こんにちは
ルリ男さん(オスのルリビタキ)を撮った後、移動しながら木を見ると、小鳥が沢山いましたが、なかなか近付いて撮ることが出来ずにいました。
少し疲れてベンチに座っていると、なんと、メジロさんの方からこちらに来てくれました
長く鳥撮りをしていると、こういうことがあるんですよね。不思議です
日陰だったので、色は厳しいですが、またやる気スイッチを押してくれるような可愛い仕草が撮れたので、引き続き脳内会話で遊んでみようと思います。
ユ「あの後ろ姿はメジロさんですね。
わざわざメジロさんの方から近付いてきたのに、どうしたのでしょう?」
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ユ「あ、こっち向いた。
何か、言いたそうにしていますね」
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メ「あのさーー」
ユ「メジロさん、こんにちは。何ですか?」
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メ「やっぱり、いいや」
ユ「えええーー!?」
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メ「うーーーん」
ユ「気になるじゃないですか!
言いたいことがあるなら、言ってくださいよ」
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メ「じゃあ、お言葉に甘えて言わせてもらうけどさ。
君さー、何か忘れていることがあるんじゃない?」
ユ「へっ?忘れていること?
……メジロさんから指摘されるような、忘れていることなんて無いと思いますが」
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メ「ええっ!!
何さ!こんな大事なことホントに忘れちゃっているの!?
ミ・カ・ン!!
僕にミカンをくれるの忘れているよね!?」
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ユ「ミカン?みかん、蜜柑かー!そういえば最近庭に置いてなかったかも」
メ「最近どころか、最後に置いてくれたのは14年前だよ!」
ユ「ゲッ!!じゅうよねん?そんなに経っていたんだーー!」
メ「この季節だけの楽しみなのにさ!」
ユ「う~ん、メジロさんの季節限定の楽しみを忘れていたのは申し訳ないけど……。
でも、自ら賄賂(餌)を置いて撮影しても、カタルシスがイマイチなんで、基本的に餌付け撮影はしていないんですよね~。
14年前も一部カビちゃったミカンを捨てるのがもったいないから置いてみたら撮れちゃっただけで……」
メ「ふ~ん。まぁポリシーに反するなら、それはそれでいいけどさ。
でも、君は今、ここで沢山写真を撮ったよね?僕をモデルにしてさ」
ユ「ああ、うん。どさくさ紛れに撮らせてもらいました」
メ「だったら、お礼があってもいいんじゃない?」
ユ「……なるほど?」
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ユ「な~んかメジロさんに腹黒さを感じるけど……分かりました。
ミカン半分だけだったらいいですよ。
帰ったら庭に置いておきます」
メ「やった!
分かってくれたならいいんだ。
絶対忘れないでよね!」
ユ「はいはい」
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メ「さーてと」
↓
メ「次は誰に頼もうかな~♪っと」
ユ「……」
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後日、約束を果たした図 その1
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後日、約束を果たした図 その2
メ「うま~~♪♪」
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このふっくらとした可愛いコは誰かというと、
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ミカン争奪戦に敗れたコ
メ2「僕もミカン食べたい……」
ユ「負けるな、ミカンはまだ残っているよ!」
ではでは
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お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました