Snowy prince・88「愛」
「これ、、、、、」
開いたページを見つめながら、一言だけ呟いたユノの顔は、
嬉しそうというよりも困惑しているような表情だ。
今にも泣き出しそうにも見えて心配でたまらず、
何が記されているのか気になるけれど、
僕から勝手に覗くのは何だか気が引けて
ユノの様子を見守るしか出来ないでいた。
ミノも僕と同じように黙って立っていたけれど、
内容を知っているであろうミノの口元が少し綻んで(ほころんで)いたから
悪い事は書いてないのだろうと推測出来て、ちょっと安心した。
それから、3枚目のページをめくった辺りで
タイミングを見計らって居たのか、ミノが言葉を切り出した。
「ユノ先生。これは全て正式な書類ばかりです。本来なら役所で保管しておくべきなのですが、これはユノ先生がお持ちになっていて下さい。、、、いつか必要になる時が来るかもしれないし、、、」
「、、、わかった。ミノ、本当にありがとう。大変なときに手間を取らせたな。申し訳ない。」
「いいえ。とんでもない。、、、僕に出来る事は何でもやります。いつでも、いつまでも、、、」
「、、、ミノ?どういう意味?この間もそんな事言ってたけど、」
「ん?何でもな、、、って、お前!!何て格好してんだよ!みっともないな、ったく!」
なるほど。確かにそうだ。
「ユノ先生。これは全て正式な書類ばかりです。本来なら役所で保管しておくべきなのですが、これはユノ先生がお持ちになっていて下さい。、、、いつか必要になる時が来るかもしれないし、、、」
「、、、わかった。ミノ、本当にありがとう。大変なときに手間を取らせたな。申し訳ない。」
「いいえ。とんでもない。、、、僕に出来る事は何でもやります。いつでも、いつまでも、、、」
「、、、ミノ?どういう意味?この間もそんな事言ってたけど、」
「ん?何でもな、、、って、お前!!何て格好してんだよ!みっともないな、ったく!」
なるほど。確かにそうだ。
今の僕を改めて見ると、上半身はシャツを首に巻き付けただけの状態だし
下は片足をズボンに突っこんだままのひどい格好。
要するに、とんでもなく肌蹴た姿。
「早く着ろよ、もぅ~、、、っとに世話がかかるんだから。罰として、今脱いだ王の服を自分でしまって来い。」
「なっ!なんで僕が!」
「どっちにしたって、僕が居ない間、自分で片付けないといけないんだから。」
「それもそうだ。」
「それはそうだけど、、、もぅ着る事はないって言ってるのに、、」
「だから~、そうとも限らないって言ったろ。ゴチャゴチャ言ってないで早く。ほら、鍵。5分以内に戻って来れたらほめてやるよ(笑)」
「あぁ~~~~もぅ~~~~」
何となく、煙に巻かれたと気付きはしたけど、
下は片足をズボンに突っこんだままのひどい格好。
要するに、とんでもなく肌蹴た姿。
「早く着ろよ、もぅ~、、、っとに世話がかかるんだから。罰として、今脱いだ王の服を自分でしまって来い。」
「なっ!なんで僕が!」
「どっちにしたって、僕が居ない間、自分で片付けないといけないんだから。」
「それもそうだ。」
「それはそうだけど、、、もぅ着る事はないって言ってるのに、、」
「だから~、そうとも限らないって言ったろ。ゴチャゴチャ言ってないで早く。ほら、鍵。5分以内に戻って来れたらほめてやるよ(笑)」
「あぁ~~~~もぅ~~~~」
何となく、煙に巻かれたと気付きはしたけど、
ミノが意図的にそうしたのなら、問い質さない方が良いのだろう。
僕は、あえて知らん顔をして、言われた通りに王の装束を手に取り、
この広い宮殿を、何としても5分で戻ってせせら笑ってやろうと思い
廊下に出た瞬間から駆け出した。
普段は廊下を走るなんてはしたない事、絶対に禁止なのだけど
規則を破るというのも、中々良い気分。
羽目を外した自分が可笑しくてたまらず、
思わずぷっと吹き出して、笑いながら廊下を走った。
・・・あの先にある角に、僕とミノが最も恐れる婆やが、
怖い顔をして待ち構えている事に気づくまでは。
━─━─━─━─━─
「それで、、、ミノ。わざわざチャンミンを追いだしたのは、何か理由があるんだな?俺だけに聞かせたい話しとか。」
「さすがユノ先生。気付いてくれるだろうと思った。ていうか、チャンミンにもバレてるかも。」
「だな(笑)、俺は構わないからなんでも言って。、、、多分チャンミンも5分じゃ無理だと思うし、(クス)」
「(笑)、途中で婆やに捕まって叱られてると思う、、、。あの、、、ユノ先生に話したい事は、閉鎖に関する事なんだ。」
「閉鎖に?」
「ユノ先生に関する資料を集めていく中で、重要な事に気付いたんです。」
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
あぁ、、、
閉鎖するんです。するんですよ~~~
さて。
わたし今日はハングル教室の日なので、これから行って参ります。
っていうか、6月まるごとお休みしちゃった、、、
やる気あるんだかないんだか。
いゃ!
ある!( ̄□ ̄;)!!ビクッ
T1ST0RY前に、ハングル検定を受けますよ、ってな事を
ブログにも書いたと思うんだけど、
なんと!
昨日!
合格通知が届きましたーーー!
いぇーーい♪(∩´∀`)∩
もぅさ、「試験に向けて勉強する」って事が
何年、何十年ぶりかしら、ってわけなので
正直、あんまり自信なかったんですけども、、、。
もちろん、自分に出来る範囲では頑張ってはいたよ。
けど、単語も中々覚えられなくてねぇ、、、
腐りかけた(あ、ある意味腐ってはいるが)おつむには、
良い刺激になりましたw
あの日、一緒に同じ級を受けたチングも、揃って合格
お祝いに近々、カラオケ行って騒ぎますww
ハングルって時々壁にぶち当たるのですが
スローペースではあるけど、コツコツ続けて行こうと思います
おめでとうをくれたHominRoomの愛しきメンバー、
そして褒めてくれたチングのみんな~
どうもありがとう~

