1,000回泣いても諦めることができない
地獄を生きていく覚悟をした
覚悟するしかない
何の罰だろう。。
好きなものは好き、ということだった
アラフィフまでそんなことも知らずに生きてきてしまった
幸か不幸か、教えてくれたのは慎一郎
困ったことに諦めがつかない
この先もきっと
他の人を好きになることはないんじゃないかと思う
好きでなくなれば
どれだけ楽だろう
生きやすくなるだろう
慎一郎は
そんなこと考えたりしないのかな…
悩んでもどうしようもないものは
悩まないと言っていたよね
決めたんだと思う
わたしを好きでいつづけること
ただし、優先はしないということ
慎一郎は頭いいんだよね
申し訳ないとか
様々な感情をひっくるめて
いちいちブレない
わたしはアホだから
クヨクヨする
今でも申し訳ない気持ちでいっぱいになる
慎一郎にも奥さんにもお子さんたちにも
それなのに
わたしは慎一郎のことが好き
自分の気持ちを変えられない
クヨクヨせず
慎一郎のように
あっさりできればいいけれど
それがわたしには難しい…
だけど覚悟は同じだと思う
好きの度合いもきっと同じ
この命に換えても
慎一郎を守る
いつでも命を差し出せる
なんであの時この気持ちの大切さ
わからなかったんだろう
どれだけ後悔しても消えない
このことを考える度に涙が溢れ出す
1000回泣いても消えない
ううん、それ以上に泣いた
もしかしたら、この気持ち
死ぬまで知らずにいた方が
幸せだったのかもしれないよね
再会して閉じ込めていた気持ちに気がついて
地獄を背負うと覚悟した
あのとき
見えないチカラに引き寄せられる
逆らえないチカラがわたしを突き動かす
前に進まないと後悔する
そう思ってた
地獄だとしても好きでいたいと思ってしまった
そこに後悔はない
でもそのことで
慎一郎にも背負わせてしまった
そんなこと考えだしたら
申し訳ない気持ちでいっぱいになる
せめてわたしと過ごす時間は
しあわせに包まれますように…
楽しい時間でありますように…
30年経って
既に過去のことなのに
慎一郎が教えてくれたから
一緒に向き合ってくれたから
わたしは自分の心の中の思いというものを知った
慎一郎はわたしの神さま
まだうまく話せてないけれど
いつか話したいな
この感謝をきちんとお伝えしたいな