ホミン小説Snowy prince・39「変化」 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り
ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」






Snowy prince・39「変化」




その日の夜、
公爵とミノに予め警護を頼んでいたけれど、

大公を拘束した今、もはやそれは必要ない訳だ。

大公が数年にわたり僕に差し向けた賊徒たちも、
居所を把握している公爵の手配で
王族警備隊により、既に牢へ入れられた。

僕とユノは、ミノが整えてくれたゲストルームに案内されて、
やっと一息ついた。



「ミノ。せっかくだからミノも一緒に泊まらない?、、、少し、話したいこともあるし。」

「あぁ、そうしたいところだけど、、、今夜は帰らなくちゃ。」

「、、、ミノくん。きっと君は俺を恨んでるだろうな。君にとっては知りたくなかった事ばかりだっただろう。辛い思いをさせてごめん、、、。けど、俺は君を苦しめる為に暴露したんじゃない。全てを明らかにして、みんなや、この国を救いたい一心だった。」

「わかっています、ユノさん。あなたはみんなの心を救ってくれた。、、、僕の親父やおふくろだって、これから先もずっと秘密を抱えて生きていくのは辛かったでしょう、、、真実が話せた事であんなに安堵した親父の顔、、、僕は初めて見た気がします。」

「、、、うん。そうだね。公爵って、いつも怒ったような顔ばかりしてるんだもん(笑)」

「(笑)、うん。、、、まぁ、とても笑えるような心境じゃなかったんだろぅ、、、」

「、、、さ、ミノ。今夜は公爵と一緒に家に帰って、家族でよく話しをして。」

「あぁ、そうする。、、、あの、チャンミン、」

「ん?なに?」

「親父の処分のことだけど、贔屓は無しでちゃんと裁いてくれ。大公に脅迫されてたとはいえ、お前を苦しめ、危ない目に合わせてた事に変わりはないんだから。俺も親父も、覚悟は出来てるから。」

「、、、あぁ、それはまた今夜考えておくよ。心配しないで。、、、、さ、公爵のところへ行って。また明日の午後に会おう。」



ミノが帰ってしまい、僕はユノと二人きり。
正直、どうやって持て成して良いのか
慣れてないから分からない。


「あ、、、えと、お茶でも飲む?」


取ってつけたような言葉。
お茶を入れる動作もぎこちなくて
勝手に顔が赤くなってくるのが分かる。


「おーい、チャンミン。、、、お湯もないのにどうやってお茶飲むの?」

「え?あ!あぁ、もぅ!お湯沸かさなくちゃいけなかった!」

「この部屋、キッチンなんてないけど、どうやって沸かすんだ?」

「暖炉の上が鉄板になってるでしょう?そこにケトルや鍋を乗せるんだよ。火が弱いから薪を足さなくちゃ。」

「火を強めるのなら俺に任せろ(笑)」


ユノは徐に暖炉に近付き、さっき広間でして見せたように
掌をギュッと握って開き、炎を熾して暖炉に放り投げると
足された薪にボゥッと火がついて、一気に燃え盛った。


「ユノ。もしかして、山小屋で僕が眠ってる間にスープを作った時も、こうして火を熾したの?」

「あー、、、あぁ(笑)お前寝てたからまぁ良いか、と思って。、、、孤児院の先生に止められたけど、実は時々利用してたw」

「そう、、(クスクス)、あぁ、そうだ。この部屋の隣にバスルームがあるから、良かったら先に入って。ユノ、ずっと山小屋に居たんだし、今日は色んなことがあったから疲れたでしょう?」

「それを言うならお前だろ。先に入れよ。王様が最優先ですから。」

「わざとらしく王様とか言うのやめてよ。」


「、、、なぁ、風呂、広いの?」

「んー、ミノの家の風呂しか知らないけど、、、バスタブはミノん家の5倍くらいかな。バスルーム自体はミノの部屋より少し広いくらい。」

「ひっろ!、、、じゃあさ、どっちも譲り合うくらいなら一緒に入ろうぜ。」

「ん?え?、、、、えぇーーーーー!!」


ユノときたら、、、何てことを言うのだろう。

僕はこれまで、誰とも一緒に風呂に入った事なんてない。
自分で言うのもなんだけど、王に対して
そんな恐れ多い事、誰もするはずが無かったからだ。

それにそんな恥ずかしい事、
出来る訳ないじゃないか。



「いゃ、あの、ユノ。無理無理。絶対!ムリ!」

「え?(笑)、なんで?人間界には温泉っていうのがあって、みんな一緒に入って裸の付き合いするんだぜ?」

「え!?、、、嘘でしょ。そんな恥ずかしい、、、」

「あ、お前恥ずかしいからイヤなのか?おっかしいの~~~(笑)」

「いゃ、それ当たり前でしょ!ユノは平気なの?」

「知らないやつとは嫌だけど。お前だし。」

「そんな事言うのはずるい気がする。」



そう言うと、ふと、ユノが黙り込んで、
口をもごもごとさせたり唇を尖らせたりして、
何か言いたそうではあるものの
はっきりと言わず、様子がおかしい。




「、、、?ユノ、どうしたの?なにか気になる?」

「あの、俺さ、、、多分、お前の事、、、好きなんだと思う。」






つづく





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



リリちゃんは

17日からの遠征に向けて、準備が大変中~~

なにしろ17日に家を出て、20日まで帰らないもんですからして。

3泊4日です。

今年もkie家に泊まるのですwwwww


明日、キャリーバックをkie家に発送するので
とにかく荷物つめなければ!


なので、ずっこけ日記はお休みだ~~
汗




東方神起ポチユノサイいちごおねがいします㌧ペンライト

にほんブログ村

バンビポチハートうちわこちらもぜひいちご

二次小説ランキングへ