Snowy prince・10「出逢い」
「なっ!!、子供って(笑)、、、あんた、僕らがいくつか知りもしない癖に(笑)教えてあげるよ。僕らの年齢は、」
「ミノ!、、、、、やめて。」
ユノを拒否しているわけでも、
腹を立てているわけでもない。
ただ、「人間」との接触に戸惑い、
警戒心が解けていないからだ。
ミノは強がっているけど、正直、
怖いんだと思う。
「ミノ、ありがとぅ。、、、大丈夫だよ。、、あの、ユノさん、すみません。ミノは、」
「良いよ。わかってる。じゃぁ、、、俺からまず、自己紹介する事にしようか。」
この人が「医者」だからなのか、、、
僕が最後まで話さなくても、
彼には僕の言いたいことがちゃんと伝わっているらしい。
「俺の名前はチョン・ユンホ。自分で言うのもなんだけど、人間界ではかなり腕のいい医者だ。君たちに危害を加えたり、王国を脅かす事などしようだなんて思ってない。それだけは信じて。」
「、、、まず、なぜ王国の事を知ってるのか、説明して。」
「俺が受け持っていた患者の女性から、王国に関する本や宝石を託された。それから、、、彼女がシム・チャンミンに対する想いも一緒に、、、。」
「、、、、僕、、、に?」
「見せてくれ。その本を。」
「あぁ。」
僕とミンホは驚いて、
声を出すことも出来ないでいた。
なぜなら、その本を表紙に描かれている模様は
王族しか使用する事の許されないモチーフだったから。
「これが人間界に出ているなんてあり得ない、、、」
「信じられないな、、、」
「、、、あの、これを持っていた女性はどんな方ですか?」
「かなり高齢の、、、老婆だ。」
「老、、、婆、、、」
「その人は今どこでどうしてる。」
「ひと月ほど前に老衰で亡くなった。彼女が亡くなる前に、俺にこの本の存在を明かし、譲り受けた。」
ユノが話す「老婆」に、
心当たりがない訳ではなかった。
頭の片隅に、
僅かに残る記憶を手繰り寄せていると、
次第に動悸が打ち始めて
体中にじっとりと纏わりつくような汗が滲んできた。
段々と呼吸が浅くなり、
苦しい。
「チャンミン?、」
僕の視界はぼやけて、近付いたユノの顔さえ
まともに見えない。
「、、、ユ、、、、ノ、、、」
体の力が抜けていき、
立っていられそうもない。
「チャンミン!、、、大丈夫。落ち着いて、ゆっくり息をして、、。さぁ、ベッドに横になろう。大丈夫、、大丈夫、、、」
ユノは僕の体を包み込むように支えながら
安心を促し、ゆっくりとベッドに横たわらせた。
「熱があるな、、、オペは完璧だったし抗生物質の投与も充分なはずなのに、、、なぜ、、、」
「ミノ、、、矢を、、、矢を見て、、、」
「あぁ、、、、毒だ。体に回り始めてる、、、これは人間の薬じゃ効き目はない。」
「そんな、、、」
「チャンミン、、、これからすぐに、王国に戻ろう。一刻も早く解毒しないと、」
「この状態で、彼を歩かせるのは無理だ!」
「じゃぁ、どうすれば!」
「ミノ、、、僕はここで待つよ、、、だからミノ、薬草を持って、もう一度ここへ戻ってきて、、、?」
「お前を一人で置いてけないよ!僕のいない間に、もしもの事があったら、、、僕は、、」
ミノは今にも泣き出しそうだ。
「(笑)、、、大丈夫だよ、ミノ。一人じゃない。、、、ユノ先生がいてくれる。」
つづく
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ふふふ。
みなさん、お元気ですか、、、
わたしは昨日と今日、
自分でも何をしてるのか分からないような
忙しい日々を過ごしてました←
もともと、生活リズムが夜型なんですが、
冬は冬眠するようになっているのか
昨夜は眠くて眠くて、、、
パソコンを開かずに寝てしまいましたよ…
※ちぇりちゃん、メッセのお返事、今から書くね

話し変わりまして、
みなさん、キャラ弁作った事ありますか?
あたし、、、
超絶ド下手!
なんですけど、、、どうしよう。
どんぐらい下手かって言うと、、、
んー…ひっくり返るくらい、、、。
まぁ、、、
話のネタにどうぞご覧ください、、、。
パパと、高校生の次女子が
毎日お弁当なんです。
去年の秋に作った衝撃のキャラ弁第一弾
コレ…ゾンビ弁当
「なぜにゾンビ…」とチング達が絶句していましたけど、
わたし、ウォーキングデッドが大好きなので…
にしても、
クオリティ最低。
ユノとシムがこれ見たら…
何て言うでしょうね…(TωT)
で、
久々に今日作ったのが
コチラ↓
かわいい

前よりはレベルアップしている。
(塩コブだけど、、、。)
癒される

(塩コブだけど、、、。)
女子高生のお弁当に
塩コブ。
わたしの限界を見たな…( ̄ー ̄;
でもね、
今日はチーズケーキも作ったのだよ。
わたしの定番スイーツ。
これ↓
キャラ弁は無理だけど、
これならイケる(笑)
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