キノピオレストランをあとにし、ばあばは、土産もの屋へとすっとんでいった。
マリオカートに並んでいた時には｢足が痛い･･･。｣と廃人のようになっていたのに、土産もの屋へと向かう足取りは、非常に軽快である。
マリオのBダッシュでも追いつかないであろう。
◇
息子はるは、まだまだマリオのパワーアップバンドで遊びたい様子だったので、我ら一向は、ミニゲームにチャレンジすることにした。
同じアイテムを揃えるスロットマシーン。
慎重な息子の一方で、時間切れシステム作動！！
時間切れとかあるんかい！？
先に教えほしいものだ。
並んで待ったのだが、このゲームは、パワーアップバンドのキー・チャレンジとあまり関係がなかったようだった。
気をとりなおしてまわせ！クリボー・クルクルクランクに、チャレンジ！
こちらは、パワーアップバンドのキーチャレンジの一つである。
とにかくグルグル回せば、クリボーが現れてゲームクリアとなる。
、と様々なゲームにチャレンジしているところに、父きみじがやって来た。
｢よぉ。｣
｢あれ？そういえば今までどこにいたの？｣
｢わし、ママを見張りに行ってた。｣
｢でも、わしがアレ買うのか？とか、それはいらないぞ、あんまり買うなよ。ってアドバイスしてたら、急に怒り出したから、逃げてきた。｣
｢そうですか･･･。｣
｢だけど、こっちに来ても、はるがゲームずっとやってるし、わし行き場を失ってウロウロしてるんだ。｣
ゲームもしていないのに、完全に積んでいる人、ここにあり。
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