くじけそうになったとき…皆さんはどう対処していますか?
新しい分野の講演を通訳することになり、
資料も情報も直前まで届かず、不安で怖くてしょうがなく、
情けない自分になったことがありました。
本番を迎えるまではプロとしてこんなこと誰にも言えません。。。
体を震わせながら頭をかかえていたとき、突然
ひらめきました。
『そうだ!いいバッグを買おう!』
『明日の講演を通訳したらいただく報酬とほぼ同額の
バッグで素敵なものを買おう!』
無我夢中で最寄のお店に飛び込み、想定した額で
気に入ったバッグを買うことができました。
その夜は枕元にこのバッグを置いて寝て、
当日はこのバッグの中に大事な通訳道具を入れて
気を引き締めて現場へ向かいました。
『もうこのバッグを買ったんだから、
ちゃんと働きなさい。
どんなに辛くて恥をかきそうになったとしても
絶対に逃げるな』
と自分に言い聞かせました。
いわゆる『頑張ったご褒美に何かを買う』の逆バージョンですね(笑)

当日はスピーカーの方に事前にガツガツと講演内容を
聞き出しできるだけ情報を集め、可能な限り会場へ早く
入って会場の雰囲気に慣れて、場に飲み込まれないようにして、
資料読みに集中しました。
ものすごい量の資料で、本番までに果たして読み終わる
のだろうか。。。
不安になったときは隣の椅子に置いてあるバッグを見て。
まだまだ足りないところはあったものの、なんとか無事
通訳を果たしました。
新しいタイプの自分への追い込みでした(笑)。
相当頭の中は消耗したようで、翌日の夕方まで頭が
ガンガン痛かったけども、なんともいえない充実感!!
とはいえ、毎回こんなことをしていたら
収入プラスにはなりませんがね(笑
さぁ、また頑張ろう!!
莉々紀子