선생님 정말 고마웠습니다~
사랑해요~~
(σ・∀・)σ


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この広い宮殿を、何としても5分で戻ってせせら笑ってやろうと思い
廊下に出た瞬間から駆け出した。
普段は廊下を走るなんてはしたない事、絶対に禁止なのだけど
規則を破るというのも、中々良い気分。
羽目を外した自分が可笑しくてたまらず、
思わずぷっと吹き出して、笑いながら廊下を走った。
・・・あの先にある角に、僕とミノが最も恐れる婆やが、
怖い顔をして待ち構えている事に気づくまでは。
━─━─━─━─━─
「それで、、、ミノ。わざわざチャンミンを追いだしたのは、何か理由があるんだな?俺だけに聞かせたい話しとか。」
「さすがユノ先生。気付いてくれるだろうと思った。ていうか、チャンミンにもバレてるかも。」
「だな(笑)、俺は構わないからなんでも言って。、、、多分チャンミンも5分じゃ無理だと思うし、(クス)」
「(笑)、途中で婆やに捕まって叱られてると思う、、、。あの、、、ユノ先生に話したい事は、閉鎖に関する事なんだ。」
「閉鎖に?」
「ユノ先生に関する資料を集めていく中で、重要な事に気付いたんです。」
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
あぁ、、、
閉鎖するんです。するんですよ~~~

さて。
わたし今日はハングル教室の日なので、これから行って参ります。
っていうか、6月まるごとお休みしちゃった、、、
やる気あるんだかないんだか。
いゃ!
ある!( ̄□ ̄;)!!ビクッ
T1ST0RY前に、ハングル検定を受けますよ、ってな事を
ブログにも書いたと思うんだけど、
なんと!
昨日!
合格通知が届きましたーーー!
いぇーーい♪(∩´∀`)∩
もぅさ、「試験に向けて勉強する」って事が
何年、何十年ぶりかしら、ってわけなので
正直、あんまり自信なかったんですけども、、、。
もちろん、自分に出来る範囲では頑張ってはいたよ。
けど、単語も中々覚えられなくてねぇ、、、
腐りかけた(あ、ある意味腐ってはいるが)おつむには、
良い刺激になりましたw
あの日、一緒に同じ級を受けたチングも、揃って合格

お祝いに近々、カラオケ行って騒ぎますww
ハングルって時々壁にぶち当たるのですが
スローペースではあるけど、コツコツ続けて行こうと思います

おめでとうをくれたHominRoomの愛しきメンバー、
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