ホミン小説Snowy prince・113「望み」+色々 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」






Snowy prince・113「望み」




翌朝、可愛らしい鳥のさえずりで目が覚めた。
僕は結局、あのまま眠り込んでしまったらしい。

ユノが何時ごろに戻って来たのか気付かなかったけれど
こうして後ろから抱きしめられた状態で目覚めるって、
すごく幸せ。

ユノが起きてしまわないように
僕はそぅっと体の向きを変えて
じっと寝顔を見つめてみた。



「、、、きれいな顔」

「お前には負けるよ」

「あ、、、ごめ、、、起こした?」

「起きてた」

「、、、眠れなかった?」


そう言うとユノは少し笑って、顔を振った。
それから僕の額に小さく口付けて
何か喋るわけでもなく静かに立ち上がり
バスルームへと入って行った。

ユノの事だから、少なからず込み上げる緊張を
どうにか自分に言い聞かせて
消化しようとしているのだろう。

公務に慣れている僕でさえ
身が引き締まる思いだもの、、、

だから今朝はあえて何も話さずに
アイコンタクト程度で大人しくしていた。



順にシャワーを浴びても、まだ早い時間だったし、
家の中は物音ひとつしなかったから
ヒチョル氏はまだ起きてないのだろうと思い
しばらく部屋で過ごすことにした。

部屋に用意されていたコーヒーセットで
ユノが好きな、甘過ぎるカフェオレを煎れ
ふたりでもう一度ファイルに目を通していた時だ。


ーーーコンコン



「ん、、、、?」

「おっはよ~~」


ほぼノックと同時に顔を出したのは
昨夜と同じように、テンションの高いヒチョル氏。


「おはよう、チャンミナ。どう?よく眠れ、、、あぁ、ちゃんと寝かせて貰えた?(笑)」

「はぁ、、、やっぱり何言ってるかよく分かんない」

「あはは(笑)、かーわいい」

「ヒニムこそ、あれからちゃんと眠れたんですか?」

「この家は僕の家だよ?寝れない訳ないでしょ。それより、ふたりともさっさと朝食食べちゃってよ。トーストとハムエッグしかないけど」

「何から何まで、、、本当にすみません。ありがとうございます」

「やめて、そんな他人行儀。家族でしょ」

「え、、、」

「、、、食事しながら話す。とにかく支度を整えて降りて来て。あ、急いでね。冷めちゃうから」


そう言ってヒチョル氏はくるりと背を向けて
鼻歌を歌いながら部屋を出て行った。

今のところ、全く掴みどころのない人。
思わずユノに不安な顔を向けてしまった。


「ユノ、、、」

「ん、大丈夫だよ。彼は俺たちの事すごく心配してくれてる」

「何者なの?」

「(笑)、俺も知りたい。さ、支度して。早く降りよう」


僕たちは直ぐに荷物を整えてリビングに行くと、
ヒチョル氏は既にテーブルに着いて食事を始めていた。


そして、口いっぱいに頬張ったトーストを
ボロボロとこぼしながら大声を出し
ぶんぶんと手招きをして僕たちを呼んだ。


「お"!やっど来だな"!、ぼら、、ごっぢゴッヂ、、、ゴホゴホ、、、座わっで、ゴホっ!」

「あぁもぅ汚いなぁ全く!ほら、こっち向いて。お口拭いて」

「ん"ぁ"っ、、ありがとチャンミナ。ほら早く食べろ!冷えるぞ!」

「あなたがちゃんとしてくれたらすぐに食べますよ」

「ぷっ(笑)、じゃぁ、いただきます」


なんていうか、久しぶりだ。
こんなに賑やかな、、、というか騒々しい食事。
ヒチョル氏は相変わらず食べこぼしながら、
弾丸のように次々とお喋りを続けた。

自分が子供の頃の話しや
最近人間界へ出掛けて行った時の事を。


「ヒチョルさん、」

「ヒニム、だろ」

「、、、ヒニム、人間界へはよく?」

「まぁね。目的は君たちと一緒さ。情報収集とか単なる旅行とか。、、、まぁ僕はぶっちゃけ、何度もユノを探しに行ってたんだけどね」

「、、、俺を?」

「ん~、本当は入国して、タイミングを見計らってから話そうと思ったんだけど、面倒だからもぅ話しておくよ」

「とても大事な事のような気がする、、、」

「めちゃくちゃ大事な話だからよく聞いて。、、、あ、その前に、君たちふたりはパートナーだよね?」

「そうだ」




「ひゅ~♪言い切るなんてかっこいい(笑)」

「それで、」

「それで、という事は、、、さっきも言ったように、僕は君たちの家族にあたるの。僕の母はユノのお母様の姉。つまり僕とユノは従兄弟同士ってわけ。」

「まさかそんな、、、、、そんな事、僕たち全然知らな、」

「知らなくて当然。ぶっちゃけて言えば、僕の母は、陛下が妾に産ませた子」

「隠された存在、、、、」

「そ。、、、悪いね。朝からこんなダークな話題で」



あぁ、、、、
驚くべき事実。






つづく




✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――




ど、どうですか?(;´Д`A
ヒチョル氏とユノの関係。
面白い、と共感して下さったら嬉しいな♡

ていうか、Snowy長いよね(;´Д`A
一話も長いし連載も長い。


以前ある方に、わたしのお話しは
『長すぎて読者受けが悪い見本』
『みんな最初は良くても飽きて来なくなる』と
ダメ出し?された事があって、
物凄くショックを受けた事があります。

ガガガ━Σ(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)━ン!!!

すごく気になって悩んだのだけど、
『今日の妄想の記録』的な感じで
ひたすら書き進めるという
自分のスタイルはなかなか変えられず…

今に至る…(´・ω・`)ショボーン


そんな中、活字の量や焦れったい進み具合を
難ともせず、更新するたびに
Snowyに逢いに来て下さる皆さま、
本当に、本当にありがとうございます(^-^)

すごく、すごく嬉しいです音譜



で、思いがけず怪我しました。

イダダダダダ!
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ


衝撃画像ごめんね汗
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チョー痛かったねぇ…
こぅなった瞬間、目から火が出たわ。
漫画みたいに。

ジンジンして熱っぽくなって…
地味に血が流れるし(笑)

ユノー!(´>ω<`)
ヨシヨシしてぇー!

チャンミーーン!
一気に剥がしてぇーーー!
(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ←いゃおかしいやろ!




…て、
またわたしの話し聞いてないね

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