こんにちは
7月上旬に行った川崎大師に、ハトさんとスズメさんがいました。
何の気なく撮ったのですが、思わぬ表情で撮れていたので、
創作会話でご紹介したいと思います
彼らに一体何が起こっているのか、どうぞご覧ください
まだ屋台のお店の人が、準備に勤しんでいる午前中の川崎大師。
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ベンチで休んでいると、ふっくらと胸を膨らませたハトさんが目の前を歩いてきました
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ユ「あれは何をしているんでしょうね?
前を歩くハトさんの後を追っているみたいですが……」
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ユ「あ、足を上げました。求愛行動ですね!
オスのハトさん(以下ハト男)が、胸を膨らませて、首を伸ばし、
体を大きく見せることで、前を歩くメスのハトさん(以下ハト子)の
ハートをゲット(古っ!笑)しようとしているのですね。
さてさて、想いは伝わるのでしょうか?」
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ハト男「お願いしますっ!」(これも言い方古い?)
ハト子「えぇ~~?」
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ハト子「ごめんなさい!無理っ!!」
ハト男「!!」
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ハト男「……」
ユ「えーと、何と言ったらいいのか……ざ、残念、でしたね?」
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ユ「……という、残念だったハトさんがいたかと思うと、
あっちでは、カップル成立のハトさんがいますね」
ユ「まあ、仲良きことは美しきかな。善きかな善きかな……」
ユ「んんっ!?」
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ユ「あなたは巣立ったばかりのスズメさんですね?どうしたんですか?」
巣チ1「はい、仰る通り、今年巣立ちしたばかりの巣立ちチュンです」
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ユ「何だか暗いお顔をされていますね?何かあったのですか?」
巣チ1「ええ、まぁ……巣立ったばかりなので、
色々と慣れないことばかりで、憂鬱なんです」
ユ「まぁ、最初は誰でも恐ろしいものですよね。
でも、スズメさんは群れで生活をされるのでしょう?
助け合っている内に慣れていくものではないのですか?」
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巣チ1「それが、そうでもないんです。
あそこにボクの仲間がいますが、見えますか?」
ユ「あ、本当だ!可愛い!」
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巣チ1「あの通り、仲間も恐ろしくて、腰が抜けている状態なんです」
ユ「えっ、そうなの!?」
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巣チ2「うーん、動かないとーー」バサバサバサッ
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巣チ2「無理っ」
ユ「ええええ~?」
巣チ1「この有様で……」
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巣チ3「ボクたちも、そろそろ活動しないとね」
巣チ4「うん、動いて環境に慣れないといけないね。やってみるよ」
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巣チ4「いくよっ!」ピョン
巣チ3「おうっ!」
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巣チ4「おえぇぇぇ~!吐きそう~」
巣チ3「やめてぇ~!ここで吐かないで~!!」
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ユ「いやいやいや、まだ若いのに、そんなにストレスになるものなの?」
巣チ3「あ、野鳥社会がどんなに怖いところか知らない人のセリフだね。
生まれた瞬間からストレスだらけの社会だよ」
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巣チ4「そうだよ!ボクなんて、もう円形脱毛症になっちゃったんだから」
ユ「あああああああああ( ノД`)」
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ユ「ハトさんたちに、それぞれのドラマがあるように、
巣立ちチュンたちにも色々あるのですね。
ストレス社会に負けるな、巣立ちチュン!
恐怖に腰が引けたとしても、一段一段、大人の階段登っているよ」
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ということで、次回も調子に乗ってスズメさん。
タイミングが見つけられずに、温存されていた写真で、
久々にチュン団長が語ります
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました