+オカマと息子+ | ユリノキ-家族はじめます!-

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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

息子が、「オカマ」という存在を知ったのは、主にクレヨンしんちゃんを通してである。

 

NETFLIXで観た、歴代のクレヨンしんちゃんの映画には、必ずと言っていいほど、オカマが登場している。

ちなみに、私が大好きなオカマキャラクターは、ジョマとマカオ

 

クレヨンしんちゃんのグッズショップで、オカマの魔女、ジョマとマカオのシースルーのピンク色をした巾着が欲しくなってしまったほどだ。

 

 

息子も、野原一家を死に物狂いで追いかける、ジョマとマカオに大爆笑し、オカマって面白いんだ、と少々の好感を持ったらしい。

 

ちなみに、もう一人気になるオカマキャラクター下矢印

『嵐を呼ぶ栄光のやきにくロード』に出てくるトラックドライバー

 

 

 

しかし、映画『グレムリン2』で登場した、女体化したグレムリンには、恐れを抱いていた。

 

私が、女体化したグレムリンの真似をしようものなら、本気になって殺しにかかってくるのだ。

「うっふ~ん!!結婚して~ん♡ちゅっちゅっ♡」

「本当やめろ!!死ね~!!

 

 

さて、先日、とある男子高校の文化祭へ訪れた時のことだ。

男子校ならではの、女装コンテストが行われていた。

 

校内には、エントリーしている男の子たち女性化した写真が飾ってあり、それぞれ番号がふられていた。

 

私たちが、その中から、誰が一番美しく魅力的かをジャッジし、投票する仕組みだ。

 

「はるくん、ミスコンだって!やろうよ、投票!」

 

「えー…、何コレ?女?」

 

「違う違う、みんな男なんだけど、女の人の恰好して、誰が一番きれいか競っているの。選んであげようよ。番号書いて、箱に入れるだけ!」

 

「えー…じゃあ…6番かな…。」

 

息子が投票すると…

「どうもありがとう♡ 6番で~す♡」

 

と、6番本人が姿を現した。

 

その時は、無表情の息子であったが、

「ママ、どうしよう、オレ初めてオカマ見ちゃった。」

「いや、あれは女装しているだけ・・・。」

と、後から受けた衝撃を表現していた。

 

 

 

そんな息子の顔が、少し女の子にも見えるなと思って、一年前に撮った証明写真に、とある落書きをしたことは、秘密にしておこうと思う。