同調(その九)
「痛ったい!」
「あぁ!、ごめん、ごめんねチャンミナ(汗)」
わざとらしく、あくまで大袈裟に痛がる僕のところに飛んできて、
心配そうに顔を覗き込みながら
大きな手で何度も頭を撫でてくれる、、、
こんな純粋なヒョンが、僕は大好きでたまらないw
「もぅ良いからw、大人しくして。(クスクス)」
そう言いながらユノの手を取って勢いよく引き寄せると、
弾みがついて僕にそのまま覆い被さってしまったから、
ユノは咄嗟に上体を浮かせて、更に慌てたw
「あぁ!悪い!いゃお前がいきなり引っ張るから、」
「あはは(笑)、ベッド柔らかいし、痛くないから平気だってば(笑)」
「、、、、、んー、でも俺は意外と平気じゃないかも。、、、こんな至近距離だとヤバい。」
肩肘をついて、僕の顔を下に見ながらユノが呟く。
僕の喉はこくんと音をたて、それから次の言葉を静かに放った。
「、、、だからねユノ、さっきの話しの続きだけど、、、」
「うん、、」
「ユノが言ったでしょ?僕たち、誰にも恥じる生き方はしていない、いつも堂々としていよう、って。」
「どんなに隠そうとしたって、この気持ちは隠しきれない。俺たちは確かに愛し合ってる。いつも、どんな時も、信じ合い支え合っていこう。、、、いつも、」
「どんな事があっても、」
「離れない、、、」
ユノは顔を近づけ、
僕はユノの頬にそっと手を添えて、ゆっくりと口付けた、、、
「ね、、、ユノ。本当は僕、ユノと別々に暮らしたくなかったんだよ、、、それに、ユノへの想いが強くなればなるほど、、、自分の部屋に帰るのが寂しい。最近は特に、、、」
「(笑)、俺も同じ。、、、でも、一人で暮らす事は別の意味があるから、、、今は仕方ないな、、、それに、、」
「それに、、、?」
「よく考えたら俺、週の半分くらいはお前のとこに泊まってるだろ(笑)、それでも寂しい?」
「でもそれは、ユノも寂しいからデショ(笑)」
「実はそうだw、、、また二年後、もう一度考えよう、、、、ほら、目、、、閉じて、、、」
僕たちは抱き合いながら、
顔の角度をつけて何度も唇を重ねた。
ふっくらと厚みのあるユノの唇と、
薄くて少し冷たい僕の唇の相性はとても良い。
どれだけ吸っても、もっと欲しくなる。
挿しこんだ舌は奥まで進み、唾液を纏って
湿った音を立てながら絡み合った。
二人の息は熱く荒くなっていき、
ベッドルームには僕たちの吐息だけが滲んでいく。
つづく
20131202am1:55
んー…
さっきからお腹が痛いです( ̄ー ̄;
多分これ、
持病?っていうか、体質的な卵巣系の痛みだわ。
女はいろいろ大変ですな、まったく。
ε=(`・д・´)プンプン!!
あ、そだそだ。
今回のお話しの「同調」ですが、
お察しの通り、あと二回くらいで完結の予定でして、、、
なにしろ「短編」って決めちゃったんだしぃ…
そしたらやっぱ、十話くらいでやめとかなくちゃじゃん…
そいで、
次回はもしかしたらアメ限か、
もしくはまた、リンク先で公開になるかと思います。
アメパトさん怖いんだもん(´;ω;`)←
いつもお越し下さって、
お話しを可愛がって頂けて、嬉しい限りです♡
ありがとう(*^-^*)
12月にはいってグーーーっと寒くなりましたね。
暖かくして、ご自愛なさってね

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