ホミン小説Snowy prince・87「愛」+雑談 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」





Snowy prince・87「愛」





ユノの頬を両手で触れて、何度も何度も甘噛みしては口付けを繰り返した。
腰に添えられたユノの手は背中を這って
僕の頭を引き寄せる。
僕に出来る精一杯で愛してあげたいと、心からそう思った。



「ん、、、、、」


二人の唇が少し離れても、絡んだ唾液が細い糸を引いて
それだけの事でも一心同体だと思う僕は
相当ユノに参ってるんだ。




「世界中に自慢したい気分。お前の事(笑)」

「クスクス、もぅ何言ってんの。恥ずかしい(笑)」


いきなりユノが僕をぎゅうっと抱きしめて
胸元に顔を埋めたまま
仔犬のように顔を左右に揺らすから、
髪の毛がくすぐったくて仕方ない。

本当に、本当に、なんて可愛らしい人。
このまま押し倒してしまいたい。なんて言ったら
不謹慎だろうな、、、


――コンコン


「あっ!多分ミノだよ。こっちに来たんだ。ドア、開けてあげなくちゃ。」


ずぅっとくっ付いていたいけど
惜しみながらユノの上から降りようと足を上げたのに、
ユノが腰を離してくれなくて元の位置に戻ってしまった挙句、
更に唇を追ってくる。


「チャンミナ待って。、、、ね、もう一度、キス、、、」

「ん~~、ひゃめ(だめ)、んん~~~、ひょっと(ちょっと)」

「、、、クックック(笑)冗~談。さぁ、お手をどうぞ、王様w」


ユノは含み笑いをしながら、僕の手を取って足を抜いた。



「ったく。、、、はぁい!ミノ、すぐ開ける!」


慌ててドアまで走り寄ってドアを開くと
起立した状態のミノがじろじろと、僕の頭のてっぺんから足の先までを見回す。
勘の良いミノの事だし、返事が遅くなったことの理由を
てっきりお見通しだと思って、正直、慌てた。


「な、、、なに、その目つき!僕、何もやましい事とかないし、昼間っからそぅいう事しようとか、これぽっちも、これっぽっっっちも!思ってないからな!」

「は?なに訳の分かんない事言ってんの?」

「え?」


ミノは怪訝そうに眉をしかめながら僕の前を足早に通り過ぎ、
持っていた数冊のファイルをユノの前のテーブルに置いた。
それから、おぼつかない足取りで追いかけていた僕の方へ向き直り、
ネクタイをグイと引っ張ったかと思えば
間髪を入れずに小言の始まりだ。


「まったくお前は!着替えもしないで何してんだ。これがどんなに貴重な衣装か分かってんだろ?仕舞うのは僕なんだぞ。これじゃいつまで経っても僕の仕事が終わりゃしない。何度同じこと言わせるかなぁ、もぅ。」

「あぁ~、ごめん、、、って、でももぅ正装するなんて事ないんだから、、、あんなに厳重に保管する必要はないんじゃない、、、?かな、、、、?」

「鈍いな、ほんと。、、、今後着る機会がないだって?、、、そうとも限らない。少なくとも、僕はそう思ってる。」

「、、、え?」

「まぁ良いよ。お前にはわかんない話し。」

「はいはい、もぅその辺にして。チャンミナはとにかく着替えろ(笑)そこにある俺の服、着て良いから。」

「ほら、脱げって!手伝ってやるからさっさと脱げ!」

「あぁ~、もぅ、急かさないでってば。一人で脱げるし!触るなー!僕の事はもぅ良いから、ユノにファイルの事話してて。僕、着替えながら聞いてるから。」


そう言うと、ミノはあっさりと僕から手を離し、
ユノに見えないようにアカンベーと憎らしい顔をしてから
一冊のファイルを手に取って、真ん中あたりまでパラパラと捲った。

それから、咳払いをひとつして、静かに話し始める。

「ユノ先生。結論から先に言うと、ユノ先生は、、、、、ユノ先生は、、、」

「、、、ちょ、、、なんでそこで止まるの、、お??」

「、、、、。」

「ユノ先生は、、、実は、、、」

「、、、、っだよ!」


肝心なところでミノが何度も詰まるから、苛ついてたまらず、
着替え途中だというのに
ミノの元へ駆け寄って、鼻先が当たりそうな程に近付いて顔を覗き込んだ。

ミノはチラリと僕を見て、すました顔で先を続けた。

「、、、ユノ先生は、、、本当は、、」

「だから!なんなんだよ!」

「間違いなく!石の種族後継者です。そして、火の国の王子であることも揺るぎない事実!、、、ここに王の印と共に証明されています。」

「だぁーーーーーーー!早く言えよ!」

「ククク(笑)、お前のその顔が見たかった(笑)、、、ユノ先生、これ、僕と親父で集めた資料です。」



安堵したのだろう。
ユノは目を瞑って深く息を吐き、掌で顔を拭った。
そして、ミノからファイルを受け取り表紙をめくる。


「、、、これは、」







つづく





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



むしむしジメジメの毎日ですねぇ~

リリィ地方は今朝からまた雨が降っていまして
洗濯物が困ります汗

リビングが物干し場。
さながらスラムのよう、、、(=ω=;)


あ!

スラムみたいなのは、今に始まった事じゃナカッタわ。

いつも散らかってるんだった。←(艸∀`


『うわうわうわ!最悪!!』

{E6083B50-A264-478E-8B26-E39DD456250D:01}


『僕もチャンミンにいつも叱られるのぅ~・・・』

{7BE91ACB-FF81-44E4-B3CE-4E22C0C4FB6B:01}


『ヒョンは良いんだよ音譜僕がいつでも片付けてあげる。さ、リリィさんの部屋から脱出しましょ!』

『あ、あぁ~~~あせる(笑)じゃ、リリちゃんお片づけ頑張ってネー♪バイバーイ』


{A66CBFBB-E8B4-4BF7-A768-96CCCB709BA2:01}


・・・・・またこのパターンかよ(=ω=;)


(・д・)チッ






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