同調(その八)
「なぁ、チャンミナ。ヒョン、思うんだけど、、、」
僕がリモコンを取り上げてDVDを切ってしまったから、
ユノは少し拗ねたようにクッションを抱いてソファーに寝転がり、
ぼそぼそと呟いた。
「ん?」
振り向くと、スウェットシャツがずり上がってチラリとお腹が出ている。
僕はいつものように、
それをぎゅっ、と引っ張ってお腹を隠した。
「で?なに?」
「お前この頃、素直、、、だよな」
「はぁ?、、何を言うのかと思ったら。僕は昔から素直ですよ。」
「んー、、、聞き分けが良い子ではあったけど、そういう意味じゃなくて、、、」
「あ!ヒョン、もうこんな時間だよ。どうせ横になるならベッドに入って。」
「あ~、またそんな事言ってヒョンを誘う。(笑)」
「な!、な~に言って、、、あーもぅ訳わかんない。じゃぁ、ヒョンそこに寝れば良いですよ。僕はベッドで寝まーす。じゃね。」
「あ、嘘ウソ、待ってよ、チャンミナ~」
スリッパも履かず、僕のあとをバタバタとついてくるユノが
すごく、すごく可愛くて、
思わず吹き出して大笑いしてしまった。
それから二人とも子供みたいにベッドに飛び乗り、
ゴロリと仰向けになった。
僕はすりすりとユノに近付き、
寄り添うようにして寝転がった。
「さっきの話だけど、、、」
「ん?あぁ、、、(笑)、」
「正直、ユノと結ばれてからの僕は、片思いしてた頃よりももっと、絶対に誰にも知られちゃいけないと思って、細心の注意を払ってた。」
「、、、だよな。俺も同じ。親しい友達にも言えなかったな、、、」
そう言いながらさりげなく、
ユノは僕の頭の下に手を伸ばし、腕枕をした。
「、、、俺たち、随分悩んだよな、、、あの頃は、今まで経験した事の無い辛い事がたくさんあって、将来が真っ暗で、、、だから、お互いに対する想いが錯覚なんじゃないか、って、、、」
「うん、、、自分の気持ちを確かめるために、仕事以外では距離を取るようにしてたよね。一緒に暮らしてるんだから、そんな事無理なのにw」
「お前、ずっと自分の部屋に閉じこもってた(笑)、、、仕事中でさえ殆ど喋らなかったり。」
「そうだったね(クスクス)、、、けどさ、」
「うん?」
「ある日、ユノが言ってくれたんだよね、、、あ!その時の言葉、覚えてる?」
「、、、覚えてるけど、、、言わなくて良いよ。っていうか、今言うなよ!ダメッたらダメー!あ、、だめよ、だめだめ!!だめーー」
「ぅっわ!!痛った!!」
ユノはあまりに慌ててしまい、
僕に腕枕してる事をすっかり忘れて飛び起きたから
僕の首はガクンガクン。
これはもぅ絶対、やり返さなくちゃ(笑)
つづく
20131201am1:17
㌧ばんは(*´ω`*)
日付が変わって、今日から12月。師走ですね。
もう今年が終わっちゃうのか。
早いな~、、、
今週のあたしは更に忙しくなりそうだ。
ヤフプレとか、ぴあとか、当落発表あるし、、、
気持ちが落ち着かない。
そして、
日曜日からは渡韓だから支度もあるし、
その前にマツエクとか
フェイシャルとか行かなくちゃだし、、、
体も落ち着かないな~、、、
「ふふん、リリちゃん。頑張ってるじゃない。
その調子よ。
気を抜いてはダメ。いいわね?」」

ハ━━━ヾ(。´囗`)ノ━━━イ
風邪が流行っていますね。
みなさま、ご自愛なさってくださいませ(*´ω`*)
いつもポチッとありが㌧♥

にほんブログ村


