことあれど、それを勇猛さと思うてくれたのならば重畳。息災でな」
ユ 「ジョウ主様もお元気で!」
↓
ということで、時代劇語で野鳥との邂逅を演出してみました
お城にジョウビタキがいたから、ジョウビタキが城主でジョウ主、からの時代劇言葉。でも軽めがいい。
出来そうだけど、これであってるの?って感じでした。苦しかった!
間違いあったらごめんなさいm(__)m
因みにホシハジロの正確な漢字は星羽白、キンクロハジロは金黒羽白です。
どーでもいいことですが、ホシハジロは星派太郎隊、星派次郎隊、星派三郎隊~~とあり、 キンクロハジロの金黒派も同じように隊があり、警邏するお堀をローテしているという裏設定がありました
シロハラも、城主の腹心だから城腹(正しくは当然ながら白腹)なんて、偶々撮れた野鳥で、言葉遊び(ダジャレ)ができたことに笑ってしまいました。
これがツグミやアオジ、アカハラ、カルガモやマガモ、ヒドリガモ等 他の鳥だったら、ここまで言葉遊びが楽しめなかったので、出逢えたご縁に感謝です
これで広島は終わりです。
来週火曜日に臨時号の最終回
金曜日は広島を離れ、呉の街です。
よろしくお願いします
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました