短編・Snowy prince・9「出逢い」
「ユノ、、、」
「なぜ王国の事を知ってる。、、、誰から聞いた。」
僕らは、明らかに訝しげな目つきで彼を見ていただろう。
「ユノ」と名乗ったその男は、
ふっ、と笑顔を見せ、穏やかな声で僕らに話しかけた。
「そんなに警戒しないで下さい。大丈夫。僕は絶対に、あなた達に危害を加えたりしません。それより、一刻も早く王様を治療したい。どこか休めるような所はありませんか?」
「、、、確かに。ここから1キロほど離れたところに山小屋がある。そこへ、、」
ミンホが言い終わらないうちに、
ユノはするりと僕を抱き上げた。
「なっ!、、自分で歩ける!」
「そうかなぁ?(笑)、痛くて歩けないと思うけど(クスクス)、、、こんな時は素直に甘えてればいい。ほら、俺の首に腕を回して。」
「、、、、。」
初めて遭遇した「人間」を、
容易く信用することなど、まだ出来ないでいたけれど
彼の微笑みと砕けた話し方は
不思議な程に僕の心を落ち着かせた。
ミンホの案内に付いて山小屋に到着するまでの間、
ユノは、山道ながらもなるべく安定した場所を選んで歩き、
負傷した僕に気を遣いながら歩いてくれるのがわかる。
僕の体が揺れて
痛みを感じないように、、、
「、、、あの、ごめんなさい、、、重いでしょう、、」
「(笑)、全然平気。それよりも、痛みは大丈夫か?山小屋につくまで頑張れる?」
「、、、うん」
「体の力を抜いて、俺にもたれてろ。」
「、、、、、うん。」
気を許したわけじゃないけど、、、
自分でも驚くほど素直になっていく。
なんだか、、、
変な気持ち。
「ここが僕たちの所有している山小屋です。中にベッドがあるから、チャンミンをそこに。」
「わかった。すぐオペに取り掛かるから、君も手伝ってくれないかな。まず、湯を準備してくれ。熱湯がいる。」
「、、、わかった。すぐに。」
「それから、シム・チャンミン。このままじゃオペが出来ないから、その立派なズボン、ハサミで切るぞ。良いな?」
「あ、、、あぁ、構わない。」
「それと、、、上半身に着てる、、、その、、鎧?みたいなやつ。そんなの着てたら横になれないから、それは自分で脱いで。」
「わかった、、、」
「それから、痛みを麻痺させるために、これから麻酔を打つ。、、王国にもある、、、かな?」
「あぁ、、、うん。僕らの国は、人間界ととてもよく似ているから知っています、、、。」
ユノは、応急処置には充分な医療道具を持ち合わせていて、
それを使って完璧な処置を施した。
「思った通り、、、。かなり深く刺さってたけど、神経には当たってないから歩くのには問題ない。不幸中の幸いだったな。」
「そぅ、、、、ありがとう、、、」
「王を救ってくれたことは感謝する。けど、あなたを全面的に信用したわけでは無い。」
「、、、っ、ミノ、」
「これから僕のする質問に、全て答えてもらう。」
「ミノったら、」
「あぁ。なんでも聞いて。」
「絶対に嘘をつくなよ。」
「ミノ!、、、失礼な言い方はよして。」
「は(笑)、お前、手当てしてもらったからってもぅ信用したのか?」
「そうじゃない!、、、けど、この人は、、、嘘をつくような人じゃないし、悪い人じゃ、、、」
「(笑)、なんで分かるんだよ、そんな事!」
「静かにしろ!、、、ったく。」
「、、、。」
「、、、。」
「本当に王様かよ(笑)まだ子供だな」
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こんばんわ(∩´∀`)∩
前回の記事、たくさんの方に共感して頂けたみたいで
思わぬ反共に驚きと嬉しさでドキドキしました

「オマケ」に関しては笑い話で済む事だし、
業者さんに悪気はないので良いんですけどね( *´艸`)ww
ただ、世間の認識がまだまだ曖昧なんだなぁ、って
改めて思い知らされた、っていうか、、、
このジレンマがいつまで続くのかなぁ、って思って
ちょっと吐き出したくなったのです。
でも、だからといって、
あたし達の気持ちは、揺らぎはしないしね。
これからも二人に寄り添って付いていく

うん♪それだけだね

それと、
前回T1ST0RYのジャケットが、「袖と丈が短いよ」って
書いたんですけど…
あれ、息子に着せた場合に限ってです

ごめんちゃい、、、( ̄_ ̄ i)
いゃ、うちの息子に着せてあんな具合なら、
ユノとチャンミンはどうやって着こなしていたんだろうかと…
ん~~~~~…
よくわからん!←ヽ(;´Д`)ノ
さて。
明日からまた平日ですね。
寝坊しませんように、、、
アラームねぇ、Spinningにしてて
結構激しく起こされてるんですけど、、、
朝から(*´Д`)ハァハァ…
とにかくさ、
スヌーズ、っていう恐ろしい機能が
あたしを「安心」させるのよ…
スヌーズが悪い!!←
